「今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?3」(その3)2009-01-07 Wed 14:16
「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」様が今期もまたまたこの企画を行うようなので、僭越ながら自分も参加させて頂きます。
ピッコロさん、お誘いありがとうございました。 評価項目や基準については、上記のURLから企画主様のサイトに掲載されているのでそちらをどうぞ。 ではではラストとなるその3です。 今回は… ・かんなぎ ・今日の5の2 ・屍姫 赫 ・魍魎の匣 の評価+各部門賞です。 なお、過去その1・その2は以下になっております。 (その1) (その2) かんなぎ ストーリー… 4 ほとんどが原作通りのストーリー展開でした。 …とはいえ、原作より若干ラブコメ要素が増していた気がします。 神様がいるけれども、そんなことはお構いなしに日常的な何気ないシーンを楽しむ作品なのかなぁ…なんてアニメを見て思いました。原作を読んだときはそんなイメージを抱かなかったのですが。 キャラクター性… 5 ナギ様やざんげちゃんなど濃いメンツばかりでしたが、やはりつぐみの存在が大きいですね。 普通の子というのを非常に上手く描いていたと思います。濃いメンツの中で普通の子というのを描くと埋もれがちですが、つぐみはそんなことは全くなかったですね。スタッフの手腕でしょうね。 画… 5 文句の言いようがない気がしますがね(笑) 安定した中でも、作画監督さんの個性というものがかなり出ていたと思います。 そんな部分も見ていて楽しかったですね。 演出… 4 さて、賛否両論ありそうな演出。 やっぱりどこでも言及されそうなのが「パロディ」ですよね。全体を通してみれば、気にならない程度だと思うんですが。 パロディという要素を抜けば、原作コマの再現率とか、見ていてかなり楽しめるものでした。それだけなら「5」なんですがね。 …まぁパロディもいいけどほどほどに、といった意味で-1ですかね。さすがにカラオケ回であの本人たちが出てきたのには唖然としましたよ(苦笑) 音楽… 5 自分はこの作品の音楽が大好きでしたね。DVDの特典でつくサントラも楽しみですし。 OPはもう言わずもがな…ですw 総合的な評価… 4 それはもうお勧めしたい作品です。 けれどなんでですかね…。なぜか「5」だとは思わなかったんですよね。 やっぱり、言葉ではああ言っておきながら、心のどこかでパロディが気になっているのかもしれません。パロディなしでも十分に魅せられるのに…。 というか、放送前に言っていたことと、アニメでやっていたことに若干の矛盾を感じてしまったんですよね。そんなところが気になったのかな…。 次回作では、パロディ抜きでのヤマカンの本気を見せてもらいたいものです(笑) 合計… 27 今日の5の2 ストーリー… 4 1話では、劣化OVAかと思っていましたが、その後はテレビ版独自の路線を走ってくれましたね。 正直、テレビ版にはエロ要素なんかいらなかった気がします。後半は、逆に原作の話が浮いてたくらいですしね…。 キャラクター性… 4 強烈な個性がある!というわけではないんですが、それぞれのキャラの持ち味というか個性を上手く引き出していたと思います。特に最終回の見せ方は良かったなぁ…。 画… 3 お世辞にも安定していたとは言えませんね…。キャラデザの違和感にも慣れましたが、やはり原作とは遠いものがあります。 EDの映像は良かったです。特に秋EDの1枚絵はかなり秀逸でした。 演出… 3 ちょいエロが売りなのに、そのエロ要素をテレ東規制で完全に殺されてしまうとは!なんて思っていましたが、回が進むごとにそんなものは必要なくなって気がしましたね。変にエロイ演出にしようとしなかったのは良かったと思います。 あっ、上坪さん演出回はかなり出来がよかったですね。(2話・8話) 音楽… 3 初回EDが「secret base」で度肝を抜かれました。 季節ごとにエンディングを変えるというのはなかなか良かったですねー。 曲は冬EDの曲が一番好きでした。 OPも何気にいい曲。 総合的な評価… 4 最終的には完全にOVA版とは住み分けができた気がします。 