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テイルズ オブ ジ アビス　第8話「崩落」

アクゼリュスに到着した一行は、障気で倒れた人々の救助活動を始めた。だが、ヴァンとの密約があるルークは、ヴァンを捜して救助に参加しない。坑道に降りたルークは、ようやくヴァンを発見するのだが…。


アクゼリュス崩壊。
そしてレプリカルークという真実。
アビスの言葉通り、ある意味“深淵”へと叩き落とされたルーク。
こうして物語は一つの転機を迎えました…。

「俺は悪くねぇ！」
原作プレイ時、この言葉に非常にイライラさせられました。
これが主人公なのか…？と思うくらいに。
そう思っている方もいるはずです。
ただ、理解して欲しいのは彼が最も信頼していたヴァン師匠に裏切られて、信じていた仲間にも責められて、完全に孤立してしまっていたこと。
無知…という言葉で許されるわけではないけれど、ヴァンの言われるがままに事を起こしてしまったこと。
そして、軟禁されていた自分が、英雄になることでそこからついに解放されるであろうということ。
こんなルークの心情を察すれば、一概にルークが悪いとも言いきれないんですよね。
ただ、真実を受け入れない言い訳が見苦しかった。事実を事実として受け入れてほしかった。
パーティの皆が責めている部分はその点なんですよね。
誰もアクゼリュス崩壊に関しては責めていなかったはず。
そんな面を見て「あんまり幻滅させないでくれ…」という言葉が出てしまったわけで。

ルーク＝親善大使様（笑）といわれる所以はこの件とここまでの所業から来ています。
2周目以降はある程度ネタとして受け入れられることになりますからね。


「それ以上行くと取り返しのつかないことになる！」
そう言ってルークを止め続けたアッシュ。
今回はアッシュというキャラの見方がものの見事に変わるお話でもありました。
彼が敵ではない、ということは今回で明らかになったはずです。
そんなアッシュは模造品であるルークの元だということが明らかになります。

「お前は俺の模造品だ！俺のレプリカなんだよ！」
崩落に続けての衝撃的展開。
ある意味存在の全否定…ですよね。
崩落よりもこちらの方がショックな事実です。
ここまで、かなり多くの伏線が張られていたので気付いていた人は多かったはずです。

そして、ルーク誕生によって自分の居場所が奪われたアッシュ。
憎んでも憎み切れないでしょうね…。

ガラス玉一つ落とされた　追いかけてもう一つ落っこちた
一つ分の陽だまりに　一つだけ残ってる

オープニング曲である「カルマ」の歌詞。
今回のお話を見れば、その意味がかなり理解できるのではないでしょうか。
「ガラス玉＝アッシュ」とすれば…？
この解釈については、次回を見ればもっとわかりやすくなるかな…？

ちなみにゲーム版では、自分も一周目にアッシュにフルボッコにされましたｗ


崩壊とレプリカのダブルパンチを喰らったルーク。
底辺へと落ちたルークはここからどう立ち直っていくのか。
もう少し見守っていきましょうｗ

そしてなんと次回の主人公はアッシュです（笑）
いや、ホントに…。


次回、第9話「奪われし者」

分かっているとは思いますが、奪われし者＝アッシュです。


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• 「奪われし者」　テイルズ オブ ジ アビス　第9話
• 「崩落」　テイルズ オブ ジ アビス　第8話
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テーマ:テイルズ オブ ジ アビス - ジャンル:アニメ・コミック