Welcome to our adolescence.

オオカミさんと七人の仲間たち　第9話「おおかみさんと毒りんごが効かない白雪姫」

脚本：伊藤美智子　絵コンテ・演出：青井小夜　作画監督：青井小夜、斎藤敦史、新垣一成


アニメで、それもお伽話をモチーフにした作品なのに、今回は導入がやけにリアルだｗ
母親が白雪さんの父親を奪ったとか、白雪さんと母親を追い出したとか…。
このドロドロさはあまり最近の萌えアニメでは見られないようなものな気がしますね。
どちらかというとドラマで好まれそうなお話です。
そのギャップが！・・・どうなんでしょう(笑)

これまで色々と謎に包まれていた腹黒少女・林檎ちゃんの境遇が、担当回というだけでこれほどあっさり明らかになってしまうのはなんだか拍子抜けしてしまいますが、彼女も人並み…いや、それ以上に悩んでいることがあったのだというものです。
前回、精神年齢が～なんて言われていた林檎ですが、そんな言葉を忘れてしまうくらいに姿相応な言動をしていたような気がします。

あんな語尾が口癖になった理由は母親が原因だったのには笑ってしまいましたがｗ
あの腹黒い部分はやはり親譲りなんでしょうね。

そして、母親の腹黒の延長線上にあるものが略奪愛？
…という想像はあまりしたくないですけれども。
まぁ林檎はあまり略奪愛とかしそうなキャラではない…とも言い切れないかｗ

そんなわけで林檎のこれまで見れなかった一面を見ることができたお話でした。
けれど、個人的にはやはり「いい話だなー」止まりなのが残念なところ。
ある種、王道的なストーリーの構成になってしまっているからなんですかね？
まぁそんな安定感がある構成が魅力だと言われてしまえばそれまでなのですが。
ただ、予定調和な感じが否めないところがなんとも…。

「毒りんごが効かない白雪姫」というサブタイは、腹黒林檎でも敵わない人ってことですかね。
（敵わない…というのは語弊がありますが、なんとも上手い言葉が見つからないのです）
設定とそこから派生するサブタイはなかなか面白いのですが…。

今回、作画はちょいちょい面白いところがありましたね。
スライダーでの水のエフェクトとか、水中に潜るところとか。
なんとなく平面的でWEB系を想起させる部分がありました。

そういえば水着回でしたねー。
「そういえば」って言ってしまうくらいあまり意識してなかったわけですがｗ
個人的にはアリスくらいが丁度いいです（なにが
あっ、アリスが顔をそむけて赤らめるところが妙にグッときました！
…って、えっ？ 頭取とそんな関係だったの…。


〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕





オオカミさんと七人の仲間たち 第2巻 [Blu-ray]
オオカミさんと七人の仲間たち 第3巻 [Blu-ray]
オオカミさんと七人の仲間たち 第4巻 [Blu-ray]
オオカミさんと七人の仲間たち 第5巻 [Blu-ray]
オオカミさんと七人の仲間たち 第6巻 [Blu-ray]

関連記事

• オオカミさんと七人の仲間たち　第10話「おおかみさんと御伽銀行のすごく長い一日」
• オオカミさんと七人の仲間たち　第9話「おおかみさんと毒りんごが効かない白雪姫」
• オオカミさんと七人の仲間たち　第8話「おおかみさんとねずみの嫁探しとやっぱり豚はこういう扱い」

テーマ:オオカミさんと七人の仲間たち - ジャンル:アニメ・コミック