劇場版「空の境界」 殺人考察(前)2008-06-26 Thu 04:49
劇場版「空の境界」第二章 殺人考察(前)
私は、おまえを犯(ころ)したい。 春、着物姿の君を見つけた。声をかけた。怪訝そうに返された。やがて君は、ほんの少しだけ僕と言葉を交わすようになる。 けれど、君には誰とも共有できない秘密があった――それは、抑えきれない破壊衝動。 これは高校生だったころ、16歳の両儀式と黒桐幹也が出逢う物語。 あえて他者と交わろうとしない式にどうしようもなく惹かれた幹也は、なにかと関わろうとする。 それが恋とも気付かずに。やがて、わずかではあるが同じ空間を共有するようになった彼らは、そのとき確かに平穏だった ……街では連続猟奇殺人事件が起こっていたけれど。 そんなある日、幹也は式の内に存在する、もうひとりの織という人格と出逢う。 肯定の式と否定の織。 相反する、けれど同じ思考と嗜好を持つひとりのシキは、幹也という訪問者に徐々に乱されていく。 かくして、幹也はひとつの予感を胸に抱く。 夜毎、猟奇殺人を繰り返しているのは誰、か。 けれど予感を肯定することなんて、最初(はな)っからできなくて、己が見てきたその姿を信じることができなくて、 でも、だからこそ真実を確かめたくて、彼は密かに決意する――けれど、この考察が真実に辿り着くのは、3年後。 ■STAFF 原作:奈須きのこ キャラクター原案:武内崇 キャラクターデザイン・作画監督:須藤友徳/高橋タクロヲ 脚本:平松正樹(ufotable) 音楽:梶浦由記 アニメーション制作:ufotable 配給:アニプレックス 監督:野中卓也 製作:劇場版「空の境界」製作委員会(アニプレックス、講談社、ノーツ、ufotable) ■CAST 両儀式:坂本真綾 黒桐幹也:鈴村健一 蒼崎橙子:本田貴子 秋巳大輔:東地宏樹 白純里緒:保志総一朗 荒耶宗蓮:中田譲治 http://www.karanokyoukai.com/ ―――――――――――――――――――――――――― 第二章・殺人考察(前) 今回は時間に余裕があったのですぐに見ることができました。 時系列では最初となる物語。 前回の俯瞰風景から3年前の1995年。 二人の出逢いから、話は始まりました。 まだ高校生の二人は初々しいですねw それでも式に関しては、本当に高校生か?そんなことをを思ってしまいますがw ちょww高校でも着物を着てるのかwww と思いきや、私服校のようなので、一応は大丈夫なんですね。 それにしても冒頭の、雪のシーンは素晴らしかったですね…。 冬の空気、なんとも言えない重苦しさ… そんな実際の冬のような雰囲気をとても感じさせられました。 冒頭ながら、一番好きなシーンかもしれませんw そして、相変わらず音楽も良いですね。 劇場のような大音量で聴きたいです…。 音楽としては、雨宿りのシーンでの鼻歌→軽快な音楽→殺人回想(?)という音楽の流れがとても印象に残った。 あのシーンの音楽は良かったのですが、全体から考えてみて、あの場面だけどこか浮いてた気がするのはなぜでしょう…? 映像的に、今回は全体を通して"静"という感じでした。 前回のような迫力の戦闘シーンがあったわけではなく、よく動いていた部分でも、無駄のない動き…という感じでした。 さて、本編についてですが、これに関しては謎ばかりですw 初見では何とも言えませんね…。 まぁ何度見ても同じことだと思いますがw 全てが明らかになるのは、第七章・殺人考察(後)になるのでしょうか。 二人の式が存在していた。 何が違うのかといえば、物事の優先順位が違う。その程度なのだとか。 それでも、"肯定の式と否定の織"というのは、かなり大きな違いだと思うんですが。。。 しかしながら、二人存在していたということは、前回も二人の式が入れ替わりだったということなんでしょうか? 1995年のラスト。 「私は、お前を犯(ころ)したい。」と言った式は結局幹也を殺しませんでした。 (刺したのかどうかはわかりません。あくまで3年後には生きていたのだから、殺すことはしなかった、という結果論です) この言葉の真意は何だったのでしょうか。 それが一番理解し難いところでしたね…。 3年後の1998年6月。彼女は病院にいた。 なぜ彼女は病院にいたのか? それは、この3年前の出来事が関係あったのか? …うーん。やっぱり全てが明かされるのは、第七章なんですかねw そういえば、式に「4人はやりすぎ…」のような謎の言葉を残した白純里緒の存在も気になりますね。 今回はこのセリフ以降空気でしたしw その割には異様な存在感を醸し出す人物でした。 最後に、気になったのはエンドロール後のセリフ。 中田さんでしたから、荒耶宗蓮という人物だと思うのですが… 用意した駒は3つ。 「死に依存して浮遊する二重身体者」 「死に接触して快楽する存在不適合者」 「死に逃避して自我する起源覚醒者」 というもの(字は合ってるかな?) 浮遊する二重身体者というのは、前章・俯瞰風景での敵だった霊のことですよね。 残りの二つは後々現れるのでしょうか。 様々な謎を残したまま、次回へ。 第三章は、1998年7月。 式が病院にいた翌月ですね。 次回は能登さんが登場。 劇場版「空の境界」第三章 痛覚残留 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]() ![]()
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この記事のコメントスバル・イズミさんいつもお世話になっております!
夜分にコメント失礼します。 >ちょww高校でも着物を着てるのかwww 自由すぎますねw あれでみんな制服だったらどうするつもりやら・・・。 しかもあのあと言われたとおりに革ジャン買うところがまたw >相変わらず音楽も良いですね。 梶浦由記さんは神^^ OPが入ったCD買って毎日車で聴いてます。あの音程強弱のうまさをあの狭い空間で聴くといいんですよ^^ コメントありがとうございます!
こちらこそ、いつもお世話になっております。 >しかもあのあと言われたとおりに革ジャン買うところがまたw あの式は可愛いですねw 結局この革ジャンはずっと着続けるんですよね? 幹也の何気ない一言が、こんな影響を及ぼすとはw >あの音程強弱のうまさをあの狭い空間で聴くといいんですよ なるほど。車の中とかで聴くといいんですかね? |
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