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とある科学の超電磁砲　第7話「能力とちから」

連続爆弾テロ「虚空爆破（グラビトン）事件」の被害が拡大する第七学区。場所にも時間にも一貫性がなく、手掛かりすら残されていない犯行に、風紀委員（ジャッジメント）も警備員（アンチスキル）も手をこまねいていた。犯人の使っている能力は『量子変速（シンクロトロン）』。しかし、これだけの規模の爆発を起こせる能力者は「大能力（レベル４）」以上で、『書庫（バンク）』のデータに該当者は見当たらない。一方、忙しい風紀委員の初春に相手をしてもらえない佐天を見かけた美琴は、彼女から「幻想御手（レベルアッパー）」という能力のレベルを上げる道具の話を聞く。

虚空爆破（グラビトン）事件。
風紀委員が無能だから…という、まぁ無茶苦茶な逆恨み。
そんな理由で風紀委員が9人も被害に遭ってるなんて
やっぱりこの街の治安が若干気になるところではありますが…

次の標的として狙われたのは初春！
爆破に巻き込まれそうになるものの、そこへ助けに入ったのは美琴！…ではなく上条サン。

「みんな無事だったんだから、それで何の問題もねーじゃんか。誰が助けたかなんてどうでもいいだろ」

もうね。上条サンのイケメンっぷりがハンパないっす…。
さすがは本編主人公！
…ですけれど、外伝だからか出しゃばらない辺り空気を読んでるな…なんて思ったりｗ


そんなわけで、虚空爆破事件編完結。
と言いたいのだけれど、これはあくまでその次の事件への序章に過ぎないですからね…。

涙子が何の気なしに言っていた「幻想御手（レベルアッパー）」
これが次回のサブタイということは…？
そういえば、今回の犯人だった介旅のイヤホンをアップで映すカットが前回からちょくちょくあったり。
こういうちょっとした伏線の張り方が上手いなぁ…。


で、ちょっと涙子のお話。
涙子はレベル0だから何もすることが出来ない、という部分が際立って描かれてるなぁ…と。
能力者がいれば、無能力者も当然いる。
たぶん、フィクションな力を持たない僕ら（視聴者）が一番親近感が湧くのは涙子というキャラクターだと思うんですよね。彼女の心理描写を丁寧に描くことは、この作品に感情移入することができるか…という部分で重要になってくる気がします。
逆に言えば、そういう部分が上手く描かれているからこそ、この作品のここまでの評判の良さに繋がっているのかもしれません。

まぁ…そうでなくとも、涙子の心理描写を丁寧に描くことは、
後々の展開において重要な意味を帯びてくるわけで。
原作を読んでる身としては…もう泣かす気満々じゃないか！と言いたいところですが(笑)

そんなことを今回思ったりしました。


次回、第8話「幻想御手（レベルアッパー）」

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テーマ:とある科学の超電磁砲 - ジャンル:アニメ・コミック