バクマン。 第18話 「嫉妬と愛」2011-02-05 Sat 19:39
■バクマン。 第18話 「嫉妬と愛」
脚本:綾奈ゆにこ 絵コンテ・演出:丸山由太 作画監督:下谷智之 エイジのアシスタントがきっかけで子どもの頃の絵を掘り返して、探偵モノならイケる!と何かを掴んだサイコー。奇しくも、見吉の携帯小説のジャンル欄で「ミステリー」が目に止まったシュージン。やっぱり、コンビだからこそ繋がるものがあるのを感じた瞬間なのでした。 しかしながら、ネームを疎かにして見吉と一緒にいる(ように見えてしまっている)シュージンに憤るサイコー。この二人に初めて訪れた大きな亀裂であるような気がしますね。ネームより女子。夢より愛。・・・実際に対面して喧嘩をしていないからこそ、二人の距離が離れていて、より亀裂が入っている感が強く出ていました。これは、サブタイから察するにサイコーの「嫉妬」というものなのでしょうか?サイコー自身は努力しているのに、シュージンは好きな相手と過ごしている・・・そんなことへの「怒り」なのかと思いましたが、コンビだからこそ、見吉と一緒に「仕事」をこなしているシュージンが見吉に取られてしまったような気がしてしまった「嫉妬」だったのかもしれません。 それに対して、サイコーはあくまで「夢」を追うことを考え、最悪の場合は一人でもやってやろう!と決意。ただ、サイコーとシュージンでは背負ってるものが違うんですよね。サイコーはあくまで未来を背負っっている。シュージンは、未来を背負いながら、現在進行形の愛・・・見吉との関係も背負っているんですよね。コンビではあるものの、この違いは大きいわけですよね。その違いが亀裂として表れたのが今回だったわけなのです。まぁ、二人にこういう違いがあるからこそ面白いわけなのですが。 それにしても、「好きだから一緒にいる」と言い切ったシュージンはなかなか格好良かったです。こういうことが言えるのも、サイコーとシュージンのコンビだからこそなんでしょうが。 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 スポンサーサイト
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魔法少女まどか☆マギカ 第5話 「後悔なんて、あるわけない」2011-02-05 Sat 03:02
■魔法少女まどか☆マギカ 第5話 「後悔なんて、あるわけない」
脚本:虚淵玄 絵コンテ:小俣真一 演出:間島崇寛 作画監督:本多美乃、松本麻友子、小菅和久 奇跡も魔法もあって、上條クンの手は奇跡的に動くこととなったわけではありますが、その上條クンの演奏からやたら悲壮感が漂っていたのは何故なのでしょうか。あの病院での一連のやりとりの中、彼がいつ絶望するのかドキドキして見ていましたよ・・・。もしかすると、後のさやかの運命をどこか暗示している?彼に奇跡が起きたとしても、今後のさやかには絶望しか見えてこないですからね。そこまででも、彼女のセリフで順調にフラグ立てをしていましたし。あのシーンでの悲壮感は上條クンではなくてさやかに向けられたものだった、と考えるとそれなりに納得です。「奇跡」というのは誰かの犠牲の上で成り立っている・・・と考えるだけで何とも悲しくなってくるものですねぇ。 そして、いよいよ杏子がまどかとさやかの前に登場。まどかの「味方同士で闘わなきゃならないの?」という言葉は根本的に何か違っている気が・・・。同じ“魔法少女”というだけで、そもそも味方なのか?と。まどかのそういった考えは、彼女の“甘さ”を表している気がします。この作品らしからぬ言い方をするのであれば“優しさ”でしょうか。こう考える時点では、彼女は魔法少女になるべきではないのでは?いくら彼女に大きな力があろうと、この世界における“魔法少女”には相応しくない気がしてなりません。(そして、「見返りがない」魔法少女になるために、どこか見返りを求めた?願いをしたさやかも、ほむらが言う通り、根本的に魔法少女には向いていないのかもしれません・・・) そんなまどかに、何度も契約をしようと試みるキュゥべえの胡散臭さは相変わらず。・・・ふと、奴はセールスマンなのではないのかと思ったのです。まどかという大きな大きな契約を試みるセールスマン。そう考えると、多少は可哀想に思えませんか?・・・思えないですか、はい。 最後に。ほむらの契約に関してキュゥべえが言っていた「そうとも言えるし、違うとも言える」というのは、やはりループ説で考えるべきなのでしょうか。この世界ではない前の世界で契約したのであれば、この曖昧な回答はなかなかしっくり来てしまいますね・・・。 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 テーマ:魔法少女まどか★マギカ - ジャンル:アニメ・コミック |
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