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趣味の変化もクソもなくて、アニメ関連のことだけを書いてるブログになっていましたとさ…

花咲くいろは 第15話 「マメ、のち、晴れ」

■花咲くいろは 第15話 「マメ、のち、晴れ」

脚本:樋口達人 コンテ:入江泰浩 演出:安斎剛文 作画監督:小島明日香

仕事は大変である。・・・そんなことは、誰にだってわかりますよね。言うだけなら誰にでもできます。けれども、本当の大変さというのは実際に働いてみないとわからないものですよね。今回の話で、結名は「働く」ことについてちょっぴり知ることができたのでした。

「好きなことを仕事にするべきだと結名は思いまーす!」・・・この考えは変わっていないんでしょうね。けれども、旅館の仕事についての価値観は変わったのだと思います。自分が労働したことによって、誰かを笑顔にすることができたわけですし、誰かに褒められたわけなのです。旅館の仕事の楽しさに気づいた・・・というよりは、簡単ではあるけれども、「働く」ということについて知ることができたわけですよね。厳しさだったり、楽しさだったり。風呂掃除なんてのは「働く」ことなんて言えないかもしれませんが、それでも結名にとっては大きな一歩だったと思います。

そして、働いたからこそ「旅館で働くのは大変」という言葉にも、それなりの重さが生まれてくるわけで。今回の冒頭で、前回のセリフ「旅館で働くの大変だもん」をわざわざ再び言わせていたのは、働く前と後で「旅館で働くことは大変」という言葉の違いを明確にするためですよね。地味ながら意味のある構成なのでした。

「しないだけだもん。できないわけじゃないもん!」と緒花に対抗しようとしていたのも、緒花と結名は対照的な存在であることを表しているような気がしてしまいました。目の前の壁を一生懸命乗り越えようとする緒花と、大きな夢に向かっていこうとしている結名。対照的ではあるのですが、なんだか立ち位置としては同じな気がするんですよね。。。

そういえば、新OPで結名がホースを握って水撒きをしているのは、今回の風呂掃除シーンと関係しているんですかね?彼女が最初に触れることとなった仕事まわり・・・つまり、許嫁の彼の仕事がホースを使った風呂掃除だったわけで。そこから、彼女における仕事=ホースで水を撒くこと・・・という認識がどこか強くあるんですかね?それが新OPに表れているのだとしたら、なるほどなぁ・・・と勝手に合点いってしまうわけですが(笑)。

まぁ、結名の話ばかりしてきてしまいましたが、何だかんだで緒花の前向きさがあったからこそ・・・なお話なのでした。緒花は走るのが似合ってますね(笑)。

今回もコンテは入江泰浩さん。依頼されたときから、2話連続でコンテをやってもらうことが前提だったとか。


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「電波女と青春男とロフトプラスワン」 レポ&感想

電波女と青春男とロフトプラスワン @新宿ロフトプラスワン


に参加してきました!



前回の電波女イベントとは打って変わって、グダグダかつ濃密なスタッフのみのトーク!前回が声優さんメインでしたが、今回はスタッフのみのトークなので、非常に濃ゆいお話を聞くことができて楽しかったです。


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THE IDOLM@STER アイドルマスター 第1話 「これからが彼女たちのはじまり」

■THE IDOLM@STER アイドルマスター 第1話 「これからが彼女たちのはじまり」

脚本:待田堂子、錦織敦史 絵コンテ・演出:錦織敦史 作画監督:川上哲也、飯塚晴子

アイマスをプレイしたことある身ながら、それほどアイマスに強い思い入れがあるわけでもないのが私です。

そんな自己紹介はさておき、1話は非常に良かったです。文句のつけようがないくらい。ドキュメンタリー風にカメラを回していき、それぞれのキャラを見せていく。「アイドル」など、一般人からはややかけ離れた存在を描く作品だからこそできることですよね。

あえて、P(プロデューサー)には喋らせないという導入も、原作ファンをそれなりに違和感なく入り込ませるためには良い手法だったのではないのでしょうか。そして、ラストでPとなるオリキャラの男をバンッ!と出す。どんな男かと思いきや、これまた誰にでも受け入れられそうないい感じの物腰柔らかそうな好青年。うーむ・・・悔しいけれど、文句のつけようがないPのキャラデザ。このキャラをどう扱っていくかで、ファンの評価も変わってきそうですね。