どちらを見るかはお好みで…といった感じでしょうか。 小学生の日常…。見ていて癒されると共に、何だか切ない気持ちにもなってきましたね(笑) 合計… 21 屍姫 赫 ストーリー… 3 前半は、分かりにくいし微妙だな…なんて思っていましたが、後半から徐々に面白くなってきましたね。 …が、演技でそのほとんどがぶち壊し状態。 キャラクター性… 3 景世はいいキャラしていましたね。それだけに、惜しい人を失くしたな…という状態です。 まぁそのおかげでお話は盛り上がったわけですがw 画… 5 作画に関してはガイナの特徴が出まくりでとても良かったと思いますよ。 戦闘シーンなどで上手い具合に崩す感じとか。 オープニングも非常にかっこいいですよね。 演出… 2 演出は悪くないと思います。けれど、そこから引いてもマイナスになってしまうぐらいに演技が酷い。正直、作品を軽くぶち壊してしまっていると言っても過言じゃないかと。 これは慣れろ…ってレベルじゃないですよね。 どうしてちゃんとした声優さんを起用しなかったのかが未だに謎で仕方がないです。 あの演技が聞くに堪えなくて、切ったという人もかなりいるのでは? 音楽… 4 音楽は非常に作品の雰囲気に合っていて良いかと。 OPもかっこいい音楽とかっこいい映像が合っていて、毎回ワクワクさせられます。 そして本編のあの演技で一気に萎える…と。 総合的な評価… 2 声優さんのせいで印象がかなり悪い作品の良い例かと。 さっきから何度も言ってるので、繰り返したりはしませんが。 …やっぱり惜しいですよね…。 合計… 19 魍魎の匣 ストーリー… 4 非常に面白い作品でした。 それだけに、後半付近までちゃんと見ていなかった自分が悔やまれます。 気づいたころにはもう何がなんだか分からなくなっていましたとさ(笑) キャラクター性… 4 個性的で面白いキャラばかりでした。 ただ、サブキャラの名前が結局最後まで覚えられなかったんですよね…。 登場人物が多かったからかな?…まぁ前半ちゃんと見てなかった自分に責任があるわけですが。 画… 3 なんというか…あまりにもキャラを美化しすぎかと(笑) 個人的にCLAMPのキャラ原案はあまり好きになれなかったりします。 演出… 4 地味な回ではありましたが、座敷回は良かったですね。 ずっと座敷で話すわけですが、そんな中で色々と魅せてくれました。 音楽… 3 BGMは作品の雰囲気に合っていて非常に良かったかと思います。 それだけに、OPとEDが…。 総合的な評価… 4 何度も言うようですが、非常に面白い作品でした。 やっぱり、良い原作があってのものなんでしょうね。 そして、それをスタッフも上手くアニメで描いた…という感じですかね。 うーん…やっぱり最初をちゃんと見ていなかった自分が悔やまれるorz 合計… 22 ここからは部門賞です。 ベストキャラクター賞… ケメコ(ケメコデラックス!) もう存在自体が反則です(笑) ベストOP賞… ebullient future/ELISA(ef - a tale of melodies.) 今期は良曲揃いでしたね。 「motto☆派手にね!」「Paradise Lost」「F.D.D.」「ニセモノ」… いやホント、もの凄い悩みました。 …けれど、オープニングというものと本編とを上手く結びつけていたこの曲、及び作品が一つ抜き出ていたですかね。 ベストED賞… プリップリン体操/ケメコ(斎藤千和) (ケメコデラックス!) 初めて見た時の衝撃ときたらもう…。 ベスト声優賞・男性… 吉野裕行さん 原作であるPC版からはかなーりマイルドになったものの、やはり拓巳のオタク演技には脱帽です。 声優って凄いなぁ…なんてことを改めて感じさせられました。 ベスト声優賞・女性… 斎藤千和さん お疲れ様でした。と一言添えたいですね(笑) なんのキャラかはもう言わずもがなかと。 あっ、千和さんが三冠を達成…。 そんな感じで少し遅くなってしまいましたが、この記事をもって2008年秋期のまとめとさせていただきます。 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]() ![]()
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