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夏目友人帳　第2話「露神の祠」

祖母レイコの遺品「友人帳」を手にした夏目は、用心棒である妖「ニャンコ先生」の力を借り、妖たちに名前を返していくことを決める。
そんな夏目の前に、名前を返してほしいと現れた小さな妖「露神」。名前の返還に応じようと友人帳を手に取るが、名を示した頁は次の頁とくっついていた。名を破られれば身は裂け、名を燃やされれば身は灰になる。くっついた頁の名を持つ妖を、ニャンコ先生・露神と共に、夏目は探し始める。

うーん…この全体を通して静かな感じ。
とても癒されますねー。
その「静」に準じてるOPとEDも素晴らしい（というか、この作品の音楽全般が良いですねー）。
更に、田舎が舞台となってるだけあって、自然が多く描かれている点も、個人的には好きです。
「緑」ってどうしてこんなにも癒されるんでしょうかね？
是非、あまり激しくはならずに、「静」というものを最後まで貫いて欲しいと思う限りであります。


さて、このアニメに登場する妖怪は皆、どこかに苦しみや痛みや悩みを抱いていたりするんですよね。
妖怪＝怖い・強い
なんてイメージがありますが、このアニメを見ているとそんなイメージも払拭されるような気がします。
確かに妖怪は怖いし強いけれども、その奥にはどこか過去の痛みなどが隠されている。
今回、敵のような形で現れた妖怪に関して言えば、夜でも灯りが増えたことでレイコ以外の人には全く構ってもらえなくなってしまったことでしょうか。
で、そういう一面を見てしまうと、完全に僕らとは別物…とは考えられないんですよね。
やはりどこかに悩みや苦しみを抱いている点では同じ。どこか人間に近いものを感じます。
近いもの…というよりは、一緒なのかもしれません。
もしも現実の妖怪にも心があるのなら、このアニメのように僕らと限りなく近い存在なのかもしれませんね。
そんなことを思いました。

「友人帳」は「奴隷帳」なんかではなく、れっきとした「友人の名を記したもの」だった。
それは消える間際の露神様の言葉からもわかりますね。
もしかしたらもしかすると、友人帳を狙っている妖怪は、友人が欲しいのかもしれません。
その地域を束ねる妖怪になるため…などと言ってはいますが、やはり一人は淋しい…のかもしれませんね。
全くの空想ですがｗ

それにしても、ニャンコ先生が可愛い！
もう先生のためだけにでもこのアニメは見る価値がありますね、ホントｗ
これから毎週レビューの度に、ニャンコ先生は可愛い！と言い続けるかもしれません。
と今のうちに言っておきますｗ

そんなニャンコ先生曰く、もうすぐ死にそうな人からはあまり美味そうな匂いがしないそうで。
つまり、逆に考えれば生気が満ち溢れてる人からは美味しそうな匂いがするわけですねｗ
妖怪は皆そんなことを匂いから感じ取れるのかな？
もしくは、斑だけの能力なんでしょうか。まぁ…どうでもいいですねｗ
つまりは、ピンピンしてる人を喰った方が美味いぞ！ということでしょうかｗ


次回、第3話「八ツ原の怪人」

今話の最初の方で企画された肝試しはいつか行われるのかな？


〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕

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• 「八ツ原の怪人」　夏目友人帳 第3話
• 「露神の祠」　夏目友人帳 第2話
• 「猫と友人帳」　夏目友人帳 第1話

テーマ:夏目友人帳 - ジャンル:アニメ・コミック