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学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD　第5話「Streets of the DEAD」

脚本：黒田洋介　絵コンテ・演出：熊澤祐嗣　作画監督：渡辺純子、相馬満、大塚あきら、落合瞳　総作画監督：落合瞳


これまでのどこか鬱々したものをスカッと飛ばしてくれるような回でした。
紫藤の元を去ったこと。合流できたこと。戦闘で派手に魅せてくれたこと。
この作品にしては珍しく、見終わった後もどこか気分の良さが残るお話でしたね。

紫藤は生理的に拒否したいキャラではありました。
それこそ沙耶が言っていたような「信仰宗教」のようなものを
本能的に感じていたからなのかもしれませんが。
紫藤の言わんとすることももちろん理解できるのですが、
彼の場合は裏にある黒さも見えてしまってるから拒否したくなってしまうんですよね。
まぁそんな彼をヒラコーが友愛しかけてくれたのでスカッとしましたｗ
ただ、彼もこれで終わり…というわけではなさそうですね。
必ず、孝たちの前に立ちはだかる邪魔な存在になってくるのだと思います…。

合流後の戦闘シーンは有り得ないくらいに派手に魅せてくれましたｗ
いやいや、ありえねぇよ…というのは十分にわかってはいるのですが、
どこかこういった爽快感を求めている自分もいたんですよね。
そういった意味でも、このように＜奴ら＞を片付けてくれたのは良かったです。
まぁリアリズムを求める人はなんだかなぁ…という感じなのかもしれませんが。

今回は、どこか和めるようなシーンやギャグも挟まっており、
緊迫感はやや薄くなったものの、その分状況を打開したかのような明るい印象を持ちました。
冒頭のヨン様から始まり、ゲーム演出だったり、バス内での4人の家の所在に関する会話だったり…。
そして、エンディングでこれまでとは違ったポップな曲が流れたのも一つの要因なのかもしれません。

さてさて、初めての攻めに出ていた孝たち。
一日という期間でもここまで適応できる人間の力には恐ろしさも感じます。
まぁ彼らの場合は人としてかなり特殊な部類に入るので何とも言えませんがｗ
それでも、一日でここまできた…というこの意味合いは大きいはず。

とはいえ、次回は一休みな回になりそうなので、
緊張感から解き放たれた彼らがどのように描かれるのか楽しみにしたいところです。
解き放たれたので…つまりはお色気回？(笑)


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テーマ:学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD - ジャンル:アニメ・コミック