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夏目友人帳　第3話「八ツ原の怪人」

妖への名前の返還に応じる日々を送る夏目の元に、八ツ原に住む妖怪が、退治してほしい人間がいるとやって来る。その人間、害を与えず暮らしている妖たちを退治するのだという。
同じ頃、夏目の存在を気にする人物が現れる。田沼というその同級生は、八ツ原に最近越して来たらしい。自分と同じように妖を見ることができる人がいるかもしれない、自分の見える世界をわかってくれる初めての仲間かもしれない、と夏目の心は逸る。


今回もなかなかの良回でした。
人間も妖怪も、根本の部分は一緒なんだなぁ…なんてことを改めて感じた回でした。

夏目はよく寝てる。
その原因は…昼夜関わらず、名前を返してもらいたい妖怪が訪れるから。
そりゃまぁ寝不足にもなりますよねｗ
てっきり、人との交流をできるだけ避けるために寝ているのかと思っていましたが…そういうわけじゃなかったんですねｗ

さて、今回訪れた妖怪は、テンション高めの若干ウザイ奴ら。
害のない妖怪を退治している人間を、夏目に退治してもらいたいという依頼だった。
夏目はその人間が、同じ高校の田沼であると考える。
…結局はその同級生の田沼ではなく、田沼の親父さんだったんですがねｗ
その田沼も、はっきりと妖怪が見えるわけではなかった。
けれども、夏目にとっては自分に近い人間ということで、さぞかし親近感を覚えたことでしょう。
ラストでは、少し親睦を深めたようですが…
田沼という人間が、夏目のことを多少なりとも理解してくれて、彼の救いになってくれることを期待しております。

人であろうと怪であろうと、触れあわすのが心であるのなら、同じだと。一人でいるのが淋しくなるのも、最初の一歩が怖いのも。
今回の話…まさにこの言葉の通りだと思うんですよね。
前回にも書きましたが、このアニメでの妖怪は、人間と限りなく近いものなのかもしれません。
妖怪だって一人は淋しいし、最初の一歩が怖い。
僕らは容姿の判断のみで、人間とは限りなくかけ離れた存在であると思い込んでしまっているのでしょう。
我々の住む現実の世界では、そうなのかは分かりかねますが。。。
ただ一つ言えるのは、妖怪＝怖いという認識は、明らかにメディアによって根づいてしまったものですよね。
メディアは、妖怪と人間は限りなくかけ離れたものであって、人間とは接触すべきものではないと位置づけた。
それはなぜか？答えは簡単。その方が面白いから。その方が盛り上がるから。
…まぁそれが間違っているという根拠も、どこにもありませんが。
結局、真に妖怪のことを理解してる人間なんているのでしょうかね…。
もしいるのだとしたら、お会いしたいものです。

…しかしながら、いちいちニャンコ先生が可愛い！
癒されるなー。
緑の描写が多くて、癒されるんですが、やはりニャンコ先生でも癒されます。
ダブルスゲェ！ってやつですかねｗ


さて次回は前回話のあった肝試しの話かな？

次回、第4話「時雨と少女」


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• 「時雨と少女」　夏目友人帳 第4話
• 「八ツ原の怪人」　夏目友人帳 第3話
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テーマ:夏目友人帳 - ジャンル:アニメ・コミック