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趣味の変化もクソもなくて、アニメ関連のことだけを書いてるブログになっていましたとさ…

TVアニメ「川の光」 感想

6/20にNHK総合で放送されたアニメ「川の光」
その感想をちょろっと。

長編アニメ「川の光」|NHK 環境特集番組 SAVE THE FUTURE 2009

平川哲生さんの初監督作品ということで、密かに楽しみにしていました。
あれ?とちょっと違和感を感じたと思ったら、子供向けの作品だったんですね。
自分がいつも見るようなアニメのノリで見ていたのが間違いだったようです…(笑)

ストーリーは環境問題を起因に家族の絆を描いたお話ですかね。
動物視点から見た不思議さ、というのに妙なリアルさを感じました。

映像は見ていて引き込まれる部分が多くありました。
カワネズミ親子3匹とスネークドブネズミを映すシーンで、下にいるスネークだけを鏡に写して会話させていたシーンは面白い構図だなぁ…なんて思いました。
ネズミ同士上下差がある配置だったけれど、遠目のカットを用いずにできるだけ寄せて描いたのにはちょっと驚かされました。
こういうの説明しづらいなー(笑)単に語彙力がないだけなんだろうけどw

見ていて感じたのは、この作品は「音」がテーマになってるなぁ…と。
要所要所で音を感じるシーンがありましたし。
川のせせらぎを聴いて「川が笑ってる」なんて表現は自然と共に生きてる動物だからこその表現なんだろうな。
図書館の水飲み場の音を“疑似の川”としてたのも面白かった。
こういう動物の立場だからこその音の捉え方ってのが、この作品の面白い部分でしたね。


ただ、ラストの展開…雪の中での死亡フラグ→助けにくる→季節が移り変わる、は急展開すぎたかなぁ…と。
見ていて何がなんだか…という感じで( ゚д゚)ポカーンでした。

けれど、Twitterで感想を回ってたら、こんなコメントがありました。

「雪中死亡フラグやあんまり説明しないラストも、子供と一緒に観てたら会話が増えて面白いだろうな」

なるほど。私たちは自分一人で見るものだと決めつけて考えてしまっているけれど、自分がさっき書いたように家族で一緒に見るようなお話なんですよね。
見えてきたものだけから情報を全て読み取るのではなく、どこかぼんやりと描いて「あそこはどういうことなの?」という子供に考えさせる。
家族で子供と一緒に見るアニメには、そんな演出も必要なのかなぁ…なんて思いました。
子供との会話の余地を与える演出…なんて言うんですかね?
そう考えると、ラストのあの展開も好意的に見えてくるから不思議です。

子供向け作品の見方…というのも、新たに見つけることができた作品でした。

あー。結局、何が書きたいのかわかんなくなっちゃったなー(笑)


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NHKで20日の日にやった「川の光」をようやく視聴。 子供のころ見た「山ねずみロッキーチャック」や「ガンバの冒険」を思い出しました。 動物視点で今の環境問題に対するメッセージがちりばめられてますね。 原作は芥川賞作家、松浦寿輝さんの同名小説。 読売新... …
2009-06-24 Wed 16:36 のらりんクロッキー
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