PCゲーム 「キラ☆キラ」 レビュー2008-03-13 Thu 00:01
「キラ☆キラ」
PCゲームブランド・OVERDRIVEとして2作目の作品 シナリオは心理描写に定評のある瀬戸口廉也さん 彼は、この作品を最後にこの業界から引退していきました… まぁなんで今更プレイしたかっていうと、「KIRA☆KIRA SHOW TIME!!」というアルバムをジャケ買いして、聴いてたら、いつの間にかゲームまでプレイしてた…っていう感じですw で、全ルートを終えての感想ですが… 「リアルだなぁ」 いや、内容としては僕らの現実からはかなりかけ離れてるものだと思う けれども、それが他人ごとのように思えないリアルさがあったかな… そして、きらりルートの"鬱"さと言ったらもう… なんとなく、現実を突きつけられた感じがした さっきも述べた通り、僕らの現実とはほど遠い話なんだけれども…それでも、世の中上手くいくもんでもないんだな、そんなことを感じた 各ルート共通することだけれども、ただ世の中に流れを任せてるだけじゃ、何も解決しない…そんなことを痛感させられた その結果が、きらりルートのED1として現れてんですけれどね ED1とED2の違いは、大事なところで自分から動けたか、動けなかったか、というものだと思います そう考えていくと、ED1はある意味バッドエンドなんだろうな… ED2も少なくともハッピーエンドと呼べるものではなかったけれどw だって、結局主人公は、あの病院での罪を一生背負って生きてかなくてはならないのだから… きらりルートはそんな感じで妙なしこりがのこる終わりでした 千絵ルートは…ダークだったけれども、最後はすっきり終わって良かったかな 家族も、元はただの他人同士 一緒にいるのが当たり前だと思ってたけど、ちょっとしたこと(本編ではちょっとしたことではなく、大したことである不倫でしたが)でもそれが崩れてしまう… そういう面で意外と脆いんだな…なんて感じました このルートが一番現実味を帯びてましたね いつ起きてもおかしくないことですし… 個人的にはこの千絵姉ルートが一番すきでした! 沙理奈ルートは3人の中で一番明るく、そして一番ハッピーエンドだったと思います 大富豪という設定のためすごく共感できる…というとこはありませんでしたが、観ていて普通に楽しめました 3人のルートを総括すると、全て"大人のエゴ"に子供が巻き込まれている…という形なんですよね いや、そうじゃないのかもしれないけれど、自分はそう感じました そこからどう感じるかは全くルートごとに違いましたが。 大人は醜いと思ったり、そう思わなかったり… そう言えば、触れていませんでした。共通ルートについてw これはまぁ…"青春一直線"でした 僕らが忘れかけている、現実から目を逸らしてやりたいことに打ち込むこと…そんなものを見せつけられましたw 各ルート分岐後、あんなダークなものが待ってると知らずに… ついつい、「若いなぁ…」なんて口走ってしまったものですw 最終的には、色々考えさせられるゲームでしたねw この一言でまとめるのはいかがなものかと思いますが、勘弁して下さいw これ以上は言葉にできませんw というわけで今年発売予定になってるファンディスクも楽しみにしてます! そのためには「エーデルワイス」もやらなくては… 余談ですが、このゲームはコンシューマー化が検討されてるようです 確かにその方がいいかもしれません エロの描写は個人的に微妙でしたし、むしろいらないと感じました エロなんていらない、という人はこっちを期待してみてはどうでしょうか? どちらにせよ買って損はしないと思いますがw ※見直してみたら、「バンド」という言葉が全く使われてないw "このゲームはロックバンドと青春の物語です。" 〔気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]() ![]()
|
この記事のコメントキラ☆キラがぱっと見「らき☆すた」に見える件www見えへんかw
"☆"しか合ってないwww
このゲームをやると、バンドがやりたくなるかもしれません…たぶんw |
コメントの投稿 |
|
この記事のトラックバック |
| HOME |
|