まぁ、何と言いますか・・・錦織さんのキャラデザが可愛いです!中でも真と響が可愛いです。・・・あっ、完全に個人的な趣味ですが。錦織さんのキャラデザで、DSのキャラも見たいなー・・・なんて思ってみたり(笑)。原画を見る限り、A-1の中では『フラクタル』に参加してた方々が流れてきてる感じですかねぇ。あとは、錦織さんやガイナ繋がりあたりでしょうか?今後、どんな方々が参加されるのか楽しみでなりません。はい。

こんな感じで簡単に感想をば。何度も言うようですが、個人的には文句のつけようがない第1話でした。今後が楽しみですー。


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夏目友人帳 参 第1話 「妖しきものの名」

■夏目友人帳 参 第1話 「妖しきものの名」

脚本:村井さだゆき 絵コンテ:篠原俊哉 演出:大森貴弘 作画監督:田中織枝、山田起生 総作画監督:田晃

変わらないこの作品らしい空気感に、どこかホッとさせられるのでした。同時に、3期から見始める人にも優しいお話の作りになっていましたね。

1期OP・EDでは春・夏を、2期OP・EDでは秋・冬を映像にしていた・・・ような気がするのですが、では3期はどうなるのだろう?と思っていましたが、OPでは雨上がりの晴れた貴志の心情なんてものが描かれていました。気づけば、彼の周りには多くの人や多くの妖怪がいるんですよね。屋根の上にいる貴志を見てあたふたする塔子さんのカットがすごく良かった!季節的には春~夏あたりって考えるのがいいのでしょうか(無理矢理)?

で、EDは夏の花火。線香花火というのがこの作品らしい気がします(笑)。お馴染み、岸田隆宏さんの一人原画。

個人的に3期で注目していきたいのは、貴志とその家族の関係性なんですよね。1期・2期と2クール分放送されてきていますが、この家族の関係というのは、あまり変化していないような気がするのです。今回の塔子さんとの会話でも顕著に示されていましたが、家族の前ではとにかく他人行儀。2期の「仮家」のような話もありましたが、貴志自身はいつまでも遠慮してしまっているような。迷惑をかけまいと思っているわけなのですが、いつまでも壁を作られている(ように思ってしまう)塔子さんたちも気の毒だよなぁ・・・と思ってしまうのです。この第3期では、そんな関係が良くなることを願いたいものであります。


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2011年夏期新番アニメなどの感想 その1

簡単に、新番やらの感想を。
書きたいことだけ書くので、読みたい人だけ読んでくださいな・・・みたいなスタイルで。


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花咲くいろは 第14話 「これが私の生きる道」

■花咲くいろは 第14話 「これが私の生きる道」

脚本:樋口達人 コンテ:入江泰浩 演出:羽生尚靖 作画監督:大塚あきら、小川エリ、落合瞳

今回から新オープニング。これがとにかく走る走る!この疾走感が気持ちいい!走る緒花は、8話で走り出した彼女をそのまま表現したようなオープニングなわけなのですが、一体どこを目指して、どこへ向かおうとしているのでしょうか・・・。

で、このオープニングで気になるのが、緒花が電車に乗っている部分なんですよね。この電車、第1話で東京から湯乃鷺駅へ向かう緒花が乗っている電車と、進行方向が逆に描かれているのです。第1話では、画面で右から左へと電車が走っていたわけですが、この新オープニングでは電車の進行方向が左から右になっているんですよね。つまり、東京へと帰る緒花を描いているのでは?と推測できるのです。そして、電車の中で3人で高校へ向かうために走っていた思い出が横切る・・・みたいな。それが、この作品の結末を示しているような気がしてならないわけなのです。喜翆荘で働くことを止め、緒花は東京へと戻っていく・・・なんて結末が。

そこには、しっかりと新オープニングにも登場している孝一が関わっているんでしょうね。東京で、緒花とは別の“いつもの”が出来上がっている孝一に、緒花はどう関わっていくのか?緒花にも出来上がっている喜翆荘での“いつもの”を捨ててまで東京へと戻る決意をすることとなった原動力とは?

