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Welcome to our adolescence.

趣味の変化もクソもなくて、アニメ関連のことだけを書いてるブログになっていましたとさ…

「ef TV animation コンプリートブック」

アニメ「ef」のファンならば、一度は目を通しておいて損はない内容。
特に、大沼心さん×新房昭之さん×高山カツヒコさんのインタビューは必見。
作り手の意図と、受け手の反応の相違を垣間見ることができます。
大沼さんは、「ブログを見て回ってる」と言うだけあるなぁ…とw
やっぱり、作り手の意図ってのは完全に伝わらないもんなんだな、と改めて感じました。
それは、深夜アニメの視聴層の低下による、いわゆる「にわか」の増加が原因なんでしょうね。
勿論、自虐でもあります。
しかも、それをダイレクトで表現する場が存在するようになったから、作り手にもそれが伝わってしまう。
これはなんて言えばいいのやら…。
「ロング=手抜き」が良い例かな?


第9話火事シーンでの優子の3通りの感情…というのがなかなか面白かった。
放送中には全く考えもしなかったなぁ…。

まぁそんなことが書いてあるので、是非お手に取ってみて下さい(笑)

〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕
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['08秋期終了アニメ]ef - a tale of melodies. | コメント:2 | トラックバック:1 |

「forever」 ef - a tale of melodies. 第12話(最終話)

ef - a tale of melodies. 第12話「forever」

クリスマスが訪れようとしていた。
音羽学園ではホワイトクリスマスを楽しみ、教会には様々な人たちが訪れミサを受けようとしていた。そこに現れたのは……。



「ef」ここに堂々完結!
物語の終焉をとても素晴らしい形で描いてくれました…。


「行ってくるよ、優子」
例のプロジェクト=オーストラリアに音羽の町を作ること。
このときちらっと写った線画はスケッチブックに描いてあった優子の姿なのかな?
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それにしても、冒頭から一気に引き込まれる演出だったなぁ…。
ある程度簡略化された背景だけれども、とてつもなく動かすことで臨場感を生む。
ううむ…素晴らしいスタートです。


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「するさ。しがみついてでも」
久瀬はすっかりミズキの虜になってしまったようでw
そして、生きていく価値も見出した。

「この世界は想像以上に最悪で、思ったよりは最高だ」
深い言葉ですね…。この言葉に尽きるんじゃないでしょうか。

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すべてが始まる場所、奇跡を呼ぶお守り…
結局、鍵は戻ってきたんですね。
夕で始まり夕で終わる。
この物語はある意味、全編を通して夕の成長を描いていたのかもしれません。


そして、夕と優子の再会。

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“自分の手で奇跡を起こそうとしている人にだけ、救いの手が差し伸べられる”
優子と再び出会えたこと。
これが、まだ終わっていない勝負を追い続けた夕に起きた奇跡なんですかね。
彼の勝負とは、やっぱり優子と再会することだったのでしょうか?

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「愛してくれてありがとう。たくさんの幸せをありがとう…」
優子が消える。
やっぱり彼女は幽霊だったのでしょうか?それとも天使か?
人のために優しくしなさい、と誰かに言われていた。
そんなことも考えると、神の使い…つまるところはやはり“天使”なのかもしれません。
夕が優子と再び出会えたのも、奇跡を起こそうとしている夕に差しのべられた救いの手…なんでしょうね。

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「俺はもう大丈夫だ」
そう言う夕の目には何度も何度もまばたきが繰り返される。
こんな形で“嘘をつくときまばたきをする”という夕の癖が生かされるとは…。
強がる夕に、分かっていても必死に肯定する優子。
音楽も相まって、涙腺が緩んでしまうシーンでした。

天使にだって安らげる日は欲しいよな――


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['08秋期終了アニメ]ef - a tale of melodies. | コメント:13 | トラックバック:38 |

「reread」 ef - a tale of melodies. 第11話

ef - a tale of melodies. 第11話「reread」

久瀬は一通の手紙を手にしていた。書かれている文字は“果たし状”。
この期に及んで自分を倒したいなどと思う者などいるのだろうか?そう思いながらも久瀬は手紙の差出人に会いたいと思っていた。



第11話感想。
(めちゃめちゃ長くなってしまいました。ごめんなさい。)

お話はついにミズキ編も決着?

果たし状。前々回、扉の向こうに誰かがいる気がしたのですが、誰かがいたわけではなかったんですね。
扉の向こうの光は、久瀬の希望や期待をわかりやすく表したものだったのかなぁ…と。
「消えろ!俺はあの娘に会いたい!」
仮面を全て捨て去った久瀬は、果たし状の主へ会いに行く。
「初めまして。生まれ変わった久瀬修一さん。」
正確に言えば、ミズキの蹴りを喰らう前、仮面を捨てた時点で久瀬は一度死んだのかもしれません。
いや、これまでの自らを殺したのでしょう。
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あなたのことが好きだから…
久瀬のあの時の問い全てに答えるミズキは凄い記憶力の持ち主だな…と感心したものの、
やはりそれだけ印象に残ってる衝撃的な言葉達だったんですよね。
そして、このシーンに描かれていた特徴的な色は、前回ミズキたちのシーンで唯一描かれていた色に近いものですよね(同じか?)
あの、二人の始まりのシーンと似た色が…。

