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学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD　第1話「Spring of the DEAD」

脚本：黒田洋介　絵コンテ・演出：荒木哲郎　作画監督：田中将賀、宮前真一　総作画監督：田中将賀


１話を見て驚かされたので、簡単に感想でも。

「今どきゾンビもの…？」とか思っててすみませんでした。
ホント、こんなに強烈に引き込まれるとは思ってもみませんでした。

とりあえず、１話の強烈な映像には驚かされました。
将賀さんがキャラデザ・総作監ということで当初から期待はしていたのですが、
まさかここまでのものを仕上げてくるとは思ってもみませんでした。

これこそがゾンビものである！なんて言わんとばかりの演出。
わかりやすくカメラを揺らすだとか、ゾンビが襲う部分はアップで迫力出すとか。
わかりやすいほどに「ゾンビものである」という見易さがあった印象です。

そして、１話は将賀さんの鬼のような修正が入っている模様。
それによって濃く迫力ある作画となっています。
アクションから泣き演技まで…
やや過剰に見せているものの、この作品から考えればそれがぴったりでしょう。

ただ…この1話の出来を維持し続けたとしたら、スタッフの方がゾンビになること必至かとｗ
2話以降はどう見せていくのか気になるところです。。。

正直、ゾンビものというのはこれまでほとんど縁がなかったので、
ゾンビオタクから見てこの作品はどう見えているのかわかりませんが、
個人的にはこれこそ！というような映像を作り上げてきたと思っております。

ストーリーに関しては、1話ながら平和な部分をほとんど見せずに、
畳み掛けるように混沌と化していく構成はさすがです。
それによって一気にストーリーへと引き込まれていきました。
あくまで「ゾンビものである」という大前提がこの構成で見えてくるかと。
ゾンビものである、という大前提があってからの人間関係云々…となっていくわけですよね。

だから、やはり見るべき部分は、ゾンビとどう戦っていくのか、どうしてこうなってしまったのか。
人間関係やキャラの性格が云々である…なんてのはひとまず置いておいてｗ
それらはあくまでアクセントであり、根底にあるのはこの世界観。
…そんな感じで自分は見ていきたいと思っています。

しかしながら、コレ地上波だとどうなってしまうんでしょう…(笑)


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テーマ:学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD - ジャンル:アニメ・コミック