Welcome to our adolescence. かんなぎ　第14話（TV未放送回）「もしもこんな『かんなぎ』があったら…」

かんなぎ　第14話（TV未放送回）「もしもこんな『かんなぎ』があったら…」

2009-05-28 Thu 21:02

かんなぎ　第14話（TV未放送回）「もしもこんな『かんなぎ』があったら…」

Amazonから届いたので早速見ました。
まぁ簡単に感想を・・・。

久しぶりに見たので、「あれ？こんな作品だっけ？」と思ってしまったのですが、これまでの「かんなぎ」と同じ見方をしてはいけないようで…。
全くの番外編。むしろ、コント的な何か。（サブタイの「もしも～」はドリフをもじって）
そういう見方をした方がいいそうで。
というわけで、そんな感じで見ましたが、普通に面白かったです！
トンデモ展開と厭らしさを感じさせない程度のパロはかなり好感を持てるものでした。（ハメッチングとかクソ懐かしかったなぁ…）
パロがこの程度だったら、放送中にあれほど叩かれることはなかっただろうに…。

さて、本編はというと、かねてからの告知の通り、映画を作るお話。
13幕（最終話）を見終わった後に見ると、雰囲気が違いすぎて笑ったｗ
今回はどちらかというとドラマCDを映像化した感じですかね？
ものすごく暴走してました。

映画の話…ということで、やっぱり「朝比奈ミクルの冒険」のようなものを想像してしまいましたが、別モノでしたね。
あっちは本編。こっちはメイキング。
（たぶん「ミクルの冒険」のメイキングにあたるお話も、後々テレビでやることにはなると思うのですが…）

映画撮影のシーンは、色々と工夫が散りばめられていました。
ちょっと知識のある映画撮影初心者がやってしまいがちな、妙に凝った位置からのカット。というのが面白かった。
肩なめてるってレベルじゃねーぞ！みたいなカットとか(笑)
こういうカットは映画を撮った人ならでは…という感じなんでしょうね。
…って、そういう話は散々「みくるの冒険」の時に語られてたかｗ

本編を一回目見終わった時は、台風あたりがあまりにもトンデモ展開だったので、そこまでの過程が全て映画だった！というオチだと思い込んでいたんですが、そうではないようで。
映画は映画で別にちゃんと完成したようですね。
いや、それでも嵐が来たあたりから、映画並みのトンデモ展開と、ドラマチックさがありましたよ。
相米慎二の「台風クラブ」かぁ・・・。

ドラマチックと言ったものの、目的地が「TATSUYA」ってのがシュールすぎるｗ
そこまでの展開と、目的地に着いた後の緩急が何とも言えませんでした。
一気に現実に引き戻された感じ。それがシュールで笑ってしまったｗ
オチが何とは言いませんけど、一応二段オチ。

スケジュールの方は、けっこう忙しかったみたいですね。
そんな中でもよく動かしてる…なんて話もしてましたし。
なんだか、やたら紫乃先輩の肩幅が広かった気がしたんですが、気のせいですよね？(笑)

コメンタリーには、そんな本編の補足が色々となされていたので、気になる方は是非購入をお勧めしますよ(笑)

かんなぎのアニメ第二部。そして原作の復帰も楽しみにしています。

〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