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RD 潜脳調査室　第15話「食」

波留のところに久島が届けた『脳餓死』の事故調査報告書に、その原因が小湊沙織の遺した企業、ネオブレイン社の託体ベッドにある可能性が示唆される。波留はメタルにダイブして、『脳餓死』の調査を決行にうつす。そして潜入したのがメタル・コミュニティ、『美食倶楽部』だった。『美食倶楽部』の中では極限の食を求めるアバターたちが現れる。

「食」ということで、ユキノ回かと思いきや…そうではなく、なかなか教育的な回だったかと。
当たり前のものを当たり前のように食べれることは、ある種の幸せなんですよね。
それに人間が気付くのは、その当たり前が消えた後…。
そんなこと言っている自分自身も、当たり前に甘えている人間の一人ですからね。
消えた後でないと、有難さに気付かないというのは…なんとも悲しいものです。

さて、今回では食への欲求を目指すため、人々はメタルを繋いだそうです。
これは性欲の回と同じことですよね。
性の欲求のため、人はメタルの世界へ飛び込んで行き、最終的には死すら性欲の対象にしてしまう。
人間の欲とは、発達のためには不可欠なものですが、上限を振り切ってしまうとただの恐怖です。
だからといって、それを抑えるのはほぼ不可能に近かったりするわけで…。
例え、欲を抑えつけたとしても、それが暴発するか、新たな欲の対象を見つけるか…ですからね。
うーん…難しいです。
節度を守るように…としか言いようがないですよねｗ
節度を守れている人が、この世の中の大半なわけですが、稀にそれができない人がいる。
結果として、その人は犯罪に走ったり、死に至ってしまったりするわけで。
ここら辺は人類の永遠のテーマなのかもしれません（と、投げてみるｗ）

そういえば、今回は顔の表情が豊かでしたねｗ
RDではたまにこんな回があるから面白いです。
顔芸といえば、幽霊云々の話が1番凄かったですｗ


「美食倶楽部」という言葉で、美味しん○を思い出したのは私だけじゃないはず…！

次回、第16話「透明な力」


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