Welcome to our adolescence. 四畳半神話大系　第6話「英会話サークル『ジョイングリッシュ』」

四畳半神話大系　第6話「英会話サークル『ジョイングリッシュ』」

2010-05-28 Fri 06:45

四畳半神話大系　第6話「英会話サークル『ジョイングリッシュ』」

脚本：上田誠、湯浅政明　絵コンテ・演出：夏目真悟　作画監督：西垣庄子、浅野直之　総作画監督：伊東伸高

据え膳食わぬは男の恥

…なんーてよく申したものでしょうか。
今を逃して次はあるのか？
そんなことを感じてしまいますがねｗ

そんなわけで、今回はこれまでと趣向が変わって女に振り回される形に。
いよいよハーレム系の主人公のようである。
いや…そうでもないか(笑)

そして、ジョニーという名の本能と理性の戦い。
いや、理性という名のヘタレとでも言いましょうかｗ
この二人の掛け合い（？）がなかなか面白かったです。
ジョニーが馬に乗っていて…というのは、やはりアレを意識してるんですかね？ｗ
彼が柵の中にいる＝欲望を抑えている、というのはなかなかわかりやすい表現。

そんなわけで、冒頭にも書いたように「据え膳食わぬは男の恥」なわけですよ。
恋に焦がれていても、イザとなると何もできない。
もはや何かのテンプレになってしまっているようなカタチですよね…。
結果的には羽貫さんの酒癖が悪かっただけのようですが。
「私」が自ら動かずして何が変わるというのでしょうか！
…なんて言ってはみますが、彼の場合は積極的に動きすぎてダメな方向に行ってしまった事例もありますからねｗ
彼の行動にいちいちケチをつけてもキリがないというのが現状なのです…。

そう。彼の言動に文句をつけても仕方がない。

まぁ別ルートを考えてみても、あまり良い結果になりそうな気がしないんですけどねｗ
文通相手の“樋口さん”とか、名字だけでも怪しい香りが…。
しかし、やり直すのもやぶさかではない…と。

そして、時間は数時間前に遡っていく…？

今回は夏目真悟さんが絵コンテ・演出を担当。
それが、これでもか！というくらいに湯浅監督とマッチしていました。

夏目真悟さんはうみものがたり13話でコンテ・演出を担当していましたが、
こちらでも非常に独特な映像を作り上げていました。
というよりは、各アニメーターの個性が出ていた感じですかね？

原画にはいわゆる「Web系」と呼ばれるメンツが多数参加。
いつも以上に崩したキャラクターと言いますか、全体的に緩くやりたいように描いている印象です。
それでも、今回はけっこう修正がきいてた模様。
この独特な映像表現は夏目さんのセンスがいかんなく発揮された形なのでしょうか？
いわゆる「イメージ映像」というものが面白い表現でした。

まだまだ若手のようなので、今後にも期待したいと思います。

次回は三原三千夫さんの回なのです。これまた楽しみ。

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