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趣味の変化もクソもなくて、アニメ関連のことだけを書いてるブログになっていましたとさ…

それでも町は廻っている 第12話(最終話) 「それ町」

■それでも町は廻っている 第12話(最終話) 「それ町」

脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:岡田明信、龍輪直征 演出:龍輪直征 作画監督:宮西多麻子、伊藤良明、河野紘一郎、荻原省智、岩崎安利

不覚にも泣いてしまった・・・。これはズルイよ。歩鳥が下界を見ている時、みんなが泣いてるんですよね。そんなの見せられたら、こっちまでもらい泣きしてしまうに決まってるじゃないですか!時系列的にはそれなりに早い段階で起きている話ではあるのですが、それでも、ここまで11話を通して歩鳥の様々な言動を描いてきたからこそ、歩鳥という存在がこのちっぽけな町にはいかに大きいものであったか・・・というのにも説得力があるんですよね。

例え、人が一人死のうと、町の機能には何ら関係はない。「それでも町は廻っている」のです。それでも、歩鳥の死は様々な人に悲しみを与えました。きっと、町の機能にも影響が出たかもしれません。けれど、そんな人物は本当に稀な気がするんですよね。いや、もしかしたら、歩鳥が死んでも町の機能には何ら影響は出ていないのかもしれません。人間というのはそれほどにちっぽけな存在なんですよね。

けれども、それでも悲しんでくれる人がいるのは幸せなことですよね。例え、町は何の影響もなく廻っていったとしても、一人でも悲しんでくれる人がいる人は幸せな気がします。そういう意味でも、歩鳥は恵まれた環境にいると思いますし、そうなっているのも彼女だからこそなのかもしれません。

歩鳥がいなくなったところでそれでも町は廻り続けていくわけですが、そんな中でも彼女たちは生きているのです。そう考えると、急にこれまでの話も切なく感じるから不思議ですよね。ただ、この作品の背景にはこういうこともあるんだよー、と最後の最後で提示してくれたわけなのです。そんなことを頭に入れながら再び見直してみると、また違った印象で見ることができるかもしれません。

そんな意味でも、最終話にこの話を持ってくるのは素晴らしい構成ですよね。今回の話だけで、これまでの話にも何となく深みが出てくるような気がします。この作品は話の幅が広くて、どんな話でもやれちゃうわけではありますが、その根底には、どんなことがあっても「それでも町は廻っている」という究極的な客観的な視点が存在するからなのかもしれませんね。最後の最後でただただ泣かせる話をやっただけじゃないんだぜ!というのを見せられた気がします(笑)。

いやはや、本当にバラエティ豊かで、色々と楽しめることができる作品でした。是非とも、BD・DVDを買ってもらって、完全版のオープニングを見てもらいたいものであります!ただでさえあのオープニングは凄いですが、完全版はさらに「おおっ!」となりますよ(笑)。

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「2010年アニメアウォーズ!」 に参加させて頂きました

「2010年アニメアウォーズ!」

今年も、おちゃつ様よりお誘い頂きましたので、僭越ながら参加させて頂きます。
お誘いありがとうございました。

~2010年アニメアウォーズ~
・最優秀作品 
・特別賞 (捨てがたいもの、大穴だったものなど)
・キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)
・OP部門 (映像込みの評価でお願いします) 
・ED部門 (同上)


要は、各自でこれを決めてくれ、と。そういうわけです。
くわしくは、「おちゃつのちょっとマイルドなblog」様に載っていますのでそちらへどうぞ。

というわけで、自分の選んだのは以下の通りです。


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探偵オペラ ミルキィホームズ 第12話(最終話) 「ミルキィホームズの帰還」

■探偵オペラ ミルキィホームズ 第12話(最終話) 「ミルキィホームズの帰還」

脚本:ふでやすかずゆき 絵コンテ:大久保政雄、湖山禎崇 演出:湖山禎崇、神保昌登、池端隆史 作画監督:兵渡勝、滝本祥子、井本由紀 総作画監督:沼田誠也

「色々あったけど、もうどうでもいいわ」というセリフが全てを物語ってた気がします。もう過程なんかどうでもいいんですよ!覚えてないけどミルキィホームズの大勝利なんです!そして、最終的にはミルキィホームズダメダメエンド。・・・なんてこの作品らしい最終回なのでしょう!

原画には沼田さんを始め、佐藤さん、大久保さん、鳥居さん、吉原さんなどなどが参加・・・。最終話ということで、最後の力を振り絞ったかのような戦闘シーンは必見なのです!Aパートはそんなバトルで魅せつつも良いところで引いたと思いきや、Bパートで一気にあの落差ですよ。やっぱりあの予想の斜め上をいく感じがたまらないですね。挙句の果てに「もうどうでもいいわ」「覚えてないけど」ときて、最後には結局ダメダメに元通り!アニメではいつも通りのミルキィホームズが帰ってきたのでした!アァ、なんて素晴らしいのでしょう・・・。やっぱりこの作品はこうでなければ!

そんなわけで、実に期待を裏切らない(けれども予想の斜め上を行く)最終話なのでした。もうね、この作品は理屈じゃないんですよ。「考えるな、感じろ!」という言葉がここまで良い意味で合う作品ってのもそうそう無い気がするんですよね。というか、感覚的に見た方が楽しめるような気がします。・・・そういった言葉で語彙力が無いのを誤魔化してるわけじゃないですよ(笑)?ただ、考えることは放棄しました。素直にそう思える作品なので。思えば、そう言い続けて1クールを感覚的に楽しんできた作品なのでした。

ありがとう!1クールという短い期間だったけれども、心から楽しいと思える作品でした!

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