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「『たまゆら』上映イベント ~いつかの大切な日々へ~」 レポ&感想

「たまゆら」上映イベント ~いつかの大切な日々へ~ @東劇


に参加してきました!

なんと言っても、OVA2巻に収録される3・4話がどこよりも先に観ることができる(しかも東劇のスクリーンで)!というわけで東劇まで足を運びました。そして、開演が21:25という、色々な人に優しい開始時間なのです!何だか優しさがあっていいですねぇ。



先に3・4話の上映が行われるようで、今回のトークパートゲストの佐藤順一監督松来未祐さん儀武ゆう子さんは普通に入り口から登場し、真ん中あたりの座席に座っていました。そんなわけで開演。



ここからは・・・第3話「みんなで歩けばラッキー、なので」第4話「それはあの日のこと、なので」 の感想を簡単に書いていこうと思います。まだ大多数の方が見られていないお話なので、ネタバレはしない方向で。

この話で『たまゆら』という作品はひとまず完結となってしまうわけですが、当然4話で感動的なお話へ!なんてなるわけでもなく、引き続き3・4話も『たまゆら』らしいお話になっておりました。(いや、『たまゆら』らしさというものは1・2話という2本の話のみを見ただけでは形成されないと思うんですよね。なので、この3・4話でようやくその“らしさ”というものが形成されてきた感じでしょうか?要は、ようやく作品の形が見えてきたここからが始まりってことですよね!(笑))

この3・4話もストーリー自体はすごく感動!って話ではないのですが、何故か涙腺が弛んでウルッときてしまうあの雰囲気作りはさすがとしか言いようがないです。3話と4話は繋がりがあるお話で、最後の話のまとめ方も非常に上手いなぁ…と唸ってしまいました。あの3・4話の流れは大好きです。これでOVAは完結だからと言って「これで終わり!」という感じはまったくしなかったわけです。その中でも一つの区切りとしては非常に上手い締め(まとめ)方だなーという感じではあります。ただ、少なくとも見終わってからこの作品が終わることを悲観してしまうような雰囲気ではないんですよね。そのなんとも言えない微妙な匙加減が上手いなぁ・・・と感じました。

お話についてちょっと触れておくと・・・かおるのお姉さんが登場し、4人を色々と引っ張りまわす感じのお話になっております。楓が「ぽって」というあだ名がつけられた由来なんてものが映像で見られたりしますよ!3・4話のあらすじは公式サイトにもアップされているので是非そちらもどうぞ。

余談ですが、ふと疑問に思ったのが・・・3話でお好み焼きをお弁当に入れて持ってきてるシーンがあったわけなんですが、本場のお好み焼きの地域ではお好み焼きを弁当に入れたりするんでしょうか?お好み焼きがおかず!と言っていますし、そう考えればおかしくはない気もするのですが・・・うーむ。



そんなこんなで、3・4話の上映は終了。ここからはいつも通り儀武さん司会・進行によるトークパートへ。前述の通り、今回は佐藤監督と松来さんがゲストで登場。前回はパイプ椅子だったのですが、今回はちょっと良い椅子へとグレードアップしたようです(笑)。松来さんと言えば、そう広島出身ですね!そんなわけで、話は必然的にトークは松来さんの地元である広島の呉の話になっていくわけですが・・・

そんな脱線を見越してか、儀武さんは先にこの『たまゆら』という先にどのようなメッセージが込められているのかを佐藤監督に聞いています。見終わった後に言うと言い訳のようになるから、というような理由であまり多くを語ろうとしていませんでしたが、「優しさは届いたと思うんですよね」と佐藤監督は力強いコメントをおっしゃっていましたよ。

この作品の音楽についてですが、監督は中島ノブユキさんに「懐かしくて可愛らしい音楽を」と依頼したらしいです。風景と音楽でキマる作品なので、音楽もなかなか気合を入れて打ち合わせをしたようです。「こういうシーンがあるんです!」と説明して、そのシーンに合うような音楽を作ってもらうほどの気合の入れようだったとか・・・。BGMは26曲ほどあがってきたらしいですが、そのすべての曲を4話でしっかりと使い切ったらしいです(笑)。

そして、松来さんのヘソ出しライブで『たまゆら』の話題を出してくれた・・・という話が導入で松来さんの地元・呉の話へ・・・。「呉は病院が多いから、老後はみんなで呉に住もう!」なんて話をそのライブではしてたとかw この作品の舞台である竹原には行ったことがないと思っていたけれど、この作品を見ていて「あれっ?ここに行ったことあるぞ?」と思って母親にメールを送ったら、「忘れたから父に聞いて」と言われ、その後父親にメールをしたら「忘れたから母に聞いて」と言われてしまった・・・なんてやりとりをしたのだとか(笑)。けれども、どうやら小学生の頃に来ていたらしいです。「油断すると呉の話に持っていかれる!」なんて儀武さんが言ってしまうほどに松来さんの呉の話は止まることを知らない様子でした。

この作品の裏テーマは「お父さんを大切に」というものらしく、それぞれの父親についての話もされたり。そんな中でも儀武さんの父親の話がなかなかびっくりさせられました。プータローという職業で、思い出というとよく父親と遊んだ思い出がある・・・なんてことを言っていました。会社に遊びに行った思い出がある、と話していた松来さんとはなかなか対照的で、なんとも・・・(苦笑)。佐藤監督の父親との思い出話は、タバスコがまだ日本に浸透してきたばかり?の頃、父親と食事に行ってナポリタンを注文した際に、タバスコを知らなかった順一少年は父親に「それはケチャップ」と言われ、かけたものの当然辛く、それを見た父親はゲラゲラしていたんだとか(笑)。そんな貴重な順一少年のお話でした。それよりも、佐藤監督は自分が父親になってからの方がやっぱり色々と印象的だったみたいですね。

竹原で行われた『たまゆら』イベントの話となり、イベントに参加していなかった松来さんは「広島空港なにもなかったでしょー?」と広島トークに目を光らせておりました。ついでに、その質問に対して儀武さんは「自然がありました」と上手い返しをしていました(笑)。監督も「竹原ではホントよくしてもらった」なんて竹原での思い出をしみじみ語っておられました。

最後に、「この先あるといいですねー。(まだ名前が出ていないから決まっていない)「ほぼろ」の店主(松来さんの役)の名前なんてすぐ決めちゃうのに」なんてことを監督はおっしゃっていたりしました。松来さんは「呉で海沿いに住んでいて、その海を見ながら声優になるぞ!と思っていて、その過ごしてきた町がアニメで描かれるのはなんとも不思議な気分でした」なんてことを言っていましたかね。まだまだ『たまゆら』という作品は色々なネタを仕込んでいるらしく、今後も様々なイベントが開かれるらしいですよ!期待して待つべし!その暁には是非アニメ化をば・・・。

監督が常々おっしゃっている「奇跡」が起きれば、きっとアニメ化も!そのためにも、是非とも少しでも気に入ってくれた方々にはパッケージも予約して欲しいと思う次第であります。やっぱりこの面々をテレビシリーズでもっともっと見たいです。OVAのたった4話で終わってしまうには勿体無いと思うんですよね・・・。

そんなわけで、テレビシリーズ化を祈りつつ、今回のイベントレポは以上にしたいと思います。


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