ついに観念した久瀬と、想いが通じたミズキの抱擁シーン。
飛びつく瞬間はOPのあの映像と通じるわけですか…って、えっ?
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お茶目な久瀬さんでした。
ここだけ見るとシュールだなぁ…。


久瀬が倒れて、優子との約束を思い出すミズキ。
そして皆も一歩を踏み出せたのは優子のおかげである、と思い出す。
「わたしは~」「俺は~」というくだりは、まるで1期のラストを思わせるようなものでした。
そして、1期のオープニングが流れる。
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この1期のオープニングからが、全ての収束点な気がしますね。
ここで挿入された1期オープニングは、「ef」という物語の“収束の始まり”を示していたのではないでしょうか?


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['08秋期終了アニメ]ef - a tale of melodies. | コメント:6 | トラックバック:34 |

「reunion」 ef - a tale of melodies. 第10話

ef - a tale of melodies. 第10話「reunion」

美術室で広野凪をモデルに石膏の像のデッサンを仕上げる火村夕。絵は弟の紘の方が上手だと夕をちゃかす凪は、裸婦のデッサンならどうだとおもむろに自分の白衣に手をかけた。
その後、雨宮優子と教会を訪れた夕は、祭壇の陰にうずくまる1人の少女と出会う



優子の死。
けれどそれはあまりにもあっさりとしていて…
優子を抱えたまま歩くエンディングは、優子の死を重く感じさせないものでした。
お姫様抱っこ…。

さて、今回はほぼ全編モノクロのお話。
多様な色遣いというものがウリであるシャフトがこのような演出をしたのは、大英断だったのではないのでしょうか。
そして、色というものがストーリー上でも重要になって来るこの作品。
ここで敢えて全編モノクロで表現したのにはどんな意図があるのでしょうか…?
重要なシーンではちょっと色を加えていましたが、モノクロ演出によって、そこが妙に映えましたね。
そんなとこが狙いなのかな?

しかしながら、モノクロのみでここまで描けるのも凄いですよね…。
「演出上、モノクロ画面にてお送りしております」
わざわざ書かなくとも、efを見てきた人なら理解できるだろ…
なんて感じましたが、それでも色々とあるんでしょうね。ううむ。

オープニングは無しでした。


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['08秋期終了アニメ]ef - a tale of melodies. | コメント:4 | トラックバック:32 |

「return」 ef - a tale of melodies. 第9話

ef - a tale of melodies. 第9話「return」

雨宮優子は学校の屋上で、火村夕は一人のアパートで自問自答を繰り返していた。もっと早く気付いていれば――二人の気持ちが一つになった時、ある事件が起こる。

羽山ミズキは久瀬のヴァイオリン曲を口ずさんだ時、それが幼い頃に大切な人から教わった旋律と同じことに気付く。遠い過去の記憶とともに歌詞を思い起こすミズキ。

一方、久瀬修一は終わるのを待っていた。しかし、その胸の内にあるのは死への恐怖と孤独感。そんな時、久瀬の元に一通の手紙が届く。



OPは再び色付きに。
良い方向に向かっているからなんでしょうか?

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「最初からそのつもりだったじゃないですか。なのに、どうして…」
夕を不幸にする。優子は最初からそのつもりだったけれど。
最初から好きだって言っていれば…
二人の想いが交差し、一つになる。
ここで初めて二人の想いは通じ合った…ということになるんですかね?
夕はもっと先に気付いていた。けれど優子は気付くことができなかった。
このちょっとの差が前回のようなすれ違いを生んでしまったんでしょうね。
そういえば、前回の引きから話がそれほど繋がってないような…。
明良の方に戻ってしまった彼女の苦悩とかをもうちょっと描いてもよかったかなぁ…と。
とはいえ、この最初からクライマックスな演出。初っ端から飛ばすなーという印象でした。


「どうして同じ顔のお前だけが生きていて、あの子が死んだんだ!」
妹と優子は顔が同じだった…と。
だから自分の妹の代わりとして優子を引き取った。
けれど優子は優子で妹ではなかった。
彼にあるのは、優子の代わりに生きてしまってる優子への憎しみなんですかね?

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「引きずるんじゃねぇ!背負うんだ!」
この言葉こそ、逃げるか闘うか…ですよね。
言葉の綾な気もしますが、大きな違いかと思います。
夕も、自分の過去を背負って、優子との未来を生きていくことを決意したのでしょうか。

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「どうしてお前がこれを…。…どうして今まで思い出せなかったんだ!」
描いてあった絵。それは…?
夕が描いてたのは、幼少時代の優子の絵だったのではないでしょうか。
明良はそれを見て自分の妹の顔であると思い、絵を描きあげた。


008 「wir」

明良は妹と死にたかった。
それが叶ってしまった形に。
前回夕に向けていった「妹と一緒に死ぬべきだった」という言葉は自分にも向けていたんですよね。
けれど、もし夕のスケッチブックに描いてあった絵が優子の絵だったとしたら…
それほど悲しく切ないものはないですよね…。

火の中で、必死に夕をの手を引き止め続けた優子の手が印象的でした。
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そして明良は炎に包まれていった――


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