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迷い猫オーバーラン！　第11話「迷い猫、割れた」

監督・絵コンテ：草川啓造　脚本：木村暢　演出：吉田泰三　作画監督：佐々木貴宏　作画監督補佐：菊池正芳、渡部桂太


感想は書いてなかったですけど、ちゃんと見てましたよ。

そんなわけで11話。
一見、ブルマかスパッツか…という非常にバカらしい騒ぎを描いているように見えますが、
しっかりと描くべき部分はブレずに描いていました。

文乃と千世の巧を巡る対立。
これをスパッツかブルマか…と置き換えて争ってただけの話なんですよね。
これまでの“照れ隠し”の発展形がスパッツかブルマか…ということなのです。
まぁ最終的には「一緒に二人三脚したい！」と言ってしまってはいますが。

そして、希はどっちつかずの立ち位置。
これも、これまでの希の立ち位置をそのまま表していますよね。

つまり、それぞれの立ち位置を最終回直前でしっかりと描きつつ、
迷い猫らしい？バカ騒ぎをした回だったわけなのです！

個人的には評価したい回なんですけどね。
…というか、グランブレイバー回以降はしっかりと描くべきことを描いているので、なかなか好印象だったりします。
（10話の男を極力排除した話もかなり面白かったです）
6話のプロモ撮影回や7話のグランブレイバー回はさすがに呆れてしまいましたがｗ

そして、最終回に向けて希に関して伏線を張っていました。
彼女の微妙な立ち位置。けれどもこれ以上の幸せを求めてはいけない…と、どこか切なげ。
今はこれだけ…と頭を撫でてもらうがそれ相応の幸せ。
では、彼女の求める幸せとは一体…？
なんだかんででやはりラブコメですからね…。

彼女がやってくることによって話は動き始めました。
そして、ラストも彼女に関することで話の締めとなりそうです。
それによって、文乃や千世や巧との関係はどう変わってくるのでしょうか…？


今回の監督は草川啓造さん。
セブンアークスグロスかと思いきや、Studio Blanc.グロスでした。
セキレイ2期はかなりスケジュールが良好だと聞いているのですが…。
先行放送の1話では、友岡新平さんが見事に絵コンテ・演出・作監・一人原画をやってのけてくれました。（まぁ出来は別として…）

次回はいよいよ最終話。
監督は予告されている通り佐藤順一さん。グロスはTYO（ハルフィルム）になりますかね？
いろいろな意味で話題を振りまいてきた作品ですが、
どのような締めを見せてくれるのでしょうか。

楽しみにしたいと思います。


〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕





「迷い猫オーバーラン」キャラクターCD1 芹沢文乃
「迷い猫オーバーラン」キャラクターCD2 梅ノ森千世
「迷い猫オーバーラン」キャラクターCD3 霧谷希
「迷い猫オーバーラン」キャラクターCD4 都築乙女

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テーマ:迷い猫オーバーラン！ - ジャンル:アニメ・コミック