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オオカミさんと七人の仲間たち　第2話「うそつきおおかみさんと亮士くん」

脚本：伊藤美智子　絵コンテ・演出：鈴木洋平　作画監督：冨岡寛　作画監督補佐：中村直人　総作画監督：飯塚晴子


狼の毛皮を着たオオカミさん…

恋愛モノとしてはなかなか「正統派」といいますか、王道をいきますね。

強そうなのに弱そう。それでも常に強くあろうとしている。
オオカミさんこと涼子の本質を見抜いた亮士はさすが主人公といった感じでしょうか。
…よく見ているだけありますね(笑)
主人公は男気を見せ、涼子は女の子らしさが垣間見え、
それぞれの良さがちょっとずつ引き出されてきているのではないのでしょうか。

森野亮士→森の猟師→森の狩人
なるほどなぁ…と。

前回のようなお伽話と絡めた話を展開していくのかと思いきや、普通にベタな話を持ってこられて逆にびっくりしましたｗ

ただ、ベタではない何かも感じたり。
それは…やはり異色なナレーションの存在ですかね？
これまでになかったような形なので新鮮さは感じます。

ただ、個人的にこの出しゃばりっぷりにはちょっと否定的。
今回ありましたが、ナレーションに状況やキャラクターの感情を説明されると、何か違和感を覚えるというか寒気みたいなものを感じると言いますか…。映像のみでもそれが伝わってくるだけに、やや蛇足感が否めないんですよね。
ナレーションがことあるごとに説明を入れていくのは、小説（ラノベ）的ではあるのですが、それをそのままアニメに適用するとここまで違和感を覚えるのか…とびっくりしました。
あと、やはりキャラの会話にナレーションをかぶせるのもいかがなものかと。

他のアニメと一線を画す工夫であるので評価はしたいのですが、
個人的な好みにはあまり合わないのが残念でなりません…。
もし多くの人に受け入れられているのであれば、このスタンスは貫いて欲しいと思うのですが…。


今回は冨岡さんの一人原画。
…とは言っても、かなり二原に撒いているようなので、実質L/Oとラフ原くらいでしょうか。
それでも髪のなびきなど冨岡さんの特徴がけっこう出ている回でしたね。
ここまで映像面では非常に好感触です。

さてさて物語は、涼子を狙う黒幕がいることが明らかになったり。
奴の目的は一体何なのか？
…というのが明らかになるのがクライマックスあたりになりそうですねｗ
しばらくは人助けの繰り返しにでもなるのでしょうか？

とは言え、現在は御伽銀行がただの人助け屋にしか見えないのですｗ
「恐怖の部活」であるところも早く見たいものですねぇ。
相互扶助という設定はなかなか面白くなる可能性を秘めていると思うので、
なんだかんだ言いながら今後に期待しております。


〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕





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テーマ:オオカミさんと七人の仲間たち - ジャンル:アニメ・コミック