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とある魔術の禁書目録　第11話「妹達（シスターズ）」

　拾った黒猫をつれて、ミサカとふたり「猫の育て方」の本を探しに古本屋を訪れた上条。目的の本を探し当てて、店の外に出てみると、猫と一緒に待っていたはずのミサカの姿はなく、おびえる黒猫の姿が残されているだけだった。不審に思い、周囲を探す上条が見つけたのは、細い路地裏に転がる革靴と、その先に、血の海に倒れている常盤台中学の制服を着た少女──御坂妹の姿だった。しかし、通報した上条が、警備員に連れられて再び現場を訪れると、残されているのは革靴だけ。死体は血の跡も含めてきれいになくなっていた。そんなはずはないと周辺を探す上条の前に、寝袋を担いだミサカと、たくさんの「御坂妹」が現れ ──。


第11話感想。

話自体はほとんど進んでないんですね。
しかし、色々と明らかになった部分もありました。


一方通行の能力
答えは「ベクトル変換」
皮膚に触れたあらゆるもののベクトルを変換するのが一方通行の能力のようで。
能力が反射のように見えたのは、そのベクトル変換をデフォでは反射に設定してあるからということらしい。
デフォで設定してある、ということは意識してなくてもその能力は発動する、ということなんでしょうね。
そして意識して設定等を変えることもできる、と。
なるほど…チートだｗ


御坂妹の正体
それは御坂美琴を元にした量産軍用モデルのクローン。
「ここにいるミサカは全てミサカ」と言うシーンには、何やらおぞましいものを感じましたね。
軍用？というところに引っ掛かりますが、これは最後に当麻が見つけた紙に書いてあった計画と関連があるんでしょうね。

レベル6に到達出来得る一名の能力者＝一方通行
特定の戦場を用意し、実戦による成長を促すことによって、レベル5をレベル6に成長させる。
その実戦の相手＝妹達（シスターズ）
ということなんでしょうね。これが彼女たちの言う実験。
つまり、御坂妹は一方通行の成長を促すためにのみ作られた…と。
ということは、妹達は自分がやられる前提で戦っているということなんですかね？
実験と言い張るぐらいなら、この計画の全貌をしっているようですし。
（…とはいえ、そう思わせないほど必死に闘っていましたがｗまぁ一応は自分の生命がかかってるわけですしね）

そういえば、美琴はそのことを知った上で、自分のクローンを提供した…ということになるんですかね？
勝手に取られた…ということではなさそうですし。
彼女はどうしてクローンを提供することになったのでしょうか？
単純に、戦う相手なら強い方がいいから…というような理由ですかね。
（そうだとしたら、よくそんな理由だけで提供しましたよね…）
まぁこれで彼女がツリーダイアグラムなるものが嫌い…と言っていたのも納得できますね。

さらに、当麻が美琴の支えとなっている…という言葉も若干気になりました。
彼女には悪友のような存在が必要…？
まぁそんな点は、次回の美琴との接触で明らかになりますかね？

そこで話を聞いた正義感溢れる主人公は、一方通行と戦うことを決意する…とかそんな流れ？



それにしても、小萌先生の部屋がボロボロでした。可哀想に…。
インデックスが本編に全く関わってこないなぁ…。
肉食ってただけだしｗ


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