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『青い花』 第6巻 感想

■『青い花』 第6巻 感想



まず・・・帯にやられたッ!エロfを読んでいない身としては、単行本化を楽しみにしていたわけではありますが、買おうと思って手に取ったら・・・帯にネタバレが!

「つきあってみようか あたしたち」
――戸惑いながらも前に進み始めるふみとあきら


これは地味に酷い。・・・なーんて思っていましたが、読み終わった後は、そんな帯のネタバレなんてものはどうでもよくなってしまうほどなのでした。それほどの内容だったのですよ。


帯のネタバレの通り、ふみとあきらは付き合うことになります。そんな二人の、何とも言えない甘酸っぱい「好き」な感じが描かれており、読んでいるとニヤリとしてしまいます。特に、ふみがあきらのことを好きすぎて。そんなふみに対して、あきらはどうすればいいのかわからないわけですが、それでも戸惑いながらも歩み寄っていこうとするのです。そんな二人の何とも言えない甘酸っぱさが・・・素敵!とにかく、今巻では存分にニヤニヤすることができます。帯のネタバレなんてものはどうでも良かったのです。付き合い始めてからの描写が何とも濃くて・・・!

個人的に好きなのは、「なさけない さっきまでの無敵感はどこ行ったのよ」というふみの心の言葉。舞い上がって、良い方向へ考えれば考えるほどどこへでも行っちゃえそうな気がするわけですが、ふとしたところから一気に不安になってしまうわけです。この、ふみの舞い上がりっぷりからの落差がたまらず、そこから「無敵感」はどうしたの?と自己嫌悪に陥る。この「無敵感」という言葉の使い方がたまらなく好きだったりするのです(笑)。

そんなわけで、ふみはあきらと付き合うことができるわけですが、同時に不安も抱えます。ダメになったらどうする?どうしたら嫌われなくて済む?・・・と。ダメになったら、それで「ハイ、友達に戻ります」と簡単にいくわけもありません。そんな悩みを打ち消すように、ふみは「臆さないこと」「卑屈にならないこと」と言い聞かせて行動します。恋愛について勝手がわからないあきらに対し、積極的に仕掛けることは上手く働いているようですが・・・?ニヤニヤしてしまうシーンでも、何がきっかけでダメになってしまうのか?というのがいつ訪れるかわからず、そんな不安が常に付き纏っているような気がしてならないのです。ニヤニヤできるものの、そのハラハラ感が何とも言えない!

結果的に、ニヤニヤなままで今巻は終わりますが、だからこそ次の巻が気になってしまうのです。付き纏っている不安は、いつ現実になってしまうのか?・・・と。そんなわけで、続きが気になって気になって仕方がないのです。また、続巻が出るまで待ち続けなくてはいけないなんて・・・。

まぁ、アレです。あーちゃんが可愛すぎます。ふみ視線というわけではありませんが、付き合い始めてからさらに可愛くなったような気がしてなりません。もしくは、恋は人を可愛くしている・・・のかもしれません(笑)。

そんなわけで、未読者置いてきぼりの感想を簡単に書いてきたわけですが、まぁ、何が言いたいのかと言いますと・・・・「これ、アニメで見たい!」

お願いします。2期やってください(切実

余談ではありますが、あきら兄とモギーの話も色々と見てみたいです。ほら、4巻の志村先生のあとがきにもあったじゃないですか。ふたりの話も読んでみたいものです。


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