Welcome to our adolescence.

けいおん!!　第3話「ドラマー！」


ここでみんなの背中見ながら、みんなの音聴きながら、がんがんドラム叩くの
…大好きだっ！

この時のりっちゃんの笑顔を俺は忘れることはないと思う…。

そんなわけで、サブタイ通りにりっちゃんの回。
りっちゃん自身、ドラムが嫌いになるほど本気でドラムを叩くことを嫌がってたとは思えないんですよね。
なんとなく…ちょっと嫌になったから…。
その程度の軽いノリだった気がします。
ただ、それこそが彼女をドラムともう一度向き合うきっかけを生んだわけですね。
そんなお話でした。

りっちゃんの悩みはみんなの悩み。
そんな軽音部の繋がり…というか絆がしっかりと見れましたね。
唯の言葉ではありますが、これはメンバーの総意だと思います。
当然りっちゃんだけでなく、メンバーの誰かの悩みはみんなの悩み。
後輩部員が入ってこなかったことで、絆というものはより一層強まったと思いますが、
それを直接的に表現してきたのがこの3話なのでしょうね。

ちょっと考えてみると、2期では1期より1話ごとの時間経過がほとんどないわけで。
そのせいか、前回から色々な事柄を引き継いで、話が構成されている気がします。
例えば…1話で梓の後輩を勧誘することができなかったことから、
2話では結果的に亀という梓の後輩を招いた。
1話で梓が5人でいることを選択し、2話では唯たちが梓にせめてもの後輩をあげようとした。
ここでの絆をそのまま3話へ引き継いで、3話ではその絆を直接的に表現した…と。
あとは直接的に亀の引き継ぎや、前回のヘルメットをギャグで使ってきたりとかｗ

そんな感じで、2期はしっかり前回の話を上手く反映して話を作ってる印象を受けます。
やや説得力に欠けますが、あながち間違いでも無い…気がしますｗ

そして、2期ではやはり軽音部を掘り下げて描いてますよね。
今回は、軽音部がどのようにして曲を作り出しているのか…という部分が描かれていました。
これによって、軽音部のまた新しい一面が見えたわけですよね。
まぁ尺の関係上、掘り下げざるを得ないとも言えますがｗ
もしくは…
りっちゃんが一時、定位置であるバンドを後ろから見守るドラムの位置を放棄したことによって、違う位置から軽音部を見ることになった＝それに伴って視聴者にも新しい面を見せた
…なんて考え方もできるかもしれませんね。

まぁつまりまとめますと…
りっちゃんというキャラに焦点を当てつつ、前回までの絆を直接的に描きつつ、軽音部の新しい面を見せた回。
ということになりますかねｗ
言葉で説明しちゃうとこんな感じですが、言葉以上に深い回だった気がします。

それにしても、家で楽しそうに叩いてるりっちゃん可愛すぎるだろ…。
さすがりっちゃん回だぜ！しっかり彼女も魅せてくれました。
嬉しい限りですなぁ…。


脚本：吉田玲子 絵コンテ：山田尚子 演出：北之原孝將 作画監督：池田晶子 楽器作監：高橋博行

池田晶子さんがけいおんシリーズを通して初作監。


〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕





TVアニメ「けいおん!」ライブ 『けいおん! ライブイベント ~レッツゴー!~』Blu-ray

関連記事

• けいおん！！　第4話「修学旅行！」
• けいおん！！　第3話「ドラマー！」
• けいおん！！　第2話「整頓！」

テーマ:けいおん！！ - ジャンル:アニメ・コミック