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刀語　第2話「斬刀・鈍」

七花ととがめの、完成形変体刀蒐集の旅が始まった。
まず彼らが蒐集に向かったのは、居合いの達人・宇練銀閣が所有するという斬刀・鈍。
鳥取藩全土を飲み込んだ因幡砂漠にある下酷城に立てこもる宇練銀閣を訪ねる為、行けども行けども続く砂漠地帯をひた歩く二人。
そして、体力の無いとがめの心が折れそうになるほど歩いた後に辿り着いた下酷城で、とがめと宇練銀閣との話し合いが始まった。
一見冷静な対応を見せる宇練銀閣であったが、果たして彼の返答とは…。

「ただしその頃には、あんたは八つ裂きになっているだろうけどな」

そんなわけで、第2話放送。
決め台詞選び→下酷城内で宇練銀閣と対峙→作戦会議→宇練銀閣との決着
簡単にこんな流れ。
1話もそうでしたが、敵と対峙してそのまま対決し、終了…
とならないのがいいですね。
必ず1クッション挟んで、敵の魅力を引き出している部分が良いです。
まぁこれは1時間という長い尺があるからこそできるんだと思いますけどね。
そういう意味では、1時間という尺にはやはり可能性がありますよね。

今回は1話ほど顔のアップがあまり多用されていなかったので、
画面作りは前回に比べたら単調にならず、良かった気がします。
とはいっても、やはり単調な気はしてしまいますが。
途中で挿入されたギャグ調の顔や、線が太い作画は面白かったです。
こういうのをどんどん入れてけばいい気がするんですけどね。


それにしても、宇練銀閣が渋かっこいい！
とがめがちぇりお可愛い！
七花がキメるとこキメてくれてかっこいい！

やっぱりキャラクターに魅力がありますよね。
1時間という長尺の中、登場するキャラはかなり少ないわけで、
それぞれのキャラが強い個性が上手い具合に描かれています。

今回は宇練銀閣が敵として登場していましたが、
これが雰囲気だけで既にかっこいいから不思議ですｗ
彼の過去が明かされる部分もありましたが、あまり多くを語られなかったのが実に彼のキャラらしいなぁ…と思ったり。

とがめはいちいち可愛いから困りますｗ
とがめはちぇりお可愛いんです。はい。

主人公・七花は「守るものがある者は強い」ということを身を持って感じたり。
こうやって彼も一つずつ成長していくんですね。
花が無い彼も、今後どのように成長していくのか楽しみにしたいと思います。


そんなわけで、2話もなかなか楽しかったです。
やっぱり、目的が明瞭なので話がわかりやすいのがいいですよね。
非常に安定しているので、欲を言えばやっぱりインパクトが欲しいかなぁ…と思います。
声優さんの演技には「おおっ！」ってなったりしていますがねｗ

そういえば、逆さ言葉は圧巻だったなぁ…。
「すげー」ってのと「何いってるかわからん」という二つの意味で（ ﾟдﾟ）ﾎﾟｶｰﾝでしたよｗ
彼のような個性の塊がこんなちょっとの出番で退場するとは思えません。
きっと、敵として立ちはだかることがあるのかも…しれません。

話は逸れてしまいましたが、映像的なインパクトです。はい。
そういうものが見られれば、この作品ももうちょっと評価されるような気がするんですがね…。


次回、第3話「千刀・鍛」

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テーマ:刀語(カタナガタリ) - ジャンル:アニメ・コミック