「高垣彩陽のMusic Rainbow 01」 レポ&感想2011-01-30 Sun 02:12
高垣彩陽のMusic Rainbow 01 @中野サンプラザホール
に参加してきました! ![]() とにかく「すごい!」の一言に尽きるライブでした。
開演直前、高垣さん自身によるアナウンスが入り、会場は一気にヒートアップ。生で喋ってるのかと思いきや、どうやら録音だったようですが(笑)。 幕が上がり、彼女のソロデビュー曲である1stシングル「君がいる場所」でライブはスタート!この曲でソロ活動が始まったわけですし、初のソロライブがこの曲からスタートする・・・というのは何だか感慨深いものがありますね。歌い出しは躓いたものの、安定感のある歌声は素晴らしかったです。生バンドだったのも良かったですね。 バンドメンバーは一度引いて、そこからMCへ。お客さんに「関東の人!」「関東以外の人!」「海外から来た人!」なんてことを聞いていき、そこから「ゲストに海外の方が・・・」と紹介したところで、なんと『CANNAN』のキャラクターであるネネが登場!・・・ええ、高垣さんがネネの声を出しているだけですが(笑)。この構成には思わず笑ってしまいました。 そこから『CANNAN』挿入歌にもなったネネのキャラソンである「チャイナ気分でハイテンション!」へと突入。ダンス有りのソロで非常に新鮮でした。高垣さんのソロ曲でダンスをしているのは初めて見た気がしますね。その後のMCによると、アニメでの「チャイナ気分でハイテンション!」のネネの振りを作ってもらった人にお願いして、実際のステージ用に振りをつくり直してもらったのだとか。いつか歌いたいと思っていたけれども、歌うなら今回しかない!と思ってセットリストに加えられたようです。 同じく、『CANNAN』の挿入歌であった「いのちなんだよ」をしっとりと歌いあげてネネのステージは終了。MCの声色もいつもの高垣さんへと戻ります。 ここから、(ネネではなく)高垣さんによるキャラソンタイムとなります。「声優だから役ありきである」ということをMCで言っており、『リスアニ!LIVE』でも似たようなことをMCで言っていましたが、こういうことをソロのステージで言うのは非常に高垣さんらしいとを思ったり。「普段はキャラクターとしてマイクの前に立たせてもらっているけれども、今回はその空気を会場で・・・」なんて言葉があったように、高垣さんの生キャラソンは、目を瞑ればそのままキャラが浮かんでくるような精度の歌声で、非常に驚かされました。まぁ勿体無くて目なんかほとんど瞑ってられませんが(笑)。 まずは『みつどもえ』のキャラソン(カップリング曲)の「長女だし、ねっ!」を披露。間奏に入るセリフでは、ドSななじりに会場からは歓声が。なんという下僕の多さ・・・!さすがに「ありがたく思いなさいよねっ!!」を歌うと会場の下僕が喜びすぎることになりましたかね(笑)?・・・というのは冗談で、キャラソンもこれまでステージで披露されてない曲を上手く選択してるんですよね。なんとも痒いところに手が届くようなセットリストだと思いつつ、こういうセットリストは声優さんのキャラソンへの理解がないとなかなかできないものだよな思い、さらに驚かされたり。 そんなドSながら優しい面を見せるみつばのキャラソンから、次は女の子らしい面を見せてる・・・と思わせながら酷い殺伐ソングである『そらのおとしもの』のキャラソン「Princess 37564」へ。ドSキャラの2連発ですよ!会場の下僕たち大歓喜です。何と言っても、みつばから会長への声の切り替えが本当に凄かったです。同じ声優さんが別のキャラソン連発で声の違いを魅せる・・・というのは初めての体験だったので、これまでとはまた別の感じで「声優さんってすごい!」と感じたものであります。で、どうやらこの曲は人気があるようで、その人気も高垣さんの元に届いていたみたいですね。 その後のMCでは、初のキャラソン収録時の話があったり。『Venus Versus Virus』が初のキャラソンで、収録時は隣の部屋で茅原実里さんもキャラソンの収録をしていたようで。