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ロザリオとバンパイア CAPU2　第11話「リリスの鏡とバンパイア」

月音の様子を見ようと陽海学園を訪れた響子は、ふとしたきっかけで謎のアイテム・リリスの鏡を入手。それは映した者の本性を暴き出すという、非常に危険な代物だった！そしてリリスは何も知らない響子をそそのかし、学園中の生徒たちの本性をあばき始める!!たちまち妖の正体を現した生徒が続出し、周囲は大混乱に!!このままでは、生徒たちの妖気で学園を人間界から守っている大結界が壊れてしまうかも知れない…!?


第11話感想。

リリスの鏡
この鏡の光を浴びると、元の妖怪の姿に戻ってしまう。いわば、人間化の強制解除。
その後、凄まじい妖力の奔流で妖怪学園の大結界が消滅してしまう…。
そんなリリスの鏡によって、一騒動起きてしまうのが今回のお話。

いや、まさか萌香が分裂するとは予想外でした。

「その程度の力では守ることもできまい！」
裏萌香も月音のことが好き？
つまり、ライバルは自分？
やっぱり精神や意志は全く別のものだから、それぞれが取り合わなくてはいけない…ってことなんですかね？
表と裏。二人で一人の月音を貰えば、それで問題ない気もするのですが…。

そういえば、そもそもなんで響子は結界の中に入ってこれたんでしょうか？
普通の人間なら入れない、という設定だった気がするんですが…。
リリスが、鏡の力で多くの生徒を妖怪へと戻していった理由も明かされなかったですし、
そう言った意味では、微妙に中途半端なお話だったのかもしれません。
まぁ最終回の展開への繋ぎですし、そこまで気にはしませんがｗ
…もしかしたらリリスは最初から結界を壊すのが目的だったのかも。


それにしても、中盤の萌香がリリスを捕まえて、自ら変身するシーンはかっこよかったですね。
動きも非常に良かったですし。
1期オープニングがなかなかマッチしていました。
ここら辺の熱さは、1期を彷彿とさせるものがあって、2期にはなかったものですよね。
ロザバンにこんな熱さが求められているのかはまた別の話ですがｗ（個人的には大好きですよ）

そして、珍しく萌香ではなく他のキャラが決着をつけることに。
彼女たちもやればできる子なんですねｗ
響子の「右30度。距離10メートル！」というセリフは、どこかの社長命令のようでしたｗ
懐かしいなぁ…レンタルマギカ。

しかし、あくまで今回は序章に過ぎなかったわけで。
今回の騒動で結界が崩壊してしまいました。
ここから最終回に向けてシリアスなお話に突入するわけですね。楽しみです。


それにしても、2期が明確な悪役ってのが出てこなかったなぁ…と。
結界消滅後の展開も、あまり明確な悪役って出てこなそうだし。（いや、どうなんだろ？）
全体的に昭和な作りをしておきながら、「主人公 vs 敵」といういわゆる王道な対立の構造をあまり作ってないですよね。
まぁ完全にバトル路線から逸脱しているから、そういった構図を作る必要がないのだと思いますがｗ


次回、第12話「封印とバンパイア」

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テーマ:ロザリオとバンパイアCAPU2 - ジャンル:アニメ・コミック