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世紀末オカルト学院　第4話「文明の崩壊」

脚本：大野木寛　絵コンテ：藤森カズマ　演出：中村賢太朗　作画監督：世良悠子


キーワードは「巨大ウンコ」
わー！文明くんえんがちょー！

と、まぁそれは置いといて…なるほど、これは文明の崩壊だ。
１話とは一体何だったのだろうか。これが現実だというのか。
…なんと最低な男なのでしょう(笑)

前回まで散々、サイコキネシスが見てみたい～なんてことを書いてきましたが、
使うことができないのはもちろん、そもそも嘘だったとはｗ
ただ、１話のアレは彼が美化しまくった妄想だったとわかった途端、全てが繋がるんですよね。

なぜ彼がいきなりヘタれていたのか？
彼はオカルトが苦手だから…なんて予想していましたが、根本的にヘタレだったわけで。
３話での彼の落ち込み様も、現状を考えれば…なるほど、納得できます。

ではなぜ彼が任務に選ばれたのか？
彼にまだ能力が使えると思い込んでいるのか、もしくは過去の実績に期待しているのか。
なんにせよ、「君しかいないのだ！」というくらいに未来は大変なことになってるとは…。

ひとまず、彼がものすごくダメ人間だということがわかりました(笑)
まぁ薄々感づいてはいましたが、ここまでとは…。
ダメっぷりが上手く笑えるように描かれてるのはいいですねｗ
今回も逃げ出して一人で生きてることの素晴らしさを感じていたのには笑いましたｗ


さて、気になっていたこの作品の「オカルト」への接し方ですが…

オカルトに関する怪物などは、あくまでノストラダムスの鍵を探すための要素でしかない。
そのオカルトをどうこうしよう…ということはあまり考えていないみたいですね。
いや、そもそもオカルトを解こうということ自体が間違っているのでしょうか。
事実、オカルトだと思っていたことが目の前で展開しているわけですから、それに抗ったり否定すること自体が野暮ってものなのかもしれません。

そんなわけで、この作品の「オカルト」への接し方が見えた気がします。
オカルトというものは起こりうるもので、それを全く否定するつもりはない。
それらが絡んだ障害をいかに乗り越えながら、ノストラダムスの鍵を見つけていくのか…と。
本当の敵はオカルトではなく、陰謀をはたらかせている人間なんでしょうね。
オカルトは1999年ではあくまで世界の崩壊の象徴…といった感じでしょうか。

そして、ヘタレ文明がいかに成長していくのか。
そんな彼の成長と、マヤの交流が描かれていく作品であるわけですね。

学長はわかりやすく敵だとして、美風の明らかに怪しい感じも気になります。
現時点ではミスリードな感じもしますからねぇ…。
教頭と繋がる部分があって、意図的に文明を爆発のあるところへ連れていった気がしないでもないですが…。

そんなわけで、４話にしてやっとこ様々な側面が見えてきた気がしました。
ただ予想の斜め上をいく展開が多かったため、簡単に裏切られそうな気がしてなりませんがｗ
次回からが楽しみですね。


それにしても、モスマンの繁殖方法がかなりアレな件…。
オカルトとかもう抜きにしても怖いよ！(笑)
こんなの実際にいたらたまったもんじゃないですわ…。

そして、世界樹を目にしたマヤの嬉しそうな顔ときたら…。
やはりなんだかんだでオカルトは好きなんでしょうね。
家族が引き裂かれてしまったから、否定しなくてはいけないという義務感があるだけであって…。


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テーマ:世紀末オカルト学院 - ジャンル:アニメ・コミック