もっとTo LOVEる -とらぶる- 第12話(最終話) 「大スキ 1・2・3」2010-12-22 Wed 19:32
■もっとTo LOVEる -とらぶる- 第12話(最終話) 「大スキ 1・2・3」
脚本:山田靖智 絵コンテ:森かい 演出:黒田幸生 作画監督:田畑昭(Aパート)、竹森由加(Bパート)、沓澤洋子・鶴窪久子(Cパート) 総作画監督:岡勇一、高見明男 前回のややシリアスめな引っ張りは、案の定、ララの超天然思考によってポジティブな方へと流れてしまいました(笑)。ただ、ララと春菜には不思議な絆が生まれることとなるのでした。そんなわけで、水着回でヒロインが大勢出演!そして最終的にはハーレムエンド?・・・実にこの作品らしい最終話なのでした!ここでまとめるとすると、こういう形が一番良いんじゃないんですかね。作品の空気を全く壊してないですし、むしろ急ながらもよくここまでこの作品らしくまとめたなぁ・・・と脱帽せざるを得ません。・・・って原作通りなんですよね? 心のどこかでは、このハーレムな関係に終止符を打って、何かしらの結論を出して欲しいと思っていますが、やっぱりこの現状こそが「ToLOVEる」という作品であって、それは壊れてほしくないとも思うんですよね。なので、リトは「ララは好きだけど春菜ちゃんはもっと好き」という結論を出したわけではありますが、それが流されてしまって、結局はハーレムで終わる・・・というのは、現状から見れば本当に良い形での締めだったと思います。 びっくりするくらいに、毎週安定した面白さを提供してくれる作品でした。とりあえずは一区切りですが、原作は別の形で再び連載が始まっているので、そちらのアニメも密かに期待していたいと思います。 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]() テーマ:もっとTo LOVEる - ジャンル:アニメ・コミック |
侵略!イカ娘 第12話(最終話) 「戦わなイカ?/ピンチじゃなイカ?/もっとピンチじゃなイカ?」2010-12-21 Tue 04:01
■侵略!イカ娘 第12話(最終話) 「戦わなイカ?/ピンチじゃなイカ?/もっとピンチじゃなイカ?」
脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:水島努 作画監督:本多美乃(Aパート)、松本麻友子(Bパート)、石川雅一(Cパート) 最終話はどんな話になるんだろう?この作品らしく、いつも通りなノリで最終回もやるんだろうなぁ・・・なんて思っていたら、まさか最終話らしいイイ話でくるとは(笑)!この作品で、こんなイイ話を描くとは予想だにしていなかったです・・・。まぁ、イカちゃんが可愛ければあとはどうでもいいでゲソ。 Aパートはビーチバレー回。トーナメント表にこんなネタが仕込まれていたがなんて気付かなかったでゲソゲソ~・・・。 ![]() 東出太さんがかなりと健闘してる・・・ってそんなことはどうでもいイカ(笑)。 B・Cパートで最終話らしいお話に。結局、イカ娘の触手が動かなくなったのは退化ということでいいのでしょうか?そして、しばらくいなくなっていた時期にイカちゃんは何をしていたのでしょうか?そんなことはどうでもいいのです。触手を切ってショートカットになったイカちゃんも可愛かったのだから。何を隠そう私はショートカット大好き人間なのである。可愛ければあとはどうでも良いのですよ・・・。 ・・・なんてことも言ってられないのです。なぜならイカちゃんが悲しんでいるのだから!やっぱりイカちゃんの笑顔が見たい!あのちょっとウザい感じがイカちゃんなのであって、「わ」とか語尾につけちゃってるイカちゃんは僕らのイカちゃんじゃない! そして、イカちゃんと栄子の友情の力によって、イカちゃんの触手は復活するのです!人とイカの壁を超えた友情は奇跡を起こすのである!アァ・・・よくわからないけどなんて素晴らしいんでしょう!栄子に微笑みかけるイカちゃんが最高に可愛いッ! そんなわけで、いつも通りのイカちゃんに戻って、素晴らしい最終回となったのでした。