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とある科学の超電磁砲　第12話「AIMバースト」

突然、苦しみ出し、倒れる木山。同時に病院では「幻想御手（レベルアッパー）」を使用した患者たちが意識のないまま暴れ出していた。そして、木山の頭からＡＩＭバースト――「幻想御手」のネットワークによって使用者たちのＡＩＭ拡散力場が束ねられ、１万人もの能力者の思念が形になった化け物が生み出された。なにかに苦しむように暴れるＡＩＭバーストは、警備員（アンチスキル）の攻撃にますます巨大化する。初春はネットワークを破壊するため、木山から預かった「幻想御手」の治療プログラムを手に走る。そして美琴は、原子力発電所に向かうＡＩＭバーストの前に立ちふさがり……。

幻想御手編完結！

やっぱり初春と涙子のやりとりは卑怯だなぁ…。
どう考えてもホロリときちゃいますもん。
涙子の心情をあそこまで丁寧に描いていたのは、涙子が倒れるときに感動をより増幅するための演出だと思っていましたが、ここまで効果が及ぶとは…。


さて、幻想御手編のラスボスは「AIMバースト」
あらすじから引用するのであれば、
“「幻想御手」のネットワークによって使用者たちのＡＩＭ拡散力場が束ねられ、１万人もの能力者の思念が形になった化け物”
とのこと。
このモンスターな感じがなかなかBOSSっぽいですよね。
背景には、レベル0の人々の悲しみが混ざっている、なんていう点も。

前回、見事なまでの回想で木山先生に感情移入させられちゃいました。
だからこそ、ラスボスはこの化け物なんでしょうね。
あの回想を見せられて、木山先生がBOSSというのはあまりにも可哀想すぎる。
だからこそ、一目でわかるようなわかりやすいBOSS像があるこれがボスなんでしょうね。
そういう点は良心的というか、なんというか…。

木山先生はいいキャラなだけに、救いようのある形で終わらせてくれて良かったです。
本当に、このまま退場してしまうのには勿体無いキャラですからね…。

そして、冒頭でも述べたように、初春と涙子の絡みが良かったです。
EDにカップリングの「SMILE -You & Me-」を流すのもなかなかニクい演出。
黒子が相変わらずだったのにも、どこかホッとしたりｗ

持てる者と持たざる者の関係、なんてものは何も変わらないのかもしれないけれど、それでもどこか希望というものが見えたり。
よい締めの回でした。


脚本：水上清資　絵コンテ：福田道生　演出：橘秀樹　総作監・作監：藤井昌宏　エフェクト作監：阿部望

何も映らない砂嵐の画面から現地の美琴へとカットが映るところが印象に残ってたり。
砂嵐の後、美琴を見下ろすカットから入ったので、AIMバースト目線かな？
砂嵐が鮮明な映像になった→AIMバースト誕生の意？

で、エフェクト盛りだくさんでっす。あっ、四角い破片もやたら気になったり。
幻想御手編ラストということでかなり気合が入ってました。
この作品にしては珍しく、作監一人の回でした。

それにしても、相変わらず予告のテロが当てにならないなぁ…(苦笑)


現場の事後処理で出てきた女が新キャラですかね？
マーブルチョコ食ってましたが…。
2クール目では彼女が絡んだ事件が巻き起こることに？
オリジナル展開になるらしいので、期待していたいと思います。

で、次回はあざとくサービス回。
サブタイ長いよ！(笑)


次回、第13話「ビキニは目線が上下に分かれますけどワンピースは身体のラインが出ますから細い方しか似合わないんですよ」

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テーマ:とある科学の超電磁砲 - ジャンル:アニメ・コミック