『けいおん!!』 Blu-ray 第3巻 スタッフコメンタリーまとめ2010-09-17 Fri 00:37
『けいおん!!』 Blu-ray 第3巻 を購入しました!
![]() 例のごとく、自分が気になるのはやっぱりスタッフコメンタリー。というわけで、今回も第2巻のスタッフコメンタリーで話されていることをまとめてみました。こういうことが話されてるのか~という感じで興味を持っていただければ幸いです。そして、購入していただければさらに幸いです。コメンタリーではここに載せきれないことがもっと話されていますからね。 さて、3巻コメンタリーに参加されているのは… 北之原孝將さん・川浪栄作さん・内海紘子さん 北之原さんは9話のコンテ演出、川浪さんは8話原画、内海さんは7話コンテ演出を担当しております。 第7話 「お茶会!」 ・生徒会室の全景が映るのはこの話数が初めて。設定を起こしてもらった。 ・澪と曽我部先輩が空で繋がってる…というのを意識して、空や雲のカットを心掛けた。 ・前回がギー太大好きの回だったので、廊下のシーンでは唯だけギターをしっかりと持ってる。 ・ファンクラブのマメモブ。原画さんがマメモブ大好きだったから気合を入れて描いてくれた。 ・曽我部先輩登場の回想。生徒会室をメルヘンチックという要望に応えてくれた撮影処理。 ・曽我部先輩への「ふわふわ時間」演奏シーンの終わりあたりで一瞬挿入されるマーガレット。花言葉は真実の友情。 ・プレゼント用に貼る澪の半目写真。原画はあそこまで酷く描いてない。澪は残念な美人。 ・お茶会会場入口にあった写真の澪が手に律のおやじマスコットを持っている。池田(和美)さんの趣味。池田さんがすごくおやじマスコットを好いてるらしい。 ・参加しているファンクラブの20人はちゃんとキャラ付けしてある上で席順も誰がどこに座っているのか決めてある。 ・澪ポエムの後に空気を読んで突入してくる唯と律。唯が身体でハートマークを作っているのはその後に歌う「ぴゅあぴゅあはーと」と掛けている。 ・ライブシーンは軽音部らしく、かっこよくより可愛らしくを意識したカメラワーク。 ・歌詞が可愛らしいので、歌詞を見ながら意識して表情付けをした。 ・北海道の曽我部先輩のシーン。雲は撮影さんに丸々やってもらった。ピンク色の可愛い空。川浪さんも原画を手伝った。 ・内海さんはこの回で初めて絵コンテから作った。すごく緊張した。 第8話 「進路!」 ・アバンで和が唯のことを心配するシーンは1期1話とまったく同じレイアウト。なので1期1話のレイアウトを取り寄せてやったら、偶然にも1期1話と同じところを担当した人が今回も同じところの原画を担当することが発覚。米田さんは知らずに割り振っていたけどまったくの偶然。 ・けいおん!!では動きの中を抜くのをよく使う。 ・唯が歌うところの背景は絵物語風と米田さんが指定していた。 ・りっちゃんは男の子キャラだけど、実は軽音部の中で一番乙女。山田監督からも「もうちょっと内股にしてくれ」とか「女の子っぽい仕草で座らせてくれ」とか指定が入る。 ・唯と和の幼稚園時代。今を大事にする「けいおん!!」だけど、この過去があったから現在がある…という感じでの回想。 ・調理実習の回想。唯が材料を忘れたと言って、料理している人が振り返るんだけど、一人だけ包丁をもって振り返ってるからマジギレしてるように見えてしまうという(笑) ・作監の門脇(未来)さんがけっこう独特の線取りとフォルム。 ・なぜりっちゃんは自分のおでこに書かれた文字が「目」だとわかったのか?誰もわからず…。 ・律澪の回想は撮影さんのアドリブが入ってる。 ・律がカチューシャ外すところはスペシャル感がある。 ・子ども全員がパイナップル顔になっているカット。米田さんの机の前を偶然通ったとき、このカットが置いてあってなんなんだ?とびっくりした。 ・この回は『けいおん!』の本質的なお話なのでは? 第9話 「期末試験!」 ・冒頭の靴の履かせ方に苦労して試行錯誤した。あまりリアルに描きすぎると絵として重ったくなる? ・学校の外の話なので、唯がどんなところで生活しているのか…というのを見せたかった。 ・夕方に河原で梓がギターを弾いてる唯を見つけるシーン。あまりコントラストを強くせず、光の方向を決めて影を落とす感じにしたかった。 ・取材で撮ってきた風景とかの写真はあくまで思い出すためのメモ。実際に現地に行って感じた距離感とかは違う。 ・唯と梓が河原でこぶしを回すシーン。どうやって動かせばいいのかわからず、色々な歌手の映像とかを見たけれども、最終的には北之原さんと原画の人でお互いに動きをやりながら詰めていった。 ・さわ子が「なんで最近お茶会しないのよー」のシーン。餌を食べるトンちゃんのカットが挟まれており、食事にありつけてるトンちゃんとお茶会がないから食べることができないさわ子先生との対比がなされている。 ・おばあちゃんのデザインがすごく良い、と北之原さん絶賛。 ・「甘いしいたけ」は監督からのセリフの付け足し。 今回も全力でBlu-rayの販促でございます。 今回のスタッフコメンタリーは特に7話の中身が濃かったですねー。コンテ演出を担当された内海さんがストーリーや演出の解説を詳しく行っていたので、演出の人はこういう部分を意識したりしながら手がけてるのかぁ…というのを垣間見ることができました。 声優さんのコメンタリーも勿論収録されており、声優さんならではの声優さん視点だからこそ気付く部分もあったりして、なるほどなぁ…なんて唸ってしまうことも多々あったり。8話のコメンタリーでは、ふと日笠さんからの進路に悩む学生への励ましのメッセージなんかもあったりしますよ。キャッキャウフフしてるだけでもないんだぜ!・・・いや、基本的にはキャッキャウフフなんですが(笑) 特典についていたりっちゃんの布ポスターは部屋に飾りました。とても部屋が華やかになりました。 余談ですが、布ポスターってけっこういいもんだなーと思ったり。紙のポスターほど丁重に扱わなくていいすしね。紙ポスターの腫れ物に触るかのような扱いをしなきゃいけないあの感じは、B型の自分にとってはけっこうツライのですw そんなわけで、興味を持たれた方は、ぜひぜひ購入をオススメしますヨ! 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]()
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