もうね、特段語ることもないわけですよ。だってイカちゃんが可愛いんだもの。それだけで十分じゃなイカ。 ロクなことを書いてないですが、この作品はやっぱり「イカちゃん可愛い」という点が重要なわけですよ。どんな話であっても、それさえ描かれていれば成り立つわけなのです。勿論、最終回もイカちゃんがしっかりと魅力的に可愛らしく描かれていました。ある意味、どんな話でもイカちゃんを可愛く描ききることへのストイックさ、というものがこの作品からは感じられ、そんな点に驚嘆してしまいます。イカちゃんが可愛いのは当たり前なんだけれども、その当たり前を最後までしっかりとやりきった作り手側には大きな拍手を送りたいものであります。その結果、視聴者のハートを掴み、この作品は見事に視聴者への侵略を成功させたのでした。 続きが見たいでゲソ・・・。 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]() |
百花繚乱 サムライガールズ 第12話(最終話) 「さよならの忠」2010-12-21 Tue 01:30
■百花繚乱 サムライガールズ 第12話(最終話) 「さよならの忠」
脚本:金月龍之介 絵コンテ:寺岡巌 演出:藤本義孝 作画監督:宮澤努、りんしん、Chang Bum-Chul、Cha Sung-ll、Choi Hee-Eun、Han Seung-Jin、Jo Young-Rae 何とも衝撃的な結末だったわけではありますが、やや冷静になって考えてみると、一貫して「絆」や「想いの強さ」というものを描いていたわけなんですよね。最後も物凄い展開で、どういう理屈でパワーとか送ったりしてるの?なんて疑問に思ったりももするわけですが、理屈ではないんですよね。何の力かというと「想いの力」なわけなんですよ。むしろ、ゴチャゴチャしたような理屈がないおかげで、その「想いの力」というものがより際立って見えてくるわけです。色々と理屈で語りたくなる部分もありますが、相手を想うことってそんな簡単に理屈で語れますか?・・・と思うわけです。そういった意味で、最後まで「想うこと」というものを一貫して描ききってくれたのではないなぁ・・・と感じました。サムライを題材にした作品だけあって、実に一本筋の通った作品だったのではないのでしょうか。 勿論、お色気アニメではあるのでエロ要素は随所に散りばめられていますが、それでもこの作品の中心となるものは、やはり「忠」だったわけなんですよ。様々なエロがありながら、何が大切かって「キス」が一番大切なんですよ!この純粋さがいいですよね。そして、エロがあったからこそ、その純粋さが際立つというものなのです。 ちょっと最終話の話ですが、クライマックスのモノクロの演出はなかなか良かったですね。義仙と十兵衛、白と黒の闘い・・・そして、水墨画的な究極の墨演出をこれでもか!というくらいに。なかなかの試みですね。 そして、ラストの結末はやっぱり賛否両論あると思いますし、まぁ個人的にも複雑だったりします(笑)。なぜ十兵衛は帰ってこなかったのだろう・・・と。ただ言えることは、帰ってきてしまうと非常に安易なありがちな作品になってしまう気はするんですよね。エロを狙いつつも、どこかこれまでのお色気作品とは一線を画すこととなった挑戦的な作品だった気がします。 最終話の展開に色々と思うことがある人も多いと思いますが、初回から描かれていたことは最後までしっかりと描ききられていたんですよね。そういった視点で見返してみると、ちょっとは印象も変わってくるのではないのでしょうか? まぁ細かいことは抜きにしても、非常に楽しめる作品でしたよ。やっぱり直江ぐつぐつさんが良かったですねぇ。欲を言えば、彼女にもうちょっと見せ場があれば嬉しかった(笑)!けど、彼女の立ち位置というのは非常にわかりやすく、しかも出てくるとあのボケボケっぷりで和ませてくれる・・・という非常に良いキャラなのでした。・・・まぁ私は千姫様に踏まれたいんですけどねッ! 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]() テーマ:百花繚乱サムライガールズ - ジャンル:アニメ・コミック |
