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そらのおとしもの　第8話「血斗（マツリ）は誰がために」

今日は楽しい空美町のお祭り。
だが五月田根会長の提案で、町中を巻き込んだ大サバイバルゲームが始まった！
優勝賞金はなんと一千万円！
銃弾と悲鳴が飛び交う中、無駄な存在感を出す謎のオッサンの正体とは！？

サバイバルゲーム（でもモノホンがちょっと混ざってるよ！）回。
ここに1回目のニンフ襲来の話を混ぜてきましたかー。
てっきり1回目の戦闘はカットだと思っていたので、今回この話をやったのには驚きました。
正直、この話をやるんならここまでニンフが智樹たちと一緒にいた意味があんまり無いような…。
ニンフが敵だったというのは前回明かされてるからインパクトもそれほどあるとは思えないし。
うーん、この構成の意図が未だに掴めなかったり。
ただ、これは原作を読んでた自分の感想なので、未読の人は別の感想を持ってることでしょうね。

「平気だってわかってて、盾になった」
というのも原作とは意味合いが変わってくるのかも。
平気（へいき）と兵器（へいき）をかけたんですかね？
そうだとしたら、これは上手い！と言わざるを得ないのですが…どうなんでしょう？
まぁ話の脈絡からいって、そんなことはないと思いますがｗ
「まさか自分でも…」とイカロスは言ってましたし。
ただ、ここで智樹は兵器だということに確信を持ったのかもしれません…。

ニンフが再び戻ってきたとき、どう合流するのが気になるところ。
…と言っても、何となく戻ってくればそれで済む話なんですけどねｗ
しっかりとリンゴ飴の伏線を張っていたのが上手いところ。
小鳥といい、リンゴ飴といい、伏線張るのは上手いなぁ…(笑)
ニンフはけっこうスタッフに愛されてるキャラなのかもしれません。

で、イカロスの記憶の中に登場していたのは「バベルの塔」ですね。
天に届く塔を建設しようとして、神の怒りを買ったというアレです。
バベルの塔で神の怒りを買ったことにより、人間は同じ言語を話せなくなった…
というのが旧約聖書ですが、まぁそれはまた別の話…。
虐殺することを命じた、ということでマスターの残虐さが滲み出ていましたね…というのがこの作品でのお話。

記憶域のプロテクトを解いただけなのに、なぜか泣けるイカロス。
人間らしい生活を送って、徐々に感情というものが芽生えていたのかもしれません。
なるほど、前回のラブレターあたりはここに生きてくるのかも…。
あれは人間の感情に歩み寄る機会でしたし。
そう考えると、やっぱり上手い構成なのかもなぁ…。


次回、第9話「嘘から始まる妄想劇場（ストーリー）」

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テーマ:そらのおとしもの - ジャンル:アニメ・コミック