夏のあらし! 第8話「勝手にしやがれ」2009-05-25 Mon 14:51
夏のあらし! 第8話「勝手にしやがれ」
スイカの買い出しに出かけた一と潤は、帰り道に神社の階段で休憩していた。 そこでジュースの自動販売機を見つけたが、手持ちのお金が120円しかなく、1本しかジュースを買えない。一はジュースを分け合って飲もうとするのだが、一と間接キスとなることを気にした潤は気にして飲もうとしない。ところがそれを遠慮していると勘違いした一が無理に飲ませようとするので、潤は必死に抵抗。揉み合いになった末に、2人一緒に階段から転げ落ちてしまう。幸い大したケガもなく起きあがった一と潤だったが、なんとお互いの心と身体が入れ替わってしまったことを知り衝撃を受ける。 俺がお前でお前が俺で! なんとベタな! と思いましたけれど、潤という女子であって男子であるという特別なキャラが存在しているために、ベタから一捻りしてあるなかなか面白いお話になってますね。 コミックスで見たことないからオリジナルの話ですかね? 今回は、はっちゃけていた割になかなか効果的な話だと思いましたがね。 これまでの描いてきた“一と潤(男と女)の違い”というものを顕著に見せた話ですし。 最近は恐ろしいくらいに原作準拠が多かった新房さん×シャフトですが、やっぱりこういうはっちゃけたオリジナルはどんどんやっていってもらいたいものですねー。 ![]() |
夏のあらし! 第7話「他人の関係」2009-05-18 Mon 09:53
夏のあらし! 第7話「他人の関係」
潤は男装した女の子だった。 彼女はカヤから「皆には女だってこと、隠したままでいるつもり?」と問われ、 言葉に詰まってしまう。 その頃、あらしと一は方舟の前で雑巾をボールに、ひしゃくをバットにして野球をしていた。一はあらしに向かって渾身の球を投げるが、あらしは、その球を見事打ち返す。ところが打球は勢い余って方舟の屋根の上にある風見鶏を壊してしまう。その風見鶏は戦前から方舟の屋根に設置されているもので、あらしやカヤにとって思い出の品だった。 今回は一言でこんなお話だった!と説明するのが難しいですね。 あえて言うのであれば…前回のまとめ?いや、補足? 何と言えばいいのかな…? お話自体はほとんど進んでないですよね。 結局は、カヤの恋愛の後押しをした…というだけですし。 そういえば、ここ数回は潤中心で描かれてるなー。 潤も、一と対極をなす存在としては、主人公的立ち位置なのかもしれません。 さて、潤が女性に嫌悪感を抱く理由はどことなく明らかになりました。 「姉」というキーワードがありましたね。 女そのものに嫌悪感を抱く理由。 それは、身内である姉が関係しているのではないか…。 彼女の言動が、潤自身には良いように映ってないんでしょうね。 例えば、両親が体たらくな生活を送っており、その子どもの瞳には大人の姿とはこんなものなのかと映ってしまう。それならば、大人になんかなりたくないなーと考えてしまうわけで。 それと似たようなものなのかなーと。 ファッションを気にして、恋愛の話をして…という女性の言動が、どこか不快に映ってしまうんでしょうね。 まぁ実際に潤のお姉さんとのエピソードは存在しているのですが、アニメでは間違いなくやらないだろうと思われます。 なので、潤の女性に対する嫌悪感というものはこれ以上追究されることはないのかもしれません。 そういえば、あらしやカヤのような存在が他にもいるようなことを示唆していましたね。 分かっているとは思いますが、かなことやよゐが若干本編と絡んできていたのも意味があるわけで。 全ては昭和29年の横浜大空襲…。 けれど、理由は分かっていない。 もしかしたら、カヤを代表するように何らかの未練が残っている人がこうなっている…と考えるのが妥当な気がしますが…どうなんでしょうね? ![]() |
夏のあらし! 第6話「恋におちて」2009-05-11 Mon 12:34
夏のあらし! 第6話「恋におちて」