海月姫 第9話 「真夜中のチェリーボーイ」2010-12-17 Fri 03:16
■海月姫 第9話 「真夜中のチェリーボーイ」
脚本:待田堂子 絵コンテ:大畑清隆 演出:佐々木奈々子 作画監督:青野厚司、近藤奈都子 チェリボーイ・修の気持ちとは?修の態度がなんとなく煮え切らないとは思っていたものの、それもチェリーボーイの性というものなのでしょうか。どこかで期待している部分があったから?心の奥では願望があったから?真実は蔵之介ですらわからないのです・・・。なぜなら、それがチェリボーイだから!性とは恐ろしいものなのです。いや、まぁ彼自身は恋愛感情なんてこれっぽっちもないのでしょうが(笑)。 そして、再びショックを受けてた月海は、現実逃避で再び自分の殻に籠ってしまいます。彼女の思考はグルグルと・・・。彼女にとっても「恋愛」という経験はほぼ皆無だと思うのですが、だからこそ暗中模索になってしまうわけで。いや、暗中模索どころか、どうしたらいいのかわからなくて・・・何かにすがろうとしているのかと。「酒」を飲んだのも、何かにすがりたかったからなんでしょうね。 そんな彼女に救いの手を差し伸べられるのは、やはり、引っ張る力を持っている蔵之介なのかと。お互いが共通して目指すことになりつつある「クラゲのドレス」というものが鍵になるのでしょう。「クラゲ」の力で月海は篭った殻から出ることができるのでしょうか?クラゲは愛を救うのだ! 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]() |
神のみぞ知るセカイ 第11話 「おしまいの日」2010-12-16 Thu 03:04
■神のみぞ知るセカイ 第11話 「おしまいの日」
脚本:倉田英之 絵コンテ・演出:岡佳広 作画監督:杉本幸子、北条直明 総作画監督:佐村義一 栞編がとうとう完結!まさか、本当に彼女が図書館という城に籠城するとは思ってもいませんでしたが。本という世界・図書館という城に心を閉じ込めてしまっていたわけですが、本当は勇気がなくて二の足を踏んでいただけなのでした。そんな彼女の背中を押してあげる・・・いや、踏み出すきっかけを与えることとなったのが桂馬の存在だったのでした。まぁ・・・理屈ではないんですよね(笑)。 そんなわけで、桂馬のキスへの持って行き方がけっこう強引というか唐突に感じてしまったのは、自分も栞の心の声が聞こえていなかったのでしょう・・・(´;ω;`)ブワッ。しかしながら、キスの画作りは本当に良かったですね。綺麗でした。本の山から手を差し伸べられて抜け出し、そこからキスへと・・・。あの画作りもあってかなかなかのカタルシスでした。これまで時間をかけてきただけありますね。うーむ・・・。そう考えると、閉じこもった世界から出てきて、そのままキスというあの流れが良かったのかもしれませんね。 おしまいではなくはじまり。これはどのヒロインにも言えることなのですが、心の隙間が埋まったことによって一歩を踏み出すことになる。これこそが彼女たちにとっては始まりなんですよね。しかしながら、攻略されたヒロインが一歩を踏み出したところでめでたくエンディングを迎えてしまいます。それは、言うまでもなく主人公が中心で物語が進んでいるからですよね。それが三次元に興味がないのならばなおさら。攻略したヒロインの今後なんぞ彼には知った事ではないのです。なので今回は、栞にとっては「はじまりの日」となるわけですが、桂馬にとっては「おしまいの日」となるんですよね。栞は今までの自分を「おしまい」にするのではなく、これまでの自分があったからこそ、それを乗り越えて前向きに過ごしていくのでしょう。 次回予告ではなんとなーく2期のフラグが・・・。な、なんだってー!(棒 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕 ![]() ![]() |