Welcome to our adolescence.

世紀末オカルト学院　第7話「マヤの亜美～ゴ！」

脚本：砂山蔵澄　絵コンテ・演出：村木幸也　作画監督：木晴美、渡辺浩二


どんな話にしてくるのかと思いきや、幼馴染みの回ということで友情関連できましたか。
ちょっと予想外な気がしたけれども、冷静に考えてみれば順当といえば順当なのかも。

なんとなく亜美というのはオカルトとは一線を画している存在な気がするんですよね。
一線を画すというよりは、重大なオカルトの直接的な被害者にはならない…とでもいいますか。
マヤの幼馴染みらしく、影で見守るどこか日常的な存在のようなイメージなのです。
まぁ個人的なイメージなので、そんなんじゃねーよ！と思う人もいるとは思いますが、まぁニュアンスは伝わるかと。

そんなわけで、彼女がオカルトと直接的に関わるところが想像できなかった私です。
まぁそうなってくると、彼女がどう「オカルト」というこの作品でのやたら大きな存在とどう関わることになるのかも楽しみになってくるんですがねｗ


「色々あってもやっぱりマヤちゃんはマヤちゃんってことだろ」
マヤはマヤでオカルトに興味があるというのは変わらない事実。
まぁ取り巻く状況は大きく変わってはいますがね。

「私の知らない亜美ちゃんになってますー」
一方で、これまでと違う面を見せたのが亜美。
変わったようで変わらないマヤと、新しい面を見せた亜美。
これこそ友情物語！という感じがしますね(笑)

亜美の違った一面が見れた…というのは友情が深まっている証拠ですよね。
さらに、父親と似ている部分がある、という面から父親との仲の良さを見せることによって、
父親の気持ちを汲んでくれなかったマヤへカッとなってビンタしまうシーンへ繋がっているわけです。

文明とは結束したものの、それによって友情という大切なものを見失ってしまう？
マヤの友達という存在に関する気持ちというものがあまり描かれてこなかったので、
彼女の友達に対する気持ち…なんてものが描かれることになりますかね。


まぁ…今回のストーリーはなんてことないお話。
どちらかというと日常メインで微笑ましくありました。
で、いい話だなー…という感じではありますが、「これで終わり？」という引き。
結果的にはオカルトとは関係なく自演だった…ということですが、それで終わってしまうのに違和感があったり。

そこでちょっと気になったのは、「あれ？牛の血を抜いたのって…？」という部分。
確か、JKたちが抜いた…とは言ってなかった気がするんですよね…。
そんな点は、もしかしたら引っかかるべき点なのかなぁ…と思ったりします。
うまくJKたちのインパクトで流されてしまった気がしますし。

ま、そんなのは深読みで、単純に二人の友情を描く話なのかもしれませんがねｗ


〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕





世紀末オカルト学院 2 【完全生産限定版】 [Blu-ray]

関連記事

• 世紀末オカルト学院　第8話「まんま亜美～ヤ！」
• 世紀末オカルト学院　第7話「マヤの亜美～ゴ！」
• 世紀末オカルト学院　第6話「文明の道程」

テーマ:世紀末オカルト学院 - ジャンル:アニメ・コミック