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とらドラ！　第15話「星は、遠く」

生徒会長選挙が来週に迫り、北村は生徒たちの間で次期生徒会長候補ナンバーワンと噂されていた。だが、その北村が突然、選挙にも出ないし現生徒会も辞めると言い出した！　それだけに留まらず、彼は翌朝、なんと金髪にして登校してきたのだ!!　北村の豹変ぶりに驚く大河と竜児。　
放課後、２人は実乃梨に北村の家へ話を聞きに行こうと誘われる。北村の力になれないという大河は行かず、竜児と実乃梨だけで北村の家を訪ねるが、留守で彼に会うことはできなかった。だがその後、竜児が帰宅すると、なぜかそこに北村の姿があった!!


祐作がグレた理由…
それが分からないままなので、なんとなく煮え切らないのが今回のお話でしたね。
見ていても違和感を感じてしまうというか…。
祐作自身、いい性格をしているせいか、Bパートではシリアスを感じさせないやりとりが楽しめました。
…けれど、どこか繕った笑顔というか無理をしている感が否めなかったので、そのまま純粋に楽しめたかというと…微妙な感じですよね。
涙の跡がついていた寝顔は、何とも言えない切ないシーンでした…。


そんな祐作のグレた理由ですが、会長であるすみれさんが関係しているのは確かなようで。
文化祭後の祐作とすみれさんのシーンが完全なる伏線ですよね。
そんな理由でグレたのならば、もっと失望するかもしれない…と彼女は言っていましたが。
やはり、自分の言ったことでそれほど色々なものを背負って欲しくない…というのが彼女自身の本音なのかもしれません。
それを達観視しているかのように冷ややかな振る舞いをしているのは、自分が不器用なだけなのか。それとも祐作のことを思ってなのか…。


冷やかな目をしていると言えば、亜美ですが…
みのりんも言っていたように彼女は彼女なりに心配はしているんでしょうね。
ただ、言っていることもかなり正論ではあるんですがｗ
分かりやすいグレ方をして、自分は悩んでいます…というのを前面に出せば、誰かが助けてくれるのか？泣き叫べば誰かが救ってくれるのか？
キツイお言葉です。
けれど、こんなに厳しいことを本音で言ってくれる友達なんてそういないのも事実。
亜美はあえて、そんな役を担ったのかもしれません…。



そして、みのりんは…
「私はただ傲慢で、ずるいんだよ…」と。
この言葉の意味することは、後々分かってくることかと思います。
ただ、この時点でも竜児へのある意思表示なんでしょうね。



さて、お話は次回へと続きます。
祐作が会長になりたくない！というのは、饅頭怖いのメソッドなのでは？
…ということで、大河たちがとった行動は…
自分が祐作の代わりに会長選挙に出ること！

…その真意は次回。
まぁ、あくまで作戦…ですね(笑)


次回、第16話「踏み出す一歩」

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