・・・なんてところまで、あの電車に乗っている緒花のカットから色々と考えることができてしまうのです(笑)。そんな新オープニングが、自分は大好きなのですよ。どうして走るオープニングに、あそこまで惹かれてしまうのでしょうか・・・。

さて、2クール目に突入した本編については、いよいよ結名にスポットライトが当てられることに。喜翆荘の3人が旅館に関わることを夢に持っている(?)中、彼女はそれが夢ではない・・・と言い切ります。それでは、彼女の夢とは?どこか掴みづらいキャラではあるので、彼女の考えもなんだかわからないことだらけであります(笑)。

「いくらお金をもらえても、やりたくないことじゃ続かない」と言っていた結名の言葉はまさにその通りだと思・・・ってた時期が私にもありました。けど、これって働いてないから言えることなんですよね。実際に、自分のやりたいことを仕事にできている人ってどれくらいいるのでしょうか・・・?そういう意味では、結名が現実を知る機会・・・なんてのが今後訪れてもおかしくはない気がするんですよね。それでも、彼女は彼女らしく夢を追ってほしいと思いますが。それが結名というキャラらしいような気がしますし。

この結名をきっかけに、今度はそれぞれが「夢」について考え始めるのかもしれませんね。2クール目はそんなお話に?

今回のコンテは「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の監督をされていた入江泰浩さん。旭プロダクショングロス。


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劇場版 『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』 感想

■劇場版 『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』 感想



本日が公開初日!ということで、 『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』 を観てきました。

自分の少ない語彙で感想を述べるとするならば・・・・・とにかくすごい。全編通して、すごい映像を見せられた感じなのでした。観終わった後の満足感ときたら、もうね。

で、やっぱり目を惹くのは、あの素晴らしい映像なんですよね。テレビ版のハガレンほどガッチリと修正をキメてるわけではなさそう・・・かな?けれども、どこかアニメらしいケレン味を感じる映像の中にひとつひとつの動作への丁寧さも同時に兼ね備えているという素晴らしいものでした。とにかくあのキャラの生き生きとした動きに惹きつけられてしまうのでした。

語弊があるかもしれませんが、見ていて思ったのは「とにかく走るなー」と(笑)。なんか、よく走ってたんですよね。走りから次の動作へ移る・・・というのが多かったのでしょうか?何かの動作の合間合間に走りを入れてるとか。それによって、全体的にスピーディー感じ、映像の「勢い」みたいなものを感じました。そこに、谷の上と下の国をメインに据えているため、「高低差」なんてのもひとつの注目点なのかと思いました。高低差を大いに活かしたシーンなんてのもありましたしね。

原画には物凄い面々が参加。・・・有名な方ばかりなので割愛しますが。その中でも、 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』 でも大活躍だった亀田祥倫さんによる、ちょっと挿入される筆ペンでの画からのアクションはやはり強烈でした。かっこいい。今作ではテロ的には原画頭なのでした(笑)。

あと、吉成鋼さんや沓名健一さんや山下清悟さんが、原画だけでなく動画までも担当していたと思うのですが・・・パンフのテロには載っておらず。エンディングのクレジットには名前があったような気がするんですけどねぇ・・・(笑)。どういうこっちゃ!もう一度観て、確認しなければ。そういえば、吉成さんは 『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』 でも原画・動画を担当しており、それのみならず仕上げ・撮影協力までやってしまうような力の入れ具合だったのを思い出しました。

で、ストーリーに関してもなかなか面白かったのです。本編よりも劇場版らしいファンタジーさをより感じたわけなのですが、『鋼の錬金術師』 という作品のファンはこの映画のストーリーをどう思うのかな?なんて思ったり。アニメを一通り観た身としては、何となーくしこりがあったものの、良く出来てるなぁ・・・なんて思ってしまったわけですが。そこら辺は、熱心なハガレンファンの方の話も聞いてみたいものです。・・・あっ、あの量の血って人間から出るもんなんですかねぇ(笑)?

とにかく、「劇場版アニメ」をお腹いっぱい見せてもらったのでした。よくよく考えれば、監督の村田和也さんも、キャラデザ・総作監の小西賢一さんも、ジブリ出身なんですよね。そういう意味では、テレビシリーズのやや延長線上にあるクオリティ・・・といった具合のアニメ映画が増える中、「劇場アニメ」としての魅せ方をそれなりに心得ているのかもしれませんね。そこに、演出を夏目真悟さんが、アニメーションディレクターを押山清高さんが担当。この二人の力で、劇場アニメの枠からさらに広がってき、その結果が、このフィルムなんだと思いました。

素晴らしい作品でした。また観たい!


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電波女と青春男 第11話&第12話

■電波女と青春男 第11話&第12話

第11話 「今年の夏はバスケと超能力と布団と天体観測と祭りと野球と女々たんと」
脚本:綾奈ゆにこ 絵コンテ:そえたかずひろ 演出:小俣真一 作画監督:田畑昭、服部憲知、矢向宏志、高橋賢、佐藤依織子

第12話 「秒速0.00000000198センチメートル」
脚本:綾奈ゆにこ 絵コンテ:笹木信作 演出:宮本幸裕 作画監督:村山公輔、高野晃久、湖月一也、谷川亮介、松本元気


おやっ?これで終わり?・・・というラスト。まぁ、ご存知の通り、元は13話構成の予定だったそうなので、それなりにきちんとした一区切りはそちらでしているのかもしれません。まぁ、今回が区切りでも悪くはないですけどね。主人公の超能力・・・という名の頑張りが見れたわけですし。

結局、星宮社の存在については明かされなかったのですが、彼女は本当に何者なんでしょう?前回の水が降ってきた件に関しては説明がついてないですし。とはいえ、彼女が説く人間における超能力とは「人間だからこそできる成長・頑張り」の類だと思うんですよね。人間にとってはちょっと一歩踏み出せばできること。けれども、それは他の星の人間からすれば不思議なのかもしれません。人間にとって当たり前のことが宇宙人にとって当たり前とは限らないわけで。逆もまた然り。我々の日常はちょっぴりの成長と頑張りという名の超能力で溢れかえっていると言ってもいいのかもしれません。そう考えると、なんだか得した気分になりませんか?

そんなわけで、最後は主人公が頑張りを見せるお話。サッカーでの経験で、自分は決して誰かに頼られるようなメインの存在にはなれない・・・と真は悟っていたわけなんですかね。だからこそ、彼は「青春男」となったのかもしれません。青春を謳歌する、物語の主人公のような・・・そんな青春に憧れたからこそ。まわりの女の子と、抱いていた無力感と、最後に起こした奇跡と。まさしく真は主人公をやっていて、青春を謳歌していたのですよ!

そんな真を見て、エリオは「イトコ、キラキラしてる。いいなぁ・・・」なんて言っていたり。たぶん、真はエリオを羨ましがっていたと思うんですよね。好きなように生きている彼女を。逆に、エリオも真に羨望の眼差しを向けていたのかと。全うな人間的な意味で。・・・結局、人間は自分に無い何かを求めてしまうんですよね。それを求めようと努力するとき、人間の超能力というのは発揮されるのかもしれません。・・・超能力というものがよくわからなくなってしまいましたが(笑)。

それにしても、「娘の名づけで妻と争ったとき・・・」と言いつつ、前川さんの名前を明かさないところが何ともニクイですね(笑)。

11話&12話と書いておきながら12話の感想しか書いてないって?そんな細かいことは気にしない!13話がどんな話になっているのか、今から楽しみです。


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花咲くいろは 第13話 「四十万の女 ~傷心MIX~」

■花咲くいろは 第13話 「四十万の女 ~傷心MIX~」

脚本:岡田麿里 絵コンテ:安藤真裕 演出:橋本昌和 作画監督:鍋田香代子

親子の空気っていいですねぇ・・・。そんなことを心から思えるような描写・空気作りが本当に素晴らしかったです。やっぱり、なんだかんだ言っても血の繋がっている親子なんですよね。例え、客と従業員、客と女将・・・といった関係であったとしても、そんなものは取っ払ってしまうような「何か」があるのではないのでしょうか。そして、四十万の女の血?というものはどんな形・どんな仕事であれ、受け継がれていくものなんですね。そんな、親子の繋がりを絶妙に描いてくれた回だったのでした。

大人の事情や現実の厳しさ、恋愛関係・・・緒花にとって色々とどうすることもできないようなモヤモヤが続いたわけですが、それを払拭してくれたのは「親子」だったわけなんですね。やっぱり、親の力というものは大きいものなんだなぁ・・・と感じたのでした。もちろん、親にとって子の力も大きいわけですが。

そして、孝一との決別。気づけば、お互いの「いつもの」が出来上がってしまったんですね。相手の「いつもの」を壊すことなんてできない。それは、自分の「いつもの」が大切なのと同じように、相手だって自分の「いつもの」が大切なハズだから・・・。だからこそ、「じゃあな。」を受け入れて、お互いがお互いの「いつもの」を大切にしていこう・・・。緒花はそんなことを思ったのでしょう。彼女らしい、恋へのネガティブさと日常へのポジティブさがあるような気がしました。

