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趣味の変化もクソもなくて、アニメ関連のことだけを書いてるブログになっていましたとさ…

『宇宙ショーへようこそ』 プレミア試写会 感想

「宇宙ショーへようこそ」 プレミア試写会

に行ってきました。

ウェブで応募してみたら、見事に当選!
ペアでご招待だったけれども、一緒に行く相方なんかいるわけもなく、
一人でうきうきしながら会場となったスペースFS汐留へと向かいました。

100512_1744~01


そんなわけでいよいよ試写会開演!

まずは宣伝の野村さんが登場し、Twitterやブログで面白かったと宣伝してください…なんてことを言っていました。ええ。宣伝しまくりますよ。

そしてなんと、サプライズで舛成監督と落越プロデューサーが登場!
(まぁ…舛成さんが会場入りするのを普通に見ていたので、驚きはしなかったんですがw)

血反吐を吐く思いで作ったけれど、その血反吐の跡なんか(フィルムには)ないので、楽しんでみて下さい…なんて挨拶をする舛成監督。
最低20人には面白い!と宣伝して下さい。そのためのプレミア試写会なんですから(笑)…と落越プロデューサー。さらに…ドイツでは大喝采が起こりましたが、日本でこれが起きないと、我々は今後ドイツへと移ることになるので…とw
「面白かった!」と言うことが前提なんだなぁ…とアニプレお得意のハードル上げか?なんて疑いつつも不安ながら話を聞いていましたが、映画が始まってその不安は杞憂だったと思い知らされます…



そんなわけで、ここからは映画本編の感想をネタバレ無しで。

面白い!非常に面白かった!

勿論、期待していました。
けれどもその期待を余裕で飛び越してしまうくらいに衝撃的でした。
いやはやなんとも…。
自分でもハードルを上げてしまっていますが、これは仕方ないなぁ…という気がします。
だって面白かったんですもの。

ストーリーなどに関しては公式サイトでどうぞ。
いわゆる児童SFですよね。

ただ、あらすじからだけでは想像できないほどの濃密さ!
様々なSF要素が詰め込まれていきます。
夢が溢れています!
このドキドキ感は、子どもでも大人でも共通するものだと思います。
誰しもが、宇宙へは様々な夢を描いているわけですからね。
プロダクションデザインをokama、神宮寺訓之、渡辺浩二、竹内志保(敬称略)と振り分けているのも、この宇宙だからこその異文化、何があるのかわからないドキドキへと繋がっているのかもしれません。
わけたことが上手くハマっていると思います。

既に見られた方の感想で「日本の児童SFが~」なんて文章をみかけましたが、まさに!
日本の児童SFがこんな形で現代風に進化したのか!と、驚かされました。
児童SFといえば、やはり『ドラえもん』ですが、あの作品よりイマ風だな…という気がします。
というのも、「ドラえもん」は当時の時代からみた未来…という感じなんですよね。
宇宙ショーはというと、現代からみる未来…といった感じです。
あぁ難しい。なんとも言葉では説明しづらいのですが…。
こればっかりは見て下さい!というしかないんですがねw

「サマーウォーズ」では、どこか人類の夢を“OZ”というシステムに反映させていた気がしますが、この「宇宙ショーへようこそ」では夢を宇宙へ反映させた感じ。
そこら辺は非常に児童SFらしいかなー…という気がしますね。
別に比較する必要はないのですが、あえて比較してみました。

そういえば、泊まった先での飲み物がほ乳瓶っぽい容器に入っていた部分も、どこか子ども心を忘れないように…なんて言われてるような気がしてなりませんでしたねw


そして…

誰かのために涙を流せるって本当に素敵なことだと思いませんか?

この作品を見ていて、涙が印象的でした。
その涙というのは、必ず誰かがいてこその涙なんですよね。
自分が一人しかいないから寂しくて…とかではなく、誰かがあっての涙。誰かがいてこその涙。
涙から、現代では希薄になってきている人と人との繋がり…なんてものを感じました。
それはまぁ田舎で少人数しかいない学校で…という設定からも、人と人との繋がりが重要視されてることはわかるのですが。
こういう面では、是非大人の方にも見てもらいたい部分です。
誰かのために涙を流すってことの素晴らしさ!ですよ。

自分も映画を見ていてなぜか涙が出ていました。
何故泣いているのか自分でもわからないんですよね。
みんなはひとりのために。ひとりはみんなのために。
そんな、強い絆というものがまぶしく見えたのか?
少女・少年たちの輝く姿が羨ましいのか?
とにかく、人と人との繋がり…の大切さが見えてきたからなのかもしれません。


映像的には文句なしのクオリティでした。
クオリティ(笑)…なんて思うかもしれませんが、そう思ってればいいです。
ところどころ修正が甘い部分があった気がしなくもないですが、その程度です。
非常に丁寧な芝居や、煙!爆発!といった多くのエフェクト。そしてバトル!
映像を見てニヤニヤしながら、ストーリーで感動する…というもはやわけのわからないことに。

原画には、舛成さんの作品にはお馴染みのアニメーターさんに加え、
松本憲生・橋本敬史・田中宏紀・宮沢康紀・夏目真悟・谷口淳一郎・高田晃・りょーちも・沓名健一・光田史亮・小川完(敬称略)…など、名だたるアニメーターさんが参加。
そして、本編内の番組「宇宙ショー」のオープニングは湯浅政明さんがコンテ・演出・原画を担当。
視覚的にも非常に面白い作りになっていました。

あっ、声優さんたちの演技がこれまたいい具合。
特に、主人公である夏紀の声は、等身大の女子…という感じで非常に良かったです。


詰め込まれたエンターテインメント。
とにかく、ドキドキするしワクワクする。
期待していても、そんなハードルを易々と飛び越えていってしまうくらいの作品です。
様々な要素から楽しむこともできる。
公開されたら、何度も観に行きたいと思った作品でした。

とりあえず、1度は見て頂きたい!本当に!
そして、みなさんの純粋な感想が聞きたいなー…と思いました。
ハードル上げちゃってますかね…?(笑)

あっ、「修学旅行は 宇宙でした。」ってコピーすごくいいと思います。


そんな感じで、まとまってないけど締めとさせていただきます。
是非、公開された暁には観に行ってみて下さい!
後悔はしないはずですよ…?

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この記事を、20人以上が見てくだされば、自分は試写会に行った意味があった…というものです(笑)
よろしくお願いします。


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この記事のコメント

ブログを読んでより興味がわきました。
公開日が今から待ち遠しいです。
2010-05-20 Thu 21:30 | URL | 名無し #-[ 編集]
読んでいただいてありがとうございます。
楽しみにしていて損はしないと思いますよ!

そして、私も公開が楽しみです。
2010-05-20 Thu 22:53 | URL | スバル・イズミ #9fpR9nnU[ 編集]

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