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かんなぎ　第9話「恥ずかしい学園コメディ」

大鉄が仁の家に泊まった翌日、様子のおかしい二人。そして、部室で言い争うナギと大鉄。二人の関係を誤解したつぐみの放った一言により、仁と大鉄に災難が降りかかるのだった。


第九話感想。

まさに仁にとっては恥ずかしい学園コメディに。
…とはいえ、今回はつぐみ中心のお話。
彼女の魅力が十二分に出ていたのではないでしょうか。
やっぱり幼馴染のスペックは高いですねぇ…。


「いつだって、仁は仁だよ。だから安心して笑ったり泣いたりしていいんだよ」
今回の見せ場は、仁がつぐみに対して中学時代の素行の悪さを謝るシーンですかね。
つぐみの優しさが滲み出ております…。
ただ、原作では意外とあっさりと描かれている（気がする）んですよね。
そう考えると、何度も言っていますが、やはりラブコメ要素が増しているんだなぁ…と。

そんなわけで、仁自身がつぐみに対して負い目を感じていた部分も、一応は今回で晴れた、ということで。
そんな過程を経た上で、つぐみとざんげちゃんを選択するシーン。

「どっちにします？」
うーん。仁が“つぐみ”と答えかけたところを、ナギが遮ってしまったのがなんとも残念です。
もうちょっとつぐみが報われてほしいですね…。
まぁつぐみと答えていたら、それはそれで白亜（ざんげちゃんの身体の主）も可哀想はあるのですが。
（ざんげちゃんが「中の人」と言っていたのは、声優さん自身のことではなく、この白亜のことなので悪しからず）


結局、ハーレムで余計話がこじれてしまった、というオチに。
仁はモテ期突入ですねｗ

そういえば…中学時代につぐみに迷惑をかけてしまったこと。
そして、仁がなぜ大鉄にあそこまで憧れているのか、ということ。
この2つのお話は、けっこうリンクしているんですよね。
が、前回の記事にも書きましたけれど、2期がない限りアニメ版でこの話について語られることはないと思うので、期になる方は原作を読むことをおすすめします。



テレビでは原作（＆担当）者ネタ＋自虐のL字ネタが。
こればっかりはMXの事情＋原作を読んでないと分からんですねｗ
つぐみが仁の家を訪れた時の「TV点いてるしー」という何気ないセリフを拾って、ここまで広げるとはｗ


今回の脚本はゲームのシナリオライターの高橋龍也さん。
エンドイラストを水無月徹さんが担当したのは、その繋がりでしょうね。
「『東鳩』って言うのが通みたいですよ！」という某マンガの初期の頃のネタを思い出しました…。

さて次回は、原作でも大人気のカラオケ回！
原作では12Pしかないお話を、どうアニメ1話分にまで引き伸ばすかに注目ですね。


次回、第10話「カラオケ戦士マイク貴子」

〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕

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