女性を冷めた目で見つめ、常に一定の距離を置いて接している潤。 触れられることを嫌がった潤に対し、カヤは「男のくせに情けない」と無理矢理その手を握り、自分の方へ引き寄せる。次の瞬間、繋いだ手から閃光が走り、2人は昭和20年の喫茶店・方舟へとタイムトリップしていた。カヤは、自分と“通じて”時を越えるためには、ある条件を満たさなければならないことから、これまで潤が隠していた秘密に気づく。 今回はシリアス回。 前回、ギャグをやりつつ潤視点で見せたのは今回のため? ある程度、潤の視点での感情の動きを示しておかないと、今回の潤の言動は単に「身勝手」と取られてしまう恐れがありますからね…。 エンディングが変わっていることから見ても、今回は特別な回。 キャラの言動による不快感で、お話に悪い印象は与えたくないですからね…。 そんなわけで、今回は多くが潤の視点。 「帰りたい!関係ない!」と主張し続けた潤は身勝手に見えるかもしれないけれど、もし巻き込まれてしまったら潤のように考えるのが普通ですよね。 そういった意味では、一般人の視点でもあったりしますね。 ただ、身勝手と言いつつも、やっぱりカヤの気持ちも考えると…ですね。 そんな点に関してはラストの潤の語りに尽きる気がするので以下略。 ![]() |
夏のあらし! 第5話「秘密の花園」2009-05-04 Mon 11:17
夏のあらし! 第5話「秘密の花園」
カヤは60年前のあらしの友人だった。彼女もあらしと同じくタイムトリップの能力を身につけ、現在にやってきていたのだ。再会した彼女は、あらしと同じく喫茶店・方舟でウェイトレスとして働くことになる。一は、あらしとは違う落ち着いた大人の魅力にあふれたカヤが方舟で働く姿を見て浮かれていたが、潤の方は一に着替えを見られたせいで、機嫌が悪い。そんな折、潤は頭からミルクを被ってしまい着替えることになる。マスターが用意した服に着替えた潤。その衣装とは!? コミックスで見た記憶がないのでオリジナル? いわゆるギャグ回。…というか骨休め回ですかね。 シリアス方向に話が進んでいっていたので、ちょっと元の方向に戻す意味もあったのかもしれません。 さて、今回は潤メインのお話。潤の苦悩。 潤に女性疑惑がありましたが、直接的な発言はなかったものの、ほぼ確定ですよね。 「ガキの中のガキ」という程にやんちゃ少年の一(はじめ)の言動に振り回されます。 まぁ一も悪気があるわけじゃないんですけどね。 男同士だから…という部分が、潤にとっては気になってしまうわけで。 こればかりは我慢しかなさそうです…(苦笑) ![]() |
夏のあらし! 第4話「想い出がいっぱい」2009-04-27 Mon 12:15
夏のあらし! 第4話「想い出がいっぱい」
相性の合った相手と“通じる”と、その力を借りて時間を跳ぶことができるあらし。 そんなあらしの秘密を知り、彼女の力になることを誓った一だったが、いまだに彼女が幽霊だということは信じられずにいた。そんなある日、一たちは、黒髪の女の子を主役にした自主映画を撮影したいという学生達に協力することになる。あらしとともに撮影場所となる大倉山高等女子校を下見に行った一と潤は、そこで戦時中に写された1枚の写真を見せられる。そこにはあらしと、カヤという金髪の少女が写っていた。 今回はカヤ登場。 しばらく会ってなかったのに、なぜ“通じる”という共通認識があるのかは、今のところ置いといて… 「淑女たるものは…」と言っているように、かなり雰囲気が漂っている女性です。 1話のイメージはある程度捨ててもらった方が…。 落ち着いた、雰囲気のあるカヤという女性が、ケーキ一つであそこまで意地を張って…というギャップが面白いんですがね。<アニメ第1話 原作と話が多少前後しているものの、大筋は一緒です。 こっちの方がキャラの心理変化としては納得いくものになってます。 (潤が、あらしの芝居を見て60年前の人だと信じたあたりとか) 一(はじめ)の幽霊への…というかあらしへの見方も変わってますね。 原作だと、写真が本当に古いものだと判明するまではかなーり疑ってました。 タイムトリップをしていない潤の方が幽霊という事実を先に信じたくらいですからね(笑) アニメ版はなかなか男気溢れる性格になってたりしますね。 ![]() |