「『ANIME FES. “VS”』舞台挨拶 @新宿バルト9 初回(寿美菜子・森田修平監督・浅沼晋太郎・川越淳監督・沢城みゆき・橘正紀監督)」 レポ&感想2010-11-27 Sat 21:40
「ANIME FES. “VS”」舞台挨拶 @新宿バルト9
に参加してきました! 12:30スタートの初回ですね。 先に3作品の上映があり、終了後に舞台挨拶へ・・・という形でした。 3作品の詳しい感想については・・・ 「ANIME FES. “VS” 先行ブロガー試写会」レポ&感想 で書いているので今回は省きます。 ただ、再び見たらだいぶ印象が変わった作品もあったんですけどね。 それはまた後ほど。 とりあえずは、舞台挨拶の様子を先に書いていこうと思います。 上映後の舞台挨拶ということで、かなりネタバレがありますのでご注意を。 進行は、アニメライターの小林治さん。 ひと通りの説明・注意があった後に、寿美菜子さん・森田修平監督・浅沼晋太郎さん・川越淳監督・沢城みゆきさん・橘正紀監督・・・の順で今回の舞台挨拶のメンバーが登場。 まずは、監督陣に対して「作品のテーマを1つのキーワードで表すと?」という質問から。 森田:(コイ☆セント)仏像・鹿・恋・・・というのはさっき(の横浜の舞台挨拶で)話したので、今回は「歌」で!「歌」を中心に持ってくることで、作品が素敵になる。 寿:「歌が上手いって(設定に)書いてあるけど大丈夫なの?」と監督に聞かれた(笑)。今回はプレスコが先で歌の収録が後だったけれども、歌は何度も録り直しを行った。トトがショートする寸前の力の加減・・・という塩梅で歌うのが難しかった。 川越:(マジンカイザーSKL)「地獄」と言おうと思っていたけれども、「歌」ときたので「叫び」と。叫びが多い分だけ台本が薄くて、普通のアニメの台本の30%減くらいになっている。 浅沼:(アフレコ収録はその分楽でしたか?という質問に対し)「本気で言ってます?」。相手となる敵役があの人(檜山修之さん)だから、1人じゃ太刀打ちできないので2人いる(笑)。モブでも参加し、色々な死に方の叫びを何種類も収録した。「すごい死んでます」。今回、海動剣役としては戦いを楽しんでる感を出した。「コイ☆セント」が終わった後のフワフワした感じを見事にぶち壊すことになりましたが(笑)。 橘:(.hack//QUANTUM)前の2つがけっこう真面目なことを話してきたので、この作品は「絆」。女子高生3人がメインとなっていて、その3人の絆が描かれている。 沢城:アフレコで難しかったのは、エリがいなくてもずっとエリを感じながら演技をしなければならないこと。この後はエリのことを助けるためにアスミとイオリが奮闘していくことになるのだけれども、やっぱり実際にアフレコ現場に(エリ役の藤村歩さんが)いないと、やっぱり存在を忘れてしまうので。 続いて、キャスト陣に対して「印象的なセリフ・シーンは?」 寿:「海に行こう」と言った部分。基本的には自分から・・・というキャラではないシンイチが、後にちょっと男らしくなって戻ってくる。 森田:もちろん、舞台となっている奈良県には海がないわけだけれども。奈良県の人は海を見ると喜ぶ(監督も奈良県出身)。 浅沼:奈良県出身の白石(涼子さん)はこちらで血の海を見てるわけですが。ロケットパンチを繰り出した時に、「威力がすげーんだけど戻ってくるまで時間かかるんだよな」という部分。そんなこと言っちゃうのかよ!と(笑)。おもちゃのロボットで、ロケットパンチをして手だけ飛んでいってなくなってしまったのを経験したことがある人なら・・・。 川越:ロケットパンチがそういう仕様になっているのは、そういう使い方をしてくれと言われたから。そこに剣ならこういうだろう・・・とあんなセリフをつけた。 沢城:最初のセリフでの「子供かお前は!」。こう言ってるけれども、自分はのめりこみすぎずの位置にいながらも楽しんでいる。花澤さんの演技にのせるのが面白い。シーンで言うならば、ハーミットの足に刺さったサボテンのトゲを抜くところ。 