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にゃんこい！　第4話「美しい人」

まさか！新たな恋敵（ライバル）が！？
学校で初めてラブレターをもらってしまった潤平。
このラブレターはもしや水野！？と期待を膨らせるも
中身はなんと潤平に決闘を申し込む果たし状（ブラフ）だった。
『水野楓を賭けて勝負だ！』
そう言って決闘を申し入れてきたのはなんと、水野と同じ陸上部の一之瀬凪先輩だった。
しかも何やら先輩の家は極道らしく、水野を賭けた勝負の筈がとんでもない事態に！
猫もいるわ、極道もいるわ、果たして潤平の運命は！？

生の極道…いや、任侠回。
ただ、人魚と書いても「にんきょう」とは読まないです。
今回の舞台が舞台だけに、瀬戸の花嫁しか思い浮かばない…。
というか、演出も間違いなく瀬戸の花嫁を踏襲してる部分が。
序盤のラブレターもらったあたりのノリは完璧に…ｗ

今回の話は先輩である一之瀬凪のお話。
先輩は…男ではなく女だった！
…と、びっくりする部分なんですが、アニメだと声が女性寄りなんで事前にわかっちゃうんですよね。
なので、そんな部分は漫画の方がインパクトはあったのかもしれません。
声があるってのはアニメの長所だけれど、同時に短所にもなりうるんだなぁ…と感じたり。
まぁそんな面もあってか、アニメでは「凪は男性なのかも！？」という部分に関しては、原作よりも比重を置いて描いてなかった気がします。
（原作だとこの話は2話で構成されていて、前編にあたる話では「先輩に恋を教えて欲しい」という以来を受けて、「先輩と水野をくっつけなければならないのか！？」と苦悩する潤平が描かれて終わってるんですよね。アニメではその部分は描かれてないので、そういう意味では凪＝男？という部分をちょっとマイルドにしているのかもしれません…ということ）

で、凪は雷が嫌いで女らしい一面もあるんだなぁ…となります。
雷嫌いについて序盤で伏線が張られていたのには笑いましたｗ
「水野楓を賭けて勝負だ！」と言った時に、背景の雷でおびえる先輩の姿が…ｗ
けっこうベタな弱点なので、ならば前半でそれをネタにしてしまおう！という逆手に取った演出は上手かったです。

そしてまた新たなフラグを立てて、ルートを増やしていく潤平。
ただ、潤平が先輩に優しい言葉を投げかける時に、どっかのイケメンみたく真面目にセリフを言ってるのではなく、なんとなーく適当に気だるそうに「傍にいますよ」と言ってるんですよね。
ここは指示があったんでしょうが、浅沼さんの演技が上手いなーと。
イケメンっぽく真面目にｷﾘｯと言うよりは、こっちの方が好印象です。
真面目に言ってると、「またフラグ立てようとしてるｗｗｗ」とギャグにしか見えないですからね。


いやぁ…今回の話は、ただの王道作品にはしないぞ！
という作り手側の気持ちがこもっていた気がします。
けっこう視聴者目線で作られてるんだなぁ…と。
なんだか自己完結しちゃってますが、伝わりますかね？
つまり、ただのベタに成り下がる作品にしないような工夫が色々と見られる…ということなんです。はい。

で、今回もあったテンポの良いギャグと間。
「トイレットペーパー以外流すとトイレがつまるだろうが！」～「えっ!!そっち!?スミマセン…」
→加奈子のおっぱいパフパフの間
ここら辺の緩急の使い分けが非常に秀逸だった。
前から書いてるけれど、やっぱりこの作品はテンポと間の使い方が非常に上手い！
だからギャグも冴えてくるんですよね…。

今回はテンポ良いギャグと画伯の演技を楽しむお話でしたｗ
雷後の画伯の演技はすごかったなぁ…(笑)
ああいう感じのはラジオとかでよく聴くんですけどね。
改めてアニメでああいう演技をされると、やっぱり笑っちゃうなぁ…。


さて次回は加奈子が潤平を看病する話を飛ばして遊園地の話へ。
そこからラストに双子登場！とくっつけるみたいですね。
やっぱり早いうちにキャラを揃えてきますか…。
とりあえず次回は楓の念仏が楽しみですｗ

あと、やけに気合の入った加奈子のパンチシーンに期待。
パンツじゃないよ。

それにしても、どうして清澄の面々を一瞬写したんだろう…？
画伯ならどちらかというと鶴賀を出すべきだろ。
中の人的にも…。

次回、第5話「四角関係の刻（タイムズ・スクウェア）」

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テーマ:にゃんこい! - ジャンル:アニメ・コミック