ふと思ったのですが、孝一の「じゃあな。」には、“振る”という意味合いがあったのでしょうか。緒花の深読みなような気がしてならないわけですが(笑)。なんとなく、孝一は再び出てきそうな気がします。出てくることによって、緒花の「いつもの」を揺るがすような気が・・・。

そんなわけで、今回の、温かくなるような、親子だからこその空気感・・・みたいなものが本当に素晴らしかったです。何とも言葉に表しづらいのですが・・・。言葉に表しづらい良さがあったのでした。そんな緒花のモヤッとしたものが晴れたところで、1クール目の一区切り。

しかしながら、親子との関係のモヤモヤはちょっぴり晴れたわけですが、喜翆荘が厳しい点をつけられてしまった事実は覆らないわけですよね。ここから、喜翆荘はどうしていくのでしょうか・・・。また、1クール目では影の薄かった結名は、物語にどう関わってくるのでしょうか。そして、大人の事情や現実の厳しさを知った緒花は、「いつもの」を守っていくためにどのように成長していくのでしょうか。


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DOG DAYS 第13話(最終話) 「約束」

■DOG DAYS 第13話(最終話) 「約束」

脚本:都築真紀 絵コンテ:島津裕行 演出:中山淳史 作画監督:北村友幸、玉木慎吾 総作画監督:坂田理

最後は、誰も悲しい想いをしない、希望のあるラストだったのでした。こういった、優しいラストになることを期待していましたが、まさにその通りな落としどころで良かったです。

シンクがどのようにしてあの4つの条件を乗り越えることになるのか・・・という部分を一番の楽しみにしていたのですが、結果的には、シンクの行った行動が、もう一度戻ってくるための条件にピッタリと一致するという奇跡が起こるのでした。そう考えると、シンクはビスコッティに勇者であるべき存在なのかもしれませんね。まぁ・・・ご都合主義と言ったらそれまでですが(笑)。シンクの行動が、後から後から、フロニャルドに戻ってくるための条件を満たしていた・・・というのがどんどん明らかになっていく描写は、ご都合主義色が濃くなってしまっていたような気がしますが。

ただ、前回、ミルヒ王女が「名前」にこだわっていたのが、再び戻ってくるための条件を満たす結果になったわけなんですよね。奇しくも・・・ですが。シンクが戻れるようになったのは、単なる偶然でもないのかなぁ・・・なんて思ったりもしますね。シンクとミルヒ王女の愛があったからこそ戻ってくることができるようになったのです!とまでは言いませんが(笑)。

そんなわけで、再び戻ることが可能だと判明し、次に会える日を待ちわびながらの締め・・・というのはこの作品らしい希望のある優しいラストだったのではないのでしょうか。最後の最後まで平和的で優しさのある作品でした!

同時に、しっかりと続編を作ることができる綺麗な終わり方でしたね。続編の告知などはありませんでしたが、そんな発表があるとしたら10/2に開催されるイベントでしょうか?最終回から91日以上経過してのイベントである、というのも気になるところですかね。期待しながらその時を待つとしましょう。簡単に行き来できるようになったらからこそ!・・・というストーリーを続編ではやってくれたら、これまた面白いことになりそうですね。

やや刺激が足りないなぁ・・・なんて思いつつも、こんな優しさで充ち満ちている作品も悪くないなぁ・・・とも思うのでした。


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劇場版 『そらのおとしもの 時計じかけの哀女神(エンジェロイド)』 感想

■劇場版 『そらのおとしもの 時計じかけの哀女神(エンジェロイド)』 感想



劇場版そらおとが本日公開!

単刀直入に言いますと、お世辞抜きでいい話でした。決して、幸せな終わり方ではないのですが、それがなおさら涙を誘うのでした。日和の薄幸な感じが何とも素敵なのですよ!

ただ同時に、勿体無かったなぁ・・・という印象も抱いてしまい、どこかモヤモヤしてしまいます。いい話なんですよ!いい話なだけに、その料理の仕方が微妙といいますか、何とも言えないなぁ・・・という具合なのです。むむむ・・・。

・・・そんな具合で、簡単に感想でも。


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