橘:自分が思い描いていたようなセリフとはまた違ったようなセリフの言い回しをアフレコではしてくれる。ハーミットはスタッフのお気に入りで、細かいところまで演技が凝っている。 最後に、「一人一言ずつ」 寿:この作品は忘れられない作品になると思う。これだけガッツリかかわった作品はなかったし、そんな中で自らを削った作品でもある。 森田:劇場版BDには寿さんのグラビアなども載ったブックレットが入っている。気に入ったら買ってくれると嬉しい。 浅沼:何度も見ると胃がもたれる作品だけれども、永井豪作品の色々なオマージュが入っているので、1度観ただけではわからないから何度も観てもらいたい。 川越:特典にはペーパークラフトが封入されており、なかなか出来がいい。その分作るのは難しいけれど・・・。 沢城:流れを汲んで宣伝。キャラコメも入ってるよ! 橘:次は雰囲気がガラッと変わって、物語の核となるものがギュッと詰め込まれているので、是非。 トークの終了後、各媒体向けの写真撮影が行われていましたが、この撮影ではそれぞれの作品にあったポーズで写真を撮っていて、会場からはそのポーズに笑いが起こっていました。そんなフランクな媒体向けの写真と、お堅い媒体向けの普通のポーズで撮られた写真の2種類があったので、あなたが目にする媒体ではどちらが用いられているのかもお楽しみに。 そんな具合で、20分程度ではありましたが、舞台挨拶は終了。拍手で舞台挨拶のメンバーは退場となりました。 舞台挨拶はこんな感じでした。 あくまでこういうニュアンスのコメントをしていた・・・ということなので、ここで書いたまさにそのままの通りのことを言っていたわけではないので悪しからず・・・。 さて、「ANIME FES. “VS”」の初日だったわけですが、やはり、色々な作品が詰め合わされた形式の上映は、普段触れる機会が少ない作品と触れ合うことができるのがいいなぁ・・・と改めて思ったり。 こういう機会だからこそ新たな発見ができるわけですしね。 そして、観るのが2度目だった自分は、今回で『コイ☆セント』の印象がガラッと変わりましたね。 まぁこう言うのもなんですが、初めて観たときはちょっと「うーん・・・」という感じだったのです。 たぶん、3DCGをメインに据えた画面に慣れてなくて、戸惑ってる間に終わってしまったのかなぁ・・・と。 1話20数分という短い時間の話だけに、やっぱり色々と詰め込まれているんですよね。 それを追い切れなかったために、妙なものしか残らなかったわけなんですが、 今回は3DCGにも慣れていて、どこか映像的には冷静に見ることができた気がします。 そして、ストーリーに集中できたからこそ、初回では気付かなかった部分に気付かされたり。 新たな発見があるだけで、やはり作品の見方というものは一気に変わっていくものです! 是非、一度ならず、二度くらいは足を運んでもらいたいなぁ・・・と実体験ながら思う限りです。 そしてやはり『.hack//QUANTUM』が非常に面白かったわけですが、その作品の良さについては先行ブロガー試写会のレポで書き綴ってあるので、今回は省かせていただきます(笑)。 実は、今回出演していたキャストは全員『かみちゃまかりん』に出演していたんですよね! 今回は、そんな『かみちゃまかりん』組だったのでした(笑) そんな舞台挨拶もあんまり堅い雰囲気はなく、笑いのある楽しい舞台挨拶で良かったです! 個人的には、やっぱり浅沼さんはトークが上手いなぁ・・・と思ったのでした。 そんなところで、今回の舞台挨拶のレポと感想は締めさせていただきます。 余談ではありますが、寿さんの今日の衣装はよく着ている?気がする白のワンピでしたかね・・・。 何度も言うようですが、寿さんのファンは観て損をしないと思いますよ! 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]()
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