「君の涙を」 true tears 第13話

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true tears 第13話「君の涙を」

理解される喜びも、信じられる喜びも、愛される喜びも、人との係わりの中でしか得られない。恋はドラスティックに人の内面を曝け出す。真の自分を知った彼らは、招く結果に関わらず、もう一度大切な人と真っ直ぐに向き合うことを選ぶ。一度は雪で覆われた大地を、春の訪れが再び開放するように、眞一郎はホントに全部ちゃんとできるのか?


ごめんなさい。眞一郎の踊りを見てたら自分も出来るかなって。
最悪の状況も想像しただけに、骨折ですんだのなら何よりで…。
そして言葉通り、自分も飛べてなかったことを確信したのでしょう。

俺、あんたの言う通り、あんたのこと好きじゃなかった。これっぽっちも。
やっぱり、全ては乃絵のため…。
乃絵に幸せを押しつけても、それは彼女自身にとって必ずしも幸せではないんですよね…。

親父ってどういうとき泣く?
心が震えたとき…か。いい答えですねw
考えれば考えるほど、深い言葉です…。

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その代わり、邪魔するのも嫌だから、ちゃんと…ちゃんと向き合って欲しいの。私とも、石動さんとも。
結局、眞一郎はちゃんと向き合ってなかったんですよね。
「全部、ちゃんとするから。」と言っておいて、全部ちゃんとしてなかった。
それは、どこかに乃絵を心配する気持ちがあったから…。
けれど、全てちゃんとするために…眞一郎は絵本を持って乃絵の元へ向かう。

待つのって、体力いるのよね。
眞一郎の母は昔の自分と重ね合わせているのでしょうね…。
母さんの昔の話も気になるところですが…。
(そう言えば、眞一郎の母と比呂美の母の間に何があったか、というのは結局語られませんでしたね。)

俺、比呂美が好きだ。けど、お前を見てると心が震える。
眞一郎にとって、乃絵はほっとけない存在。けれど、結局それは恋愛感情ではなかったのでしょう。
けれど、彼女とのふれあいで、眞一郎は大きく成長したのではないでしょうか。
そして最後の眞一郎のアブラムシの歌は圧巻でした(ちょっと笑ってしまいましたがw)
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君の涙を、僕は拭いたいと思う。今の僕には、それができる。
これが眞一郎の答え。
それにしても、ずっとそばにいるって…本当にプロポーズみたいだなぁw
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季節は流れて、春へ。
本当に大切な人を思うと、勝手に涙が流れてくる。
鶏小屋の前で佇む乃絵。
その瞳からは――
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というわけで、true tearsも最終回を迎えました。
非常に良かった!
文句のつけようがないですね…本当に。
"全部、ちゃんとした"眞一郎…。ちゃんと全てに決着をつけてくれました。
途中でドロドロとしてしまいましたが、最後はすっきりと終わって良かったです。

最後に乃絵が佇む場面。
直接的には見えませんでしたが、きっと泣いてたのでしょう…。
今まで、"涙をあげてしまった"と思いこんでいた乃絵ですが、そうではなかったんじゃないでしょうか。
「本当に大切な人を思うと、勝手に涙が流れてくる。」
きっと、人と正面から向き合っていなかったのでしょう。
もちろん、兄である純とも…。
そして初めて正面から向き合った今、乃絵からは涙が溢れてきたんじゃないでしょうか。
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そういえば、愛子と三代吉は上手くいってるようでしたね。
…良かったですw
一番空気でしたが、同時に、一番最初に全部ちゃんとしたのも彼女でしたね。

そして比呂美。
…眞一郎と上手くいってほしいですw

さて、この作品は、今期の中で最も、放送開始前と評価が変わった作品でしょう。
本当に、背景などすごかったと思います。
P.A. WORKSが手掛ける次回作も楽しみでなりません…本当に。
どこかの地域を元にし、その地域の色を作品中で出す…ってのは個人的に大好きですね。(あとは、かみちゅ!とか…?)


スタッフ・キャストの皆様お疲れ様でした。
そして、最後までこの記事にお付き合いいただいた皆様にも御礼申し上げます。
ありがとうございました。

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