初のキャラソンが出来上がった時には感動して泣いてしまったけれども、そこで茅原さんが抱きしめて「この後ももっと素敵なキャラクターや歌に出会っていけるといいね」と言ってくれたそうです。二人の仲の良さはこういうところからきてるんでしょうね。 そんな初のキャラソンとなった『Venus Versus Virus』のキャラソン「inner world」を披露。まさか聴けるとは思ってもみなかったので、この選曲はファンにとっても嬉しかったのではないのでしょうか。この曲でキャラソンタイムは終了。 高垣さんは一度下がり、何が始まるのかと思いきや・・・始まったのは「一人コント」!ラジオからは『高垣彩陽のあしたも晴レルヤ』のセルフパロディ番組『高垣だじゃひのそろそろナレルヤ』が流れてきて、それに対して勉強中の受験生に扮した高垣さんがツッコむというコントでした。ラジオのパーソナリティは高垣彩陽ならぬ“高垣だじゃひ”で、晴レルヤのパロをしながらとにかくダジャレを言いまくるという何ともツッコミどころの多い番組には、会場から笑い声やなんとも言えない空気(ギャグが滑っていたとき)が生まれていましたね(笑)。それにしても、歌ではなくこういった遊び心も入れてくるエンターテインメント性は、やはりミューレらしくていいですね。なお、コントの台本を手掛けたのはお馴染み上野さんだったようで。 高垣さんが再登場し、晴レルヤのラジオCD発売の告知や、バンドメンバーの紹介があったところで、再び個人名義のソロ曲へ。「光のフィルメント」「Be with you」と2曲連発。この「Be with you」が本当に素晴らしかった!サビの高音部のノビが非常に素晴らしくて、心地良さを感じると共にゾクゾクとさせられるものがありました。とてもライブ映えする曲だったので、また機会があったら歌ってもらいたいものです。 会場も一緒になって歌った「Oh Happy Day」での一体感はとても楽しかったです。会場の歌声と、高垣さんの歌声のコラボレーションには、このライブに参加していることをしっかりと感じさせられました。何より、会場の声と共に楽しそうに歌っている高垣さんの姿がとても良かったですね。 最後のMCでは、ドラマ出演&ドラマ挿入歌&挿入歌のシングル発売決定が告知。ドラマ出演には、高垣さんだけではなく、会社の人もすごく驚いていたとか(笑)。「自分にはコンプレックスがあるけれども、それを好き・良いと言ってくれる人たちがいた」という印象的なMCがあり、最後の曲へ。どんなドラマでどんな役なのかは発表されませんでしたが、続報が楽しみです。 最後は高校の謝恩会でも歌ったというサヨナラだけどまた会おう、という意味も込められたサラ・ブライトマンのカバー「Time To Say Goodbye」が披露。本当に本当に素敵な歌声でした。観客は全員が椅子に腰掛け、サイリウムも振らずに聴き入っており、歌い終わった後には全員がスタンディングオベーション・・・という素晴らしい光景も見ることができ、ライブは非常に良い形で終了することとなりました。 アンコールをする間もなく終了のアナウンス・・・というのがやや寂しかったですが、それでも90分というソロのライブにも関わらず非常に濃ゆいライブでした。何より、高垣さんの素晴らしい歌声をとても堪能できる素晴らしいステージで、終わった後にはとにかく「すごい!すごかった!」という言葉しか出てこないくらいに、彼女の歌声にパワーを感じ、魅了されることとなった単独公演なのでした。 豊崎さんのようにソロライブの発表はありませんでしたが、ドラマ出演という新たな一歩を踏み出すこととなった彼女、を今後も応援していきたいと純粋に思います。それほどに、彼女の人柄や歌声など、とにかく彼女の魅力溢れる公演だったのではないのでしょうか。 (他のライブの感想はこちら) ■「寿美菜子のMusic Rainbow 01」 レポ&感想 ■「戸松遥のMusic Rainbow 01」 レポ&感想 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]()
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