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趣味の変化もクソもなくて、アニメ関連のことだけを書いてるブログになっていましたとさ…

魔法少女まどか☆マギカ 第6話 「こんなの絶対おかしいよ」

■魔法少女まどか☆マギカ 第6話 「こんなの絶対おかしいよ」

脚本:虚淵玄 絵コンテ:笹木信作 演出:浅利藤彰 作画監督:宮嶋仁志、福永純一

明かされる魔法少女の秘密。・・・魔法少女とは、ソウルジェムに魂を預けてしまうのです。つまり、ゾンビと言っても過言ではないわけで。それに動揺するまどかと杏子なわけですが・・・・・そもそも、キュゥべえが言っていることは間違いないと思うんですよね。ソウルジェムのおかげで魔法少女として行動しやすくなっているわけではありますし、「人間」とは違ってそう簡単には死なないですし。魔法少女としてはむしろ良い形を為しているのではないのでしょうか。

ただ、キュゥべえのリアクションが恐いのです。命でもあるソウルジェムをまどかが投げてしまった時も、「やっちゃったねー」程度の反応しか示さなかったこと。これまで多くの魔法少女と契約してきた敏腕なキュゥべえさんだからこそ、同じようなことを仕出かす人を数多も見てきているからなのかもしれませんが。この冷酷さから奴の本性が垣間見えていたような気がしないでもないです。あの陸橋からソウルジェムと同じように投げ捨ててやりたくなるくらいにイラッとさせられたものです(笑)。

しかしながら、「人間でなくなる」というのは予想以上に衝撃的なことですよね。これこそ、キュゥべえに理解できないことなのだと思います。確かに、この世界で魔法少女になるということは、「人間でなくなる」くらいの覚悟が必要なのかもしれませんが。それを事前に言わなかったのがキュゥべえの汚いところですよね。まぁ、彼からすれば「魂の器に執着すること自体どうでもいいことなのだから、それを伝える必要なんかないだろ」くらいのことを思っているのかもしれません。それは、今回の奴のリアクションからも察することができると思いますが。それ以前に、契約させたいわけだから、マイナス要素はできるだけ伝えないのが契約への基本ですよねえ(笑)。

そんなわけで、さやかが死んで、生き返るという凄まじい展開に。いや、厳密に言えば、さやかは魔法少女の契約をした時点で死んでいたわけですが・・・。魔法少女の秘密について明かされた彼女たちは一体どのような行動を取るのでしょうか。杏子が動揺していたのは意外でしたが、彼女も「人間」を捨てる気まではなかったようで・・・。さやか・杏子がどのような行動に出るのかが楽しみです。そして、このままではまどかが魔法少女になることは有り得なそうですよね。彼女が魔法少女となるための要因がどこで出てくるのでしょうか・・・。

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魔法少女まどか☆マギカ 第5話 「後悔なんて、あるわけない」

■魔法少女まどか☆マギカ 第5話 「後悔なんて、あるわけない」

脚本:虚淵玄 絵コンテ:小俣真一 演出:間島崇寛 作画監督:本多美乃、松本麻友子、小菅和久

奇跡も魔法もあって、上條クンの手は奇跡的に動くこととなったわけではありますが、その上條クンの演奏からやたら悲壮感が漂っていたのは何故なのでしょうか。あの病院での一連のやりとりの中、彼がいつ絶望するのかドキドキして見ていましたよ・・・。もしかすると、後のさやかの運命をどこか暗示している?彼に奇跡が起きたとしても、今後のさやかには絶望しか見えてこないですからね。そこまででも、彼女のセリフで順調にフラグ立てをしていましたし。あのシーンでの悲壮感は上條クンではなくてさやかに向けられたものだった、と考えるとそれなりに納得です。「奇跡」というのは誰かの犠牲の上で成り立っている・・・と考えるだけで何とも悲しくなってくるものですねぇ。

そして、いよいよ杏子がまどかとさやかの前に登場。まどかの「味方同士で闘わなきゃならないの?」という言葉は根本的に何か違っている気が・・・。同じ“魔法少女”というだけで、そもそも味方なのか?と。まどかのそういった考えは、彼女の“甘さ”を表している気がします。この作品らしからぬ言い方をするのであれば“優しさ”でしょうか。こう考える時点では、彼女は魔法少女になるべきではないのでは?いくら彼女に大きな力があろうと、この世界における“魔法少女”には相応しくない気がしてなりません。(そして、「見返りがない」魔法少女になるために、どこか見返りを求めた?願いをしたさやかも、ほむらが言う通り、根本的に魔法少女には向いていないのかもしれません・・・)

そんなまどかに、何度も契約をしようと試みるキュゥべえの胡散臭さは相変わらず。・・・ふと、奴はセールスマンなのではないのかと思ったのです。まどかという大きな大きな契約を試みるセールスマン。そう考えると、多少は可哀想に思えませんか?・・・思えないですか、はい。

最後に。ほむらの契約に関してキュゥべえが言っていた「そうとも言えるし、違うとも言える」というのは、やはりループ説で考えるべきなのでしょうか。この世界ではない前の世界で契約したのであれば、この曖昧な回答はなかなかしっくり来てしまいますね・・・。

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魔法少女まどか☆マギカ 第4話 「奇跡も、魔法も、あるんだよ」

■魔法少女まどか☆マギカ 第4話 「奇跡も、魔法も、あるんだよ」

脚本:虚淵玄 絵コンテ:笹木信作 演出:小俣真一 作画監督:小関雅

今回気になったのは、やはり“まどかとほむらの会話”ですかね。

ひとまずは魔法少女にならないという選択をしたまどか。マミの運命はいずれにせよ変わらない。けれども、まどかの運命は変わった。「一人」が救われただけでも嬉しい。そして、ほむらは魔法少女のベテランで、数えるのを諦めるほどの人の死を見てきた・・・と。

・・・このほむらとまどかのやりとりは、世間で言われている“ループ説”と考えるとなかなかしっくりきてしまうんですよね。まどかは全てをリセットすることを願い、それを延々と繰り返している。ほむらは「なぜか」記憶が残ったままそのループの中を繰り返していることとなっている。だからこそ、ほむらは「忘れてしまう」ことを嘆くわけですよね。「一人が救われただけでも嬉しい」というのは、ほむら以外にも助けたい存在がいる?もしくは、まどか周囲の人物が全滅してしまったことを示している?「ベテラン」というのは何度もループしてるから?

・・・と、あの一連のやりとりが非常にしっくり来てしまうわけなのですが、しっくり来すぎるのが何だか気味悪いんですよね(笑)。「それはミスリードだ!」とどこからか警告されているような。やっぱり、そんなに一筋縄でいくような気はしないんですよね。そんなことを言い出すと、全てを疑わなければならないのでキリがないわけですが、この会話の場合はあまりにもしっくり来すぎるのがやっぱり・・・(笑)。もしループ説で考えていくのであれば、ほむらの記憶が残っている理由や、1話冒頭の夢についても考えていかなくちゃいけませんね・・・。

しかしながら、ほむらの魔法少女の話は、なんともリアルすぎる魔法少女の裏側ですよね。全く、夢もキボーもありゃしない。こんなの子供が聞いたら、理解できないか泣き出すかのどちらかですよ。他の魔法少女作品も、こんな背景があるのか・・・と考えだすと、一気にアダルト向けな香りがしてくるから不思議です。そんな楽しみ方も・・・いいのかもしれませんね(笑)。

そして今回、さやかが魔法少女の契約をすることに。「押してダメなら一度引け」。見事にキュゥべえの術中に嵌ってしまった形になってしまったような気がしてなりません。まぁ、引いたことが直接的に魔法少女の契約と関係あるかと言えば、そういうわけでもないのですがね。ただ、上条クンの発狂と共にタイミングよくその場にいるキュゥべえはまさに悪魔!・・・とは言え、ここでもやはり露骨すぎてミスリードなんじゃないかと疑ってしまうわけなんですよね。考えようと思っても、堂々巡りのエンドレス。ただ、個人的にはキュゥべえが黒幕だった方が面白いので、そうなってほしいものではあります(笑)。さやかは近接系の魔法少女でしょうか?あー、マミさんと相性良さそうな感じですね・・・(遠い目

ラストには赤い髪の魔法少女・杏子が登場。ここから、さやかと杏子による縄張り争いが始まる?そして、次回予告ではさやかにフラグが立ってる?魔女ではなく、同じ人である魔法少女に殺される・・・というのはこれまたむごいものがありますねぇ。

今回のコンテはジブリ出身の笹木さん。作監は「いちばんうしろの大魔王」や「ミルキィホームズ」で活躍していた小関さんの単独で、アートランドグロスでした。

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魔法少女まどか☆マギカ 第3話 「もう何も恐くない」

■魔法少女まどか☆マギカ 第3話 「もう何も恐くない」

脚本:虚淵玄 絵コンテ:芦野芳晴 演出:八瀬祐樹 作画監督:潮月一也、神谷智大

なんと衝撃的な展開・・・。衝撃的なんだけれども、それがあっさりと描かれているんですよね。そう、いともあっさりと敵に殺されてしまったマミ。・・・そんな点からも、この作品のどこか狂気的な面が見て取れる気がします。「もう何も恐くない」というサブタイトルとは裏腹に、まどかや視聴者にも「恐怖」を植えつけることとなった回なのでした。

やはり、この作品は「ギャップ」を狙った作品だと思うのですよ。こんな可愛いキャラが、あっさりと敵に殺される・・・首を噛みちぎられて。しかも、敵は非常にファンシーなキャラ。なんというギャップ!!血が流れる展開になるのはこれまでの話数を見ても何となく見えていたわけではありますが、まさかこんなに突然やってくるとは・・・。まぁ、そんな先の読めない展開こそがオリジナル作品の良さであり、この作品自体の魅力でもあるわけですが。いやぁ・・・面白い。改めて、オリジナル作品の面白さに触れた回だったのでした。

さて、マミの死がきっかけで、まどかとさやかは魔法少女に対して何を思うのでしょうか。そして、何を願うのでしょうか。誰かのために頑張れるヒーローのような存在になりたいと思っていたまどか。それは、マミという目指すべき人が目の前に存在していたからこそ。そんな彼女の死に、まどかの想いはどう変化する?想いが一層強いものとなるのか、はたまた違う願いが生まれるのか・・・。目指すべき人物であるマミさんを「生き返らせて欲しい」と願うのも一つの方法だとは思うんですけれどね。一方、さやかはやはり他人の為に願うのでしょうか?何はともあれ、マミの死は彼女達の想いにどんな変化をもたらすのでしょうか?

・・・それにしても、頻りに契約を奨めるキュゥべえが怪しすぎるんだぜ!それがミスリードだと思ってしまうくらいに怪しいわけでもありますが。キュゥべえの言動からも様々な想像もできますが、不毛なものになりそうなので、それはまた別の機会にでも。

えっ?虚淵さんのツイッターのつぶやきによると、今後の和やか展開はもはや望み薄ですか?今後は普通の虚淵さんなんですか?なんてこったい・・・。虚淵さんは今回の話で「本気」を出したわけではなく、あくまで「普通」に戻っただけなのでした(笑)。

しかしながら、事前にライブで聴いていたこのエンディング曲が、まさかこれほど作品にピッタリとマッチする曲になるだなんて、あの時の私は想像だにしませんでしたよ、ええ・・・。

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魔法少女まどか☆マギカ 第2話 「それはとっても嬉しいなって」

■魔法少女まどか☆マギカ 第2話 「それはとっても嬉しいなって」

脚本:虚淵玄 絵コンテ:芦野芳晴 演出:向井雅浩 作画監督:高橋美加、実原登、鳥山冬実

魔法少女とは何ぞや?という回。この作品における「魔法少女」について明らかになるのでした。

うーん・・・やっぱり、どこか「闇」が存在してるような気がしてしまうんですよね(笑)。魔法少女になることは、死と隣り合わせになる危険がある・・・と言っていましたが、そんなもんじゃないのでは?と。そして、マミから垣間見える(ような気がする)黒さ。マミとほむら、どちらが正義でどちらが悪か・・・というのも分からなかったり。下手したら、まどかたちが騙されていて悪の片棒を担がされてる可能性もあるわけなんですよね。そう考え始めると、何もかも「裏」があるように思えるから不思議!キュゥべえのあの無垢な表情すら無垢すぎて怖くなるくらい。いや、むしろ表情が変わらなさ過ぎて怖いです・・・。

「どんな願いを叶えるのか?」・・・まどかはそんな悩みをしばらく抱き続けることになるのでしょうか。そして、「願い」に関しては、シリアスな反応を示すさやか。「恵まれすぎてバカになっちゃってる」と。彼女も暗い過去を背負っているのでしょうか。いや、自分なんかは幸せ者で、自分以外にもっと不幸せな人が知人にいる・・・とかそんな具合でしょうか。まぁそんなわけで、キャラが端から暗い面を持っていそうな気がしてならないわけなのです。

何が起きるのかわからないけれども、どちらかというと暗い方向へと考えてしまう。そんなのもこの作品の魅力なのかもしれません(笑)。

そして、今回は本格的にバトルパートがあったわけですが、相変わらず「違和感」がすごい。コラージュの敵と手描きのキャラとのズレ?ギャップ?が何とも言えないのです。そして、敵を倒してもあまりスカッとするものがないんですよね。これもコラージュと手描きとのギャップだと思うのですが、まぁちょっと悪い言い方をすれば「爽快感」がない印象なのでした。もしかしたら、そんな気持ち悪さも狙って出しているのかもしれないので、そんな「違和感」が今後どう作用するようになるのか楽しみにしています。

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