「アニプレックスNight!」 感想2010-10-18 Mon 17:06
アニプレックスNight! @新宿ロフトプラスワン
に参加してきました! ![]() アニメ業界史上初の新企画!ひとつのアニメメーカーの宣伝マン達のみが登壇する、一夜限りの凶宴!ということでどんなことを仕出かしてくれるのか楽しみにロフトプラスワンに向かいました。 今回の出演者は以下の通り。 ◆瀬尾 勝 [本部長] ◆杉浦了一 [次長] ◆山本和子 [課長] (黒執事 ・ おおきく振りかぶって ・ 某声優さんマネージャー(3ヶ月間のみ)) ◆高橋祐馬 (西尾維新AP ・ ひだまりスケッチ ・ AngelBeats!) ◆小松慎太郎 (ソ・ラ・ノ・ヲ・ト ・ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない) ◆本間久美子 (閃光のナイトレイド ・ 咎狗の血) ◆瓜生恭子 (デュラララ!! ・ 屍鬼 ・ おとめ妖怪 ざくろ) ◆神宮司 学 (WORKING!! ・セキレイ) ◆鈴木健太 (みつどもえ) ◆新宅洋平 (STAR DRIVER 輝きのタクト) ※( )内は、最近の主な宣伝担当作 マイクが横にずらりと並んでいて謝罪会見のようだ、なんてことをゆま(高橋祐馬)さんが言っていましたが、その割には登壇する宣伝マンの数が多くて上手く座りきれていなかったという(笑)。今回はアニプレックスの宣伝部に所属する宣伝マン10名が登壇したわけですが、この他にも来れていない方が2名程いたようで。あのアニプレの宣伝部は12名もの人数で成り立っていたのですね。 そんなわけで第一部スタート!となったわけですが、第一部の模様はニコ生で放送されていたため、このブログにやって来るような人はもちろん見ていたりタイムシフトを予約していたりしていたと思います。第一部はちょっとお固い話があったりしながらもちょっくちょく危ないネタが挟まれるなどしていて、楽しみつつ宣伝マンの仕事というものを理解することができたのではないのでしょうか。製作委員会の話などはなかなかこうやって聞ける機会も少ないと思うので、雰囲気も含めて知ることができたのはなかなか面白かったです。そして、版権発注ビフォーアフターではさりげなくアニプレの10月新番の宣伝も兼ねる企画となっており、こういう部分からもアニプレさんの手腕を見て取ることができましたね(笑)。こんなに自然と宣伝を組み込んでくるなんて上手い!それにしても、あの版権発注ラフから素晴らしい版権絵を描いてしまうアニメーターさんすごい!業界用語は我々が知ってどうするんでしょうね…?とりあえず「CXのバーソー(富士そば)」は機会があれば使っていきたいと思います。そんなわけで、第一部は本部長・瀬尾さんが色々と全開でした(笑)。 さてさて、第二部はニコ生で放送されていないので現地にいた人しかどんな話がなされていたのかわからないと思うのですが、第二部では会場で事前にアンケートを取り、そこに書かれていた質問に対して首が飛ばない程度に登壇者が答えていく…というものでした。冒頭からゆまさんが「タガを外す」宣言をしたりしたくらいでなかなか危ない発言?も飛び交う第二部となりました。 「宣伝担当はどのようにして決めているのですか?」 「中途入社はできますか?」 「失敗したプロモーションは?」 「宣伝費が一番かかった作品は?」 「某他社作品にアニプレも参加した理由は?」 「プロデューサーにはどうしたらなれますか?」 「イベントは赤字ですか?」 「イベントの準備期間はどれくらいですか?」 「(若手宣伝マンの)誰に期待していますか?」 「アニメ業界人として必要なものは?」 「業界に入って“(思っていたことと)違うな”と思ったことは?」 「A-1の社長はなぜ変わったのですか?」 「休日はなにをしているのですか?」 「アニコムラジオのゲストはどうやって決めているんですか?」 「部下のこれだけは止めて欲しいということはありますか?」 「DVDのみの発売、とかはどうやって決めてるんですか?」 「大学時代は何をしていましたか?」 「他作品と一緒にイベントをやるのは宣伝費が浮くからですか?」 「いつ寝てるんですか?」 なんて質問がありましたかね。 まぁどんな回答をしてくれたかは参加者だけの特権ということで詳しくは書いていきませんが、個人的に気になったのは「DVDのみの発売、とかはどうやって決めてるんですか?」の話ですかね。Blu-rayの購入比率は男性が88%を占めており、女性にはまだまだ普及していないそうなんですね。女性向け作品でVlu-rayが発売されにくい現状というのがこの数字からよくわかってきますね。逆を言えば、BDが出るか出ないかでどの層に向けて売り出しているのか…というのも推測することができるのかもしれません。女性がBDに手を出さないというのは、単純に男性に比べて画質にこだわりがないということなんですかね?まぁBD再生機として多くの人が利用しているであろうPS3の存在も大きいんでしょうね。ゲーム目的でPS3を買ったけれども、BDも見れるんだからBDを買っちゃえばいいじゃん!というユーザーが意外と多そうな気がします。では元からPS3を持っているのはどちらの性別が多いのかというのを考えてみると、それは言わずもがな男性ですよね。まぁデータがないので一概にはそう言い切れませんが。あの話からそんなことを考えたりもしました。その後の瀬尾さんによるとあるdisりには笑ってしまいましたが(笑)。 あと、「イベントは赤字?」という話でしょうか。基本的には赤字だそうです。ではなぜイベントを行うかというと、売上から応援してくれたファンにそれを還元する…という形なんだそうです。「ひだまり王座決定戦」なんかはものすごい赤字でびっくりちた、とゆまさんが言っていたり。イベントをする際に、見積りは後回し…というゆまさんや山本さんの企画の仕方には驚かされましたけどね(笑)。やっぱりどこかズレているような気がします。けどそれが結果的には非常に話題を呼ぶイベントになったりするんでしょうね。 他にも、アニコムラジオのパーソナリティである阿澄佳奈さんと藤原啓治さんからビデオコメントが届いたり、花澤香菜さんからビデオコメントが届いたり…とかゆいところに手が届くサービスも提供。阿澄さんから名指しで酒癖の悪さを指摘されていた本間さん…。本間さんはこのイベントで色々な人から酒癖の悪さや週の始めから飲み会に誘うのは止めて欲しいなどと酒にまつわるダメ出しを食らっていましたね。。。そういえば、アニコムラジオの成り立ちなんて話もありました。アニコムラジオはこんな風に始まったのか…となかなか興味深かったり。というかそんな成り立ちだったんですね(笑)。 第二部と第三部の間には客としてイベント会場に来ていたバンビジュ廣岡さんとメディファク鶴岡さんが登壇。新宿ロフトプラスワンに廣岡さんと言えば…そう、「エンタングル!」。アニプレのイベントなのに廣岡さんが色々と持って行ってしまいました(笑)。そして「アニプレは勝ち組」という言葉を残して帰って行かれましたとさ…。 第三部ではプレゼント抽選会で、様々なプレゼントが登場。ゴルフボールとかポロシャツとかポーチとか作ってるなんて知りませんでした。特になんでゴルフボール…?そして来場者全員に帰り際にランダムで何らかの作品のポスターを配布してくれるという太っ腹ぷり。色々な話を聞けて、さらにお土産もいただけるなんてこれで1000円とは得した気分です。さすがはアニプレ! そんなわけで、笑い有り真面目な話有りの非常に有意義なイベントとなりました。普段知ることができない宣伝マンの仕事から、それに関わるアニメについてなど色々と理解を深めることができました。そして何よりアニプレの宣伝マンは皆仲が良いのです!辛い仕事でも楽しそうだったのは、もちろんアニメが好きだからというのもあるんだとは思いますが、こういう雰囲気の良さというのも要因なんだろうなぁと感じました。 今回はレポ形式ではなく感想だけにしたのは、なんか下手なことを書いてしまったらどなたかの首が飛んでしまう要因になりかねないと思ったから自重しておきました。それにさほど需要があるとも思えませんしね(笑)。なので、今回はアニメ業界史上初の企画に参加してきましたよー、ということだけブログに残しておきたいと思います。 ゆまさんがラストに「“第一回”アニプレックスNight!」なんてことを言っていたので、第二回があることを期待しましょう。同時に「メーカー横断生アニメガイド」の開催が示唆される場面もあったので、そちらについても楽しみにしていたいと思います。 ではでは~。 ※追記 イベント後にゆまさんが今回のイベントについてのブログを更新されていたのでURLを貼っておきますね。 アニメメーカー横断宣伝マンブログ:「アニプレックスNight!」無事(?)終了! 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]()
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