「電波女と青春男とロフトプラスワン」 レポ&感想2011-07-11 Mon 00:31
電波女と青春男とロフトプラスワン @新宿ロフトプラスワン
に参加してきました! ![]() 前回の電波女イベントとは打って変わって、グダグダかつ濃密なスタッフのみのトーク!前回が声優さんメインでしたが、今回はスタッフのみのトークなので、非常に濃ゆいお話を聞くことができて楽しかったです。 ―第1部― キングレコード須藤さんが登場し、今回のイベントが開催された経緯のお話が。つまるところ、「打ち上げ費用を稼がない?」とロフト大好きTBS田中潤一朗プロデューサーに言われて開くことになったのだとか(笑)。 そんな話はさておき、田中潤一朗さん、キング宮本純乃介さん、アスキー西本さん、音響監督助手・郷文裕貴さんが登壇。会場からのアンケートを元に、グダグダなフリートークへ。 ・花沢さん役の花澤香菜さん・・・というのは新房監督の思いつき。花澤さんは別の時間に抜き録り。 ・中島も探したけど、若い人にはいなかったので、少し引っかけて水島さんに。 ・13話のアフレコは先日終了。 ・BD/DVD2巻はスケジュールがやばかった。キング社内でも1万パーセントは延期すると言われてたくらい。 ・1話のUFOで隠したカットは、実は1フレームくらいパンツが見えてる。 ・2話のサブタイが変わったりしたのは「パラノイア」という単語に問題があった?(シュタゲでは使えてるのにね・・・) ・BGMは全部で40曲くらい用意した。 ここで、遅刻していた、シリーズ構成・綾奈ゆにこさんとシリーズディレクター・宮本幸裕さんが登場!二人が加わって、アンケートの質問はより突っ込んだ内容の話へと・・・。 ・星宮社はもともと7話で登場させる予定だったけど、それぞれのキャラの会話とかを楽しく書いてたら9話にズレこんでしまった。 ・西田さんに初めて会った宮本さんは、「シャフトはどうやって完成させてるんですか?(スケジュール的な意味で)」と聞かれた。 ・宮本さんが最初に西田さんのキャラデザを見たときは(これを動かすのか?と)ゾッとした。過去のシャフト作品で一番線が多かったのでは?同時期に制作していた改蔵に比べて、電波女は修正のカットが減っていかなかった。(ちなみに、まりほりの線の多さは、絶望先生のおよそ倍) ・笹木さんがコンテをやってたのは、(まどかの時?)岩木Pが連れてきたから。 ・最終話、アバンの川でボールを拾うシーンはもともとCパートでやる予定だったけど、TBSからダメと言われ、新房監督がアバンに持ってくることを提案した。 ・綾奈さんは、最終話の“体操をして、女々さんが弁当を用意して、いってらっしゃいするシーン”が好きだったけど、OAを見たら削られてしまっていて(泣 ・「TBSさんは厳しいんだなぁ・・・」 ・3月半ばまで脚本会議をやっていた。 ・当時、まだ大学生だった綾奈さんは脚本作成と卒論の時期がかぶっていて大変だった。「この週だけ待って下さい!」「なに言ってるの?」「ですよねー」 ―第2部― 須藤さん・田中P・宮本幸裕さん・板村智幸さん・宮本純乃介さんが登場。 第12話の生コメンタリーへ。 ・須藤:「生存戦略ーッ!」(初っ端の乾杯でテキーラを飲まされて、終始、大変そうだった須藤さん) ・アバン(とラスト)は杉山延寛さん原画。西田さんが直す必要ないくらい完璧と。 ・OPのコンテは黒柳さん。処理が宮本さん。 ・提供バックは宮本さんが毎回考えていた。 ・宮本さん曰く、「演出は口のパクを見るお仕事」。板村さん曰く、「宮本さんのパクの合いようは半端ない」。 ・「人魚だぜ」という前川さんのセリフは脚本会議で新房監督が気に入って入れたような。 ・野球はバスケほど描くのはつらくない。まして素人の草野球なら。 ・女々さんの修正は胸とか尻が増し。 ・真のバッターシーン。花沢さんが投げるとこは阿部厳一朗さんのバンク。真が打つところからのスローが滝山さん(龍輪さんの知り合いで無理矢理連れてきたとか)。 ・“握り拳”は、シャフトでは禁止。 ・お弁当(カットされた?)か女々さんが降りてくるカットが渡辺敦子さん? ・EDの止め絵が渡辺明夫さん。 ・13話は尺関係なく作っている。現在は4分オーバー。 コメンタリー終了で再びフリートークへ。 ・一番エリオを脱がそうとしたのは板村さん。1話は新房監督にさほど修正を加えられてないので、自分のモノと言えると思う。 ・1話のUFO修正は、できるだけ小さくしても大丈夫だと思った。 ・ピザを食べるシーンは、新房監督がコンテに修正を入れた。 ・エリオが布団にくるまったまま上手くピザを食べることができるコントロールが、野球でのコントロールに繋がっている(という設定) ・シャフト特有の寄りカットは、尋常じゃない雰囲気が出る。 ・OPは揉めて作られた。TBS的には微妙(もっと青春的なメロディでいきたかった)だったんだけど、スタチャ的にはこれを押したかった。結果的には落としどころが見つかってこうなった。(詳しくは書けないけれども、酒からのとある流れで田中Pは土下座することに) ・原作が8巻で完結したことについて、前向きに次の作品へ行きたい・他にも書きたいことがある・・・なんて理由があったとか。 ・三木一馬さんが田中Pに「シャフトの方には内緒ですが・・・(最終巻では)エリオが死ぬんですよ」と冗談で言ったところ、田中Pがそれを真に受けてしまい、それがシャフト全体に広がっていった。ついには、後の飲み会で新房監督がアスキー西本さんに「エリオは・・・エリオは死なないの?」と聞くまでに。エリオが死ぬという話を聞いていて、それに落ち込みすぎて新房監督の創作意欲にまで支障をきたしたとの話。もちろん死ぬわけもなく、それを知った新房監督は「田中ー!」とその場で田中Pを呼び、なぜか担当編集である西本さんの言葉を信じられなかった田中Pは三木さんに電話をしてまで確認したとか。もしかしたら、エリオが死ぬという話が広がっていたころに作られていた話数には、何らかの影響が出てるとか出てないとか・・・。 ・板村さん担当話数の9話で、社の頭にボールが当たるシーンでは、頭に当たったボールが思いの外すごい跳ねてた。原画さんである栗田さんのアドリブ。 ・渡辺明夫の髪のなびきは世界一ィィィ!化の時は、武内宣之さんが描いたなびきを渡辺さんが修正し、それを参考にしてみんなが描いていた。 ・シャフトはアフレコで色がつかない。声優さんが好きに演技して、それに画をつける。「ジ◯リ形式ですよ(笑)」 ・「OS-宇宙人」の初出しについて、ユーザーのクチコミで広がっていくのも意図してのああいった解禁に。事前にユーザーへの刷り込みをして、オンエアへ盛り上げていく形に。 ―第3部― プレゼント抽選会のため割愛。 箇条書きで内容を書いてきましたが、ここでは書けてないような話もあったり、けっこう端折ったりしています。言うまでもないと思いますが、これを全てだと思わないで下さいね。できれば、話半分程度で見てくださるとありがたいです(笑)。この文面では伝わらないほどのグダグダさがあったわけですしね!(何が そんなわけで、本当にスタッフトークのみでイベント終了!会場の雰囲気的にも声優さんの登場を期待されていた方が多かったようですが、どうやら今回は事務所的にOKが出ていなかったようで、楽屋に来ているだけに留まったようです。声優ファンの方のお気持ちも察しますが、個人的には前回、声優さんの話は堪能させてもらったので、今回、ガッツリとスタッフの皆さんのトークが聞けて楽しかったです。それと、田中Pのイベントだと作画関連の話がけっこう聞けて嬉しいのですよ。 また、こういったスタッフのみの濃いトークイベントが開かれるといいなぁ・・・と思いつつ、今回はこんな簡単なレポで失礼させていただきます。 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]()
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この記事のコメントイベントレポありがとうございます。
この量のレポですら書ききれないとは、やはり濃いイベントだったんですね。 遠方で参加できなかったのですが、スタッフの内幕トークだと聞いて 参加できなかったのが悔やまれました。
2011-07-11 Mon 23:56 | URL | 名無し #-[ 編集]
こちらこそ、読んでいただいて感謝です。
この量でも、全体の6~7割も伝わってないんじゃないのでしょうか。 けれども、少しでもイベントの内容や雰囲気が伝わったのであれば嬉しく思います。 そして、この「電波女と青春男」という作品を、より好きになってもらえれば幸